先輩や上司に仕事を頼まれて、「了解しました!」と答える人は多いのではないでしょうか。
普段何気なく使っている「了解しました」って実は相手によってはふさわしくない言葉だってこと知っていましたか?
意外と知られていない「了解」の本当の意味をお教えしますので、今後同じ過ちを繰り返さないようにしましょうー!
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ついつい使いがち「了解しました」がNGな相手とは
(引用元:xn--gck7ah8ql75mnn3b)
仕事中に「了解しました!」と使うケースは結構あると思います。
本当の意味を知らないからこそ、先輩や上司に対しても「了解」という言葉を使ってしまうと思います。
端的に言うと、先輩や上司に対し「了解」という言葉を使うのはNGです!
当然お客様に対しても「了解しました」と使うのは大変失礼な行為にあたります。
何気なく使っていると思いますが、先方が厳しい方なら尚のほかダメですよ!!
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「了解」の意味とは?
(引用元:nanapi.jp)
そもそも「了解」ってどういうときに使ってどういう意味なの?
そう思われた方も多いと思います。
「了解」というのは上位や権限者が下位の者に許可を与える言葉です。
つまり上から下への許可・了解ということですね。
そのため、上司や先輩があなたに「了解」と使うのであれば正しい使い方と言えます。
「了解致しました」はOK?
(引用元:create-reality.jp)
それでは目下の人が目上の人に敬語として「了解」に「〜〜致しました」という敬語を付ければOKでしょうか。
その答えはNGです。
はっきりNGというわけではありませんが避けたほうが良いですね。
そもそも「了解」が目上の人から目下の人に対して使う言葉ですので、それに敬語をつけるとあべこべの表現になってしまいます。
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「了解」の使用例
(引用元:sozai-good.com)
では正しい「了解」の使い方をお教えします。
先ほどから度々説明している通り、目上の人から目下の人に対して使うのは問題ありません。
よって部下や後輩に対して「了解」を使う様にしましょう。
その場合も、単に「了解」とするのではなくて、「了解です。ありがとう。」などと一言添えるといいかもしれませんね。
「承知」を使うべき?
(引用元:higoone.com)
目下の人へは「了解」を使っても問題ありませんが、目上の人には「了解」を使わないとするならば、どんな言葉がいいのでしょうか。
ビジネスマナーなどでもよく言われることですが、目上の人には「承知」という言葉を使う様にしましょう。
当然その場合も「承知」だけではなく「承知しました。」や「承知致しました。」とするほうが当然良いに決まってます。
今度上司や先輩から話を振られた場合は、「承知しました」とスマートに回答してみましょう!