子どもはよく熱を出すもの。 出していても元気にしていることもあって、ついつい軽く見がちです。
しかし油断は禁物。数日以上、子どもが熱を出すときは、 何かしらの理由が裏にあるものなのです。
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元気でも高熱が続く場合は病院へ!
三日以上子どもに熱が続くと、子どもの体に悪影響を及ぼす可能性が出ています。
元気な場合でも一度小児科に受診すると良いでしょう。
このような状態の時、つい慌ててしまいがちです。
(引用元:earth-gift.hatenablog.com)
しかし子どもが熱を出しているときこそ、お母さんは冷静になる必要があります。
「子どもの熱がいつから出たのか」 「熱はどのような経過(上がったり、下がったりの波の程度や頻度)を辿っているのか」
「水や食物をちゃんと取れているのか」 調べがつくものであれば、
調べて小児科に受診したときに医師に伝えることが出来れば、
早期の治療が出来、子どもも早く回復することが出来るでしょう。
高熱が三日以上続くときの原因は?どんな病気?
高熱が三、四日続くような原因の多くは、一歳未満であれば、突発性発疹症。
もう少し大きくなると水ぼうそうにかかることもあります。
(引用元:kodomo-byouki.info)
突発性発疹症は数日高熱と豆粒くらいの紅い発疹が上半身を中心に広がります。
この発疹はかゆみを発しますが数日で消え、後に残ることはありません。
水ぼうそうは水ぶくれのようになる発疹と数日続く熱が特徴です。
発疹は水ぶくれになると強烈なかゆみを起こします。
やがて水ぶくれになった発疹はかさぶたになってはがれます。
高熱が5日以上続くときの原因は?どんな病気?
4,5日以上高熱が続いて激しい咳が見られる場合は、気管支炎、肺炎などを疑う必要があります。
風邪がこじれていないときの高熱で、かかると危険なのが川崎病です。
(引用元:maternity-march.jp)
この病気は頸部のリンパ節に特徴的なはれが見られ、
手足のむくみや目が赤く充血、発疹が出ます。
原因が分からず、また冠動脈が詰まることもあり、 それが心筋梗塞につながるので、
川崎病かと思ったら、すぐに病院に行きましょう。
解熱剤を有効に使おう
基本的に子どもの解熱剤は体温が38度未満で、 食欲や活気が見られる状態では解熱剤は使わない方が良いでしょう。
解熱剤は効果が大きく、 子どもの体を冷やしすぎになってしまうこともあります。
使うとしたら解熱剤の中でもアセトアミノフェンが入っているものは 副作用が最も少なくおすすめです。
(引用元:192abc.com)
ただ子どもが38度以上の高熱が続くと、逆に体温を解熱剤で下げにいきましょう。
あまりに高熱が続くと、脳や内臓などに影響が出てしまうことがあるためです。
普段から子どもの平熱を知っておくのが大事
子どもは自分の症状を親や医師に上手く伝えることが出来ません。
また体温は一般的に36~37度と思われがちですが、それも個人差が多くあります。
(引用元:afun7.com)
このようなとき、子どもの体調を推し量る材料の一つとして「体温」があります。
子どもの平熱を知っていれば、いざ熱があがったとき、 子どもの体調を調べる上での大きな材料になるのです。
子どもがいざ熱があがったときに、慌てないように、 平熱は常々知っておくことが大事になります。