びゅーてぃふるらいふ

浴衣の正しい洗い方♪自宅の洗濯機でも安心な洗い方とは?



夏に着る浴衣は素肌の上に着る上に汗から

逃れることはできません。

「クリーニングに出さなければいけないし頻繁には

着れない…」と思って袖を通すことに二の足を

踏でいる人も多いのではないでしょうか?

 

ですが、自宅で洗えるとなると気軽に着ることが

できると思いませんか?

 

今回は自宅での浴衣の洗い方について詳しく

お伝えしていこうと思います。

 

 

浴衣の洗い方を失敗すると?

浴衣は自宅で洗えるものがほとんどですが、

洗い方を間違えると悲惨なことになってしまいます。

 

<他の洗濯物と一緒にしてしまった場合>

浴衣は丈が長く絡みやすいもので、さらには色落ちも

しやすいという特徴があります。

他の洗濯物と一緒に普通に洗ってしまうと他の洗濯物に

色移りしてしまう可能性があります。

 

この色移りは洗っている時よりも、脱水の際に絡んで

こすりつけられることによって起こってしまうことが

多いです。

 

<普通の洗剤で洗ってしまった場合>

綿や麻素材が多い浴衣ですが、綿や麻は大変縮みやすい

素材です。

普通の洋服でも縮んでしまいますが、浴衣の場合は丈が

短くなってしまっては着ることができなくなりますので

避けたいところですね。

 

また、シワにもなりやすいので強い脱水も避けたほうが

いいでしょう。

綿や麻ではなく、ポリエステル素材の浴衣であれば

シワや縮みの心配はしなくても大丈夫です。

 

 

 

浴衣の洗い方で重要なのはたたみ方?

浴衣を自宅の洗濯機で洗う際、型崩れやシワができないように

する為には正しくたたんでネットに入れることが重要に

なります。

 

たたみ方は、浴衣の背縫いのところを中側にしてザックリと

たたむ袖だたみで。

 

『着物のたたみ方(袖だたみ)』 MIYUKI-KIMONO Web 着物レンタル貸衣装事業部

 

袖と袖を背縫い側で合わせ、袖山、脇線、襟の先を左右きっちり合わせます。

 

この時、襟の中身がよれないようしつけをすることをオススメしますが、面倒な場合は

洗濯バサミで止めてしまっても大丈夫です。

袖を合わせた状態で、袖側を中に三つ折りにします。

さらに半分に折って洗濯ネットに入れます。

 

 

浴衣の洗い方(目立つ汚れがない場合)


まず始めに、使う洗剤は中性のお洒落着洗剤、洗濯のコースは

ソフト、ドライクリーニング、おしゃれぎ洗いなど優しく

洗うようなものを選びましょう。

 

 

洗う前に目立たないところに使う洗剤を付けて5分放置し、

色落ち確認をするとbestです。

 

次に、前の項目でお伝えしたように、洗う浴衣はネットに

入れてください。

柔らかい状態で仕上げたい人は構いませんが、パリっとした

状態に仕上げたい人は洗濯用のノリを入れるといいでしょう。

 

最後に、洗い上がった後の脱水はシワになるので極力さける

ことをオススメします。

どうしても水分を飛ばしたいという人は数十秒程度の短時間

にしてくださいね。

 

 

浴衣の洗い方(目立つ汚れがある場合)

食べこぼしや化粧品のシミ、汗や泥はねのシミなど部分的な

目立つ汚れがある場合は洗濯機に入れる前にシミだけを

部分洗いしておきます。

 

中性のお洒落着洗剤をハブラシにつけ、トントンと汚れを

たたき出します。

そして軽く水で洗い流したのち、前の項目で紹介した手順で

洗濯機で洗ってください。

もし白地の浴衣の白い部分にシミがある場合は酵素系の

漂白剤でシミを取っても構いません。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

浴衣の洗濯って意外と簡単ですよね?

洗うことが大変だと思ってなかなか着れていなかった人

今年は存分に浴衣での外出を楽しんでみてはいかがでしょうか。