自分の汗の匂いに気になったことはありますか?
一度汗をかいてしまうと洋服に染み込んでしまい一日中匂いが取れ無くなってしまいます。香水などのスプレーを吹きかけても一瞬は匂いが消えるもののまた汗臭さが出てきてしまうので一日中嫌な気持ちをしなくてはなりませんよね、、、
今回は汗の匂いが気になる方に向けて汗の匂いの原因から対処法、予防法をご紹介していきたいと思います。
Contents
汗の匂いの原因は?
そもそも“汗”とは臭いものといったイメージが強いですよね。。実はこの汗、出たばかりの時は無臭でニオイなんてしないのです、、、!汗をかいた後になんだか嫌なニオイだなと感じるときは汗そのもののニオイではなくニオイ分質のせいなのです。
ニオイ分質とは・・・汗をかいた後に皮膚の汚れと混ざり最近を作り出します。それによって汗臭さが出てくることをニオイ分質といいます。
ではそのニオイ臭が出てくる原因についてご説明していきます。
原因1 汗腺や汗の質による汗臭さ
汗腺とは汗を分泌する皮膚腺のことを指しますが、汗腺は血液の血しょうを汲み取り、分離して“汗”として排出する働きをしています。分離する働きが通常で行われている時にかく汗は無臭なので汗をかいたばかりの頃は嫌な匂いはほとんどしません。ですが、汗を作るための汗分離機能がうまく働かずにいると、血しょうの成分が残り肌のベタつきが残るような汗になってしまいます。肌のベタつきが残るような汗をかいた場合は雑菌が繁殖してしまい、嫌な匂いが発生してしまうのです。
原因2 汗を拭かないでいること 通気性の悪い洋服を着ていること
どんなに汗腺の働きを良くするように対策をしても汗臭さが摂れないことがあります。その原因の1つ目は汗をかいても放置しておく。そうすることで雑菌が繁殖し、イヤなにおいを排出させます。2つ目は通気性の悪い洋服を着用。通気性の悪い洋服を着ていると匂いがこもってしまい蒸れてイヤなにおいが発生してしまいます。
原因3 食べ物によってニオイを強くさせる
日々口に入れているものは身体に大きく影響します。動物性脂肪(魚介類を含む動物の乳,肉,卵などの脂肪)をたくさん摂取しているとアポクリン腺という分泌物が刺激されてしまうため、汗のにおいが強くなってしまうと考えられています。更に匂いの強い食べ物(ネギ、ニラ、にんにくなど)といった刺激の強い食べ物もニオイの原因になると言われています。
また飲み物ではアルコール類に注意が必要です。呼吸や汗を通じて排出されるため、飲みすぎて分解が追いつけなくなるとニオイやすくなります。更に口臭もニオイやすくなってしまいます。
食べ物以外にも喫煙することで体内での酸化過程が促進し体臭の原因になっている可能性も考えられます。
汗の匂いの対処法は?
これから原因にそって対処法をご説明していきたいと思います。
“汗腺や汗の質による汗臭さ”の対処法
ココ最近は暑いと冷房をつけなければ熱中症になってしまう恐れが出てきますし、外で遊ぶことも危険とされていて汗をかく機会が減ってきています。そのため汗腺の機能が衰えておりニオイ物質の多く含む汗を出しやすくなってしまうのです。そのため少ない量の汗でも臭ってしまうのです。対策としては運動をして汗をかく、お風呂に浸かって汗をかくといったことが効果的になってきます。
お風呂に入って汗腺を鍛える方法は
①半水浴をする(温度は43度ほど。量は少なめにお腹の下辺りまでが理想です。大体10~15分ほど浸かってみましょう。)
②次に温度の低いお湯を入れます。(肩くらいまで入れてください。高温で手足が温まったため、交感神経をリラックスさせる効果を得られます。)
③お風呂から出た後タオルで体を拭き、汗がひくまでは衣類を着ないでおきましょう。この間に干すつケアを行ってもいいですね♪
です。汗をかくと気持ちがいいですしチャレンジしてみてください♪
“汗を拭かないでいること 通気性の悪い洋服を着ていること”の対処法
通気性の悪い洋服は空気を逃さず匂いがこもるため汗臭くなってしまいます。そこでおすすめするのが通気性のいい素材の「綿」です。綿は天然の素材ですし吸収性もとても良いですし、綿素材のインナーを着るだけでもトップスまで汗がシミないで済むのでおすすめです。
また「ポリエステル」は吸収しにくいですが商品タグに吸湿、即乾や抗菌防臭加工済みと表記してあるものは吸収性があるのでチェックするといいですね。
補足ですが汗の臭いを落としたいときにはアルカリ性の洗剤を使うといいでしょう。ニオイの原因になる分質は弱酸性のものがほとんどですので中和のできるアルカリ性洗剤で洗濯すると匂いが取れるかと思います。また重曹も同じ役割を持っています。
“食べ物によってニオイを強くさせる”の対処法
逆にニオイを抑えてくれる食べ物とは
緑黄色野菜や緑茶、大豆などの抗酸化食品(ビタミンCやβカロテン、ビタミンE、カテキン
)は体内に摂取されたタンパク質や脂質などの酸化を防いでくれる働きがあります。
お酢や梅干し、海藻類はアルカリ食品といい、体内での乳酸の発生をおさえてくれる効果があります。
その他にも植物油や果物は体臭の予防・改善効果があり、
納豆やヨーグルトなどの発酵食品も大衆の予防に効果的です。
食事の他にもサプリメントを飲むのも一つの手ですがサプリメントを飲んでいるから食事は適当でいいというわけではありません。食事をキチンと取った上でサプリメントも取り入れるようにしましょう。
汗の匂いの予防法は?
予防法も対策と似ているのですが食べ物に気をつけること。そしてお風呂に入って汗をかき汗腺を鍛えること、さらに体を洗う時はゴシゴシと力を入れて洗いたくなりますが強い力でこすると肌にダメージを与えてしまいます。あくまでも優しく撫でるように洗ってあげることが大切です。
まとめ
いかがでしたか?
まとめると
・汗をこまめに拭き、通気性のいい(吸収性のある)洋服を選ぶ。
・肌を清潔に保ち、食べるものに気をつける
・汗腺を鍛えるために半身浴、スポーツをして汗をかく
に気をつけることが大切だということがわかりました。
汗の匂いは気になってしまいますが、気にし過ぎも返って汗の量を増えてしまうと言われています。汗は誰だってかくものですからあまり神経質にならずに夏を楽しみましょう♪
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