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初節句!お返しの時期やギフトは?マナーまとめ


(最終更新日:2016年10月26日)

 

お子さんが初節句を迎えると、お父さんお母さんは準備に大忙しになりますよね。

沢山の方からいただくお祝いなどのお返しの準備やのしの書き方、礼状の準備に明け暮れるかもしれません。

そんな準備を少しでもスムーズに行うためにも、段取りをもう一度確認してみてくださいね。

 

お祝をもらったら?

現金でお祝いをいただいた場合は、どうすればいいのでしょうか?

現金の場合はとても簡単で、いただいた額の半分をお返しすればいいんです。

問題は、羽子板やお雛様などの物でいただいたときです。

いくらのものをいただいたのかが全く分からない状況では、

どんなものを返すべきか想像しにくいですよね。

特にいただいた人によってお返しを変えたい場合の相場などはどれぐらいなのでしょうか。

 

お返しの相場は?

 

実際にものでもらった時のお返しとして、相場はいくらぐらいなのでしょうか?

家族の中でも親戚や兄妹、祖父母などによって変わってきます。

【祖父母】

祖父母の場合、気合を入れて兜やこいのぼり・お雛様を送ってくださる方も多い

→基本的にはお返しは不要

ただし、お祝いの席にいなかった場合は、

内祝いとして柏餅・赤飯・紅白砂糖・かつお節などを贈るのが定番

 

【兄妹】

贈り物の相場は5000~10000円

→祝いの席に招待する場合、お返しは不要

招待しない場合は内祝いとして2500円~5000円のものを用意

 

【親族】
兄妹と同じく、相場は5000~10000円

祝いの席に招待する場合のみ不要

招待しない場合はいただいた半分を内祝いとしてお返し

 

【友人】

お祝の相場は3000~5000円

お返しは半分の1500~2500円

 

参考にしてくださいね(^^)v

 

お返しに送る最適なものは?

祖父母場合、自分たちの血のつながりがある子供さんを見るはすごく楽しみなことです。

いつでもそばで見ていたい!

そんな気持ちを察して、写真を送ってあげると喜んでくれるのではないでしょうか。

今はこんな感じですよ~とか、

これだけ成長しましたよ~という意味を込めて

一枚でも多くの写真を用意してあげましょう。


 

のしの書き方は?

 

お祝いをいただいたら、基本的にはお祝いをした日から数えて

1週間以内とされているそうです。

少しでも早くお返しをしてあげると良いかもしれませんね。

のしを書いてもらう時に、お返しの場合は「内祝い」「初節句内祝い」

と書いてもらうようにしてください。

名前は苗字を書かずにお子さんの下の名前だけを書いてもらって贈るようにしてくださいね。

 

お礼状の書き方は?

 

お礼状を書くときに、気をつけたいことが2点あります。

まずは「素敵なお品をありがとうございます」ということです。

お礼状の書きだしは、

「拝啓 皆様におかれましては、ご健勝のこととお慶び申し上げます。」です。

そして、素敵な品をもらったことを書いたら、

次は子供さんの近況報告をしておきましょう。

これで素敵なお礼状の出来上がりです。

 

【両親へのお礼状】
春便りのうれしい季節になりましたが、お父様、お母様いかがお過ごしでしょうか。
先日は、〇〇に見事な雛飾りをありがとうございました。
早速飾り付けした雛人形、〇〇も嬉しそうに毎日見ています。
お陰様で、〇〇はすくすくと元気に成長しております。
いつも見守っていてくださり、ありがとうございます。
雛飾りの前で何枚か写真を撮りましたので同封いたしますね。
どうぞご覧ください。
まだまだ寒さも残るこの時期、
体調を崩されないよう、お体にお気をつけくださいませ。

 

【目上の方へのお礼状】
拝啓 皆様におかれましては、おかわりなくお過ごしのことと思います。
この度は、長女○○の初節句に際して、心のこもったお祝いを頂戴いたしまして、ありがとうございました。
おかげさまで、体重も順調に増え、元気に育っております。
生まれたときには、心配した〇〇ですが、元気に育っており、
今では怪我をしないか?と心配するほど。
お雛様の前で毎日はしゃいでいます。
ささやかではございますが、心ばかりの内祝いを贈らせていただきます。
まだまだ寒い日がありますので、どうか皆様お体にお気をつけてください。

 

内祝いだからと手を抜くようなことをせずに、

できるならばいっしょに祝ってくれたことを感謝しながらお返しを贈りましょう