（最終更新日：2016年11月4日）
できてしまうと治りにくい顎ニキビ・・・。
大人になってからできることが多い為「大人ニキビ」とも言われているのですが、
どんな原因で出来てしまうのでしょうか？
しつこい顎ニキビの治し方まで調べてみました！
Contents
顎ニキビは大人のもの？原因はホルモンとストレス・・・？
大人になってからできやすい顎ニキビ。
その原因の多くはホルモンの乱れやストレスにあります。
とくに女性は、生理前になるとニキビができやすくなります。
女性の生理周期には、卵胞ホルモン（エストロゲン）と黄体ホルモン（プロゲステロン）があり、
この分泌バランスは一定周期で変わり肌に様々な影響を与えます。
主にエストロゲンよりプロゲステロンの方が優位になると皮脂の分泌が増え、
それによって毛穴が詰まり顎ニキビができやすくなります。
毎日の生活で感じるストレス、
生活環境の変化
もニキビができることに大きく関係しています。
人はストレスを感じると体が緊張状態となり、血流も悪くなります。
すると血流の流れを体が整えようと「ジヒドロテストステロン」という男性ホルモンが分泌されます。
このホルモンには顔の皮脂腺を活発にする働きがあるので、
結果としてニキビができやすくなってしまうのです。
顎ニキビができると、どんなことを疑ったほうがいいの？
ホルモンバランスの乱れやストレスは自分である程度気づくことができますが、
それ以外にも体に起こっている不調が、ニキビのできる場所によってわかる場合があります。
顎まわりにニキビができる場合は、胃や腸の調子が悪いことが疑われます。
タバコの吸い過ぎや刺激物の摂り過ぎで胃が荒れてしまっていたり、
便秘や下痢が続いていると、
食べたものが正常に消化されにくくなり、
胃や腸にある不要物が腐敗し毒素となって体内をまわり、肌にも不調が現れてきます。
顎まわりにニキビができた時は、暴飲暴食などしていないか注意してみましょう。
ニキビを作らない、増やさないためのケア方法は？
生理周期に合わせ、食生活に気をつけてみましょう。
1日３食油っこいものや砂糖を多く使用しているものをさけ、
ビタミンのたっぷり入ったフルーツや野菜を多く摂ります。
スキンケアでは、刺激の少ない洗顔料をたっぷり泡立て優しく洗います。
朝も洗顔料を使って皮脂を落とすことが肝心です。
そして洗顔後は、必ず化粧水などを使って保湿をします。
肌は乾燥すると危険を感じて皮脂をどんどん分泌します。
生理前は肌が敏感にもなっているので、いつもより刺激の少ない化粧品を選ぶようにしましょう。
顎まわりはついつい指で触ったり、何気なく頬づえをつくなどして汚れやすい場所です。
外的刺激にも注意しましょう。
食事と生活習慣でニキビを撃退！簡単便利な方法は？
ビタミンA・C・Eが豊富に含まれたものを積極的に食事に取り入れましょう。
特にビタミンAは、皮膚や粘膜の潤いを高め肌のターンオーバーを高めてくれる働きがあります。
旬のフルーツを食べると考えればわかりやすいですね。
トマトも美肌効果が高いのでオススメです。
普段ジュースを飲む人は、飲み物は水かお茶を選ぶようにしましょう。
とくに水は体内への吸収率が高いので、体が内側から潤います。
朝起きた時やお風呂あがりには、たくさん水を飲みましょう。
基本的と思われるかもしれませんが、美肌に近づくには
早寝早起き、
適度な運動
十分な睡眠
が不可欠です！
運動をすると成長ホルモンの分泌が促される為、
肌の新陳代謝も高まりできてしまったニキビも治りやすくなります。
普段何気なく使っているエスカレーターを階段に変えるだけでも効果がありますよ！
ニキビにはなんとピルが効果的？噂の真相は！？
ピルを服用すると肌がきれいになるという噂があるようなので調べたところ、
その効果が確かなことがわかりました。
ピル本来の目的は避妊ですが、生理前になると増える男性ホルモンの活性を抑える効果があります。
この男性ホルモンは、皮脂分泌を過剰にするので肌が脂っぽくなりニキビの原因になります。
ピルを飲むことで女性ホルモンを補いニキビを改善してくれます。
ニキビに効果的なのは低用量ピルです。
低用量ピルにはエストロゲン、プロゲステロンが含まれており、
体内のホルモンバランスを妊娠している状態にして排卵が起こらないようにするのです。
エストロゲンは、別名「美肌ホルモン」とも言われているのをご存じですか？
皮脂の分泌を抑えて女性らしい体を作ったり、肌のキメを整える働きのあるホルモンなのです。
いかがでしたか？顎ニキビが大人ニキビと言われるのには、ちゃんと理由がありましたね。
「美は一日にして成らず」です！
自分のホルモンバランスを意識しながら、ニキビのないつるつるなお肌を目指して下さいね！