冬の光熱費は、ほとんどが暖房代になりがちです。
今回は電気ストーブと石油ストーブを、節約目線で比べてみました。
それぞれの特性を知って、あなたのご家庭に合った方を選びましょうね!
Contents
電気ストーブの特性を知ろう!
電気ストーブと石油ストーブ、二つを比較するには、
まずそれぞれの特性を知らなければいけませんよね。
まずは、電気ストーブの特性から、ご紹介したいと思います!
まずストーブとは一般に、
暖房器具の中で熱源が表面に出ている物のことをいうようです。
その熱源の違いが、ストーブの種類の違いになるんですね。
ですので、ストーブの中で、
ニクロム線などの発熱体に電気を通すことで熱を発生させている物のことを、
電気ストーブと呼びます。
電気ストーブの一番の特性は「ものを燃やさずに熱が出せる」ことです。
二酸化炭素などが発生せず、クリーンな暖房でもあります。
そして、スイッチを入れるとすぐ温かくなるのは大きなメリットですね!
そして、デメリットとしてはコンパクトな製品が多いため、
広い範囲を暖めるのには向かないということ。
そして、長時間の運転では電気代がかさむということが挙げられます。
石油ストーブの特性を知ろう!
次に、石油ストーブの特性をお話します。
石油ストーブは気化した灯油を燃やすことで熱源にしています。
こちらは実際に火を燃やして熱を発生させているので、
点火時以外の電気を使わず、節電能力が高いのがメリットです。
また、製品によってはスイッチの他にもライターなどで点火することができるものがあり、停電した際にも使えますよ!
また、石油ストーブの多くは、上部が天板状になっており、
そこに物を置いて調理などができます。
乾燥対策にやかんをかけておく、といった使い方も一般的ですね!
デメリットは、灯油を継続して購入する必要があることと、
どうしても使い始めなどに、灯油を燃やした時の
独特の匂いがすることでしょうか。
石油ストーブの危険性を知って使いこなそう!
長時間・広範囲の暖房に向いている石油ストーブですが、
注意点もいくつかあります。
まず大事なのは「燃料は必ず灯油を使うこと」です。
ガソリンや、別のものが混ざった燃料を使うのは、大きな事故の原因になります。
また、火を使うものですので
「燃えるものを近くに置かない」ことも重要です。
特に、石油ストーブの上は温度が高いため、
洗濯物干しとして利用しようとして、
落下した洗濯物から火事になる……という事故は毎年多く起こっています。
これから乾燥する季節になりますし、
火災に繋がらないよう十分気を付けましょう。
そして、石油ストーブならではの注意点として
「1時間に1~2回程度の換気」があります。
一酸化炭素中毒を防ぐため、こちらも必ず行いましょう。
部屋別使い方編
次は、電気ストーブと石油ストーブの、
部屋ごとの使い分け方についてお話します。
前述のとおり、電気ストーブは広い範囲での使用が
あまりおすすめできません。
ですが、本体が軽く持ち運びがしやすいこともあり、
キッチンやトイレ、寝室など色々な場所に持って行って使うことができます。
反対に石油ストーブは灯油のタンクがある分重いため、
リビングなどの比較的広い場所に、据え置いて使うのがよいでしょう。
部屋がいくつもある場合など、
広さや状況によって暖房をうまく使い分けていきましょう!
特性を生かして今年の冬は寒さを乗り切ろう!
いかがでしたでしょうか。近頃は急に冷え込んできて、
そろそろ新しく暖房器具を買おうかな?
という方も増え始める頃だと思います。
『クマムシ – あったかいんだからぁ♪』
(もう懐メロなんでしょうか? 実はフルで聴いても良い曲です)
狭い場所で短時間使用なら電気ストーブ、
広い場所で長時間使うなら石油ストーブと、
状況によってどちらがお得かは変わってきます。
それぞれの特性を比べながら、自宅の環境に合った暖房を選んでくださいね!
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