(最終更新日:2016年8月22日)
日常生活で頻繁に頭痛に襲われる人、頭痛薬が手放せない人って意外といらっしゃるようです。
酷い症状になると吐き気をもよおすこともありますよね。
その辛い頭痛、もしかして原因は肩こりかもしれません。
もし頭痛が解消できる方法があるのなら知りたいとは思いませんか?
Contents
頭痛と肩こりの原因は筋肉疲労?!
頭を支える筋肉は、頭、首、肩、背中へとつながっているものが代表的です。
その筋肉の疲れが肩こりとなり、頭痛を引き起こす原因となっているのです。
肩こりが原因で起こる頭痛は「肩こり頭痛」「緊張型頭痛」と呼ばれています。
・会社で一日中パソコンを使っている
・姿勢が悪い
・身体が冷える環境にいる
・目が疲れる作業を常にしている こんなライフスタイルに心当たりのある人で、頭痛をもっている人は肩こりが原因で引き起こされているのかもしれません。
なぜ、筋肉疲労で頭痛がおこるの?
首や肩の筋肉が疲れると乳酸という疲労物質がたまり、筋肉が硬くこわばって痛みが生じます。
硬くなった筋肉は血管を圧迫するため、結構が悪くなって疲労物質が取り除かれにくくなります。
これが「こっている」という状態です。
肩がこると、頭の筋肉と近い筋肉が硬くなっているということであり、
頭に血が流れにくい状態となります。 それが頭痛の原因なのです。
「頭痛体操」を動画で説明♪
肩こり頭痛を緩和させるのに有効なのは、「筋肉の緊張をほぐす」ということです。
ここでは簡単筋肉の緊張をほぐすことのできる「頭痛体操」というものをご紹介したいと思います。
- 正面を向いて頭を動かさないようにする
- 両手を胸の高さで保ち、水平に腕を振る
- 体の中心をコマの軸のようにして左右交互に繰り返す。
この体操のポイントは「頭を動かさない」ということです。
1回2分でOK。 立っている状態でも座っている状態でもどちらでも構いません。
ぜひ試してみてください。
実際の体操を動画でもご紹介しておきましょう。
頭痛体操
その頭痛は大病が原因かも?!
頭痛の大半は「片頭痛」「緊張型頭痛」と言われていますが、
みなさんもご存知のとおり、頭痛の影には大病が潜んでいることもあるのです。
日頃これらの頭痛に悩まされている人は大病を見落としてしまう可能性もある為、痛み方の違いには注意が必要です。
「緊張型頭痛の痛み方」
・後頭部から首筋にかけて、圧迫感や緊張感、頭重感を伴った痛みを感じます。
また、頭をハチマキでしめつけられるような痛みの場合もあります。
・いつからこの症状なのか?というくらいになんとなく痛みはじめ、ダラダラと痛みが 持続します。
・頭痛と一緒に肩や首のコリを感じることが多いです。 「大病が潜んでいる可能性がある痛み方」
・突然始まり急にピークに達します。
・経験したことのないほどの激しい痛みに襲われることがあります。
・後頭部に痛みを感じます。 ・吐き気や嘔吐、意識の低下を伴います。
頭痛は何科にかかれば良い?
頭痛が起こって医療機関を受診しようと思った時、どの診療科に行けばいいか迷った人は少なくないでしょう。
風邪が原因だとわかっているなら内科でも構いません。
しかし、頭痛だけの症状の場合、一般の内科では対処しきれないことがあります。
頭痛の受診で一番オススメなのは頭痛を専門に診ている「頭痛外来」です。
ですが、大きな病院でもないことがある診療科ですので、その場合は「神経内科」や「脳神経外科」がいいでしょう。
脳やその周囲の血管、神経系のトラブルを専門としているので、血管、神経、筋肉が原因であるコリからの頭痛の場合でも適しているといえます。
まとめ
頭痛は酷くなると日常生活にも影響を及ぼすものです。
すっきりと毎日を過ごしていく為にもいち早く解決させる為にぜひ参考にしていただければと思います。
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