インフルエンザの時期になると『予防接種』を受けるか受けまいか迷っちゃいますよね。
『正直、受けても意味ないし……』 本当にそうなのでしょうか?
この疑問に解決するべく、独自にインフルエンザの情報を集めてみました。
気になる方はご一読お願い致します。
2015年インフルエンザワクチンが値上がり!その理由とは?
2015年10月1日からインフルエンザの予防接種が開始されました。
それに伴い、接種費用が上昇したことをご存知でしょうか? 上昇した理由は主に次のようです。
・原料が増加し、卸値価格が上昇したため。
何故原料が増加したかというと、
・去年までは3価ワクチン(3種類の抗原)だったのを4価ワクチン(4種類の抗原)に変更したため。
だと言われています。
今までA型インフルエンザに特効した予防接種を提供していたのですが、
近年B型インフルエンザを発症する人が増えたため、『A型2株、B型2株』の両方に効く薬を制作したのです。
これによって全体的の摂取料金は「500~700円の増加」を余儀なくされました。
こういった背景で、値上がりしたんですね。
予防接種を受ける意味は?
予防接種を受ける意味は、もちろん「インフルの予防」をするためです。
体内に病原菌を入れることで、インフルの抵抗を持つことができます。
しかし、抵抗を持つことで、100%予防されるとは限りません。
およそ『30%』の有効性と考えられています。
そうなると「意味が無い?」と考えられがちなのですが、予防接種にはもう一つの効果があります。
それが『重症化の防止』なのです。 仮に、インフルエンザにかかったとしても、予防接種をしておけば、
体内の抗原が初期段階から病原菌を攻撃してくれるのです。
これがあるかないかで、治りの早さも変わるので、予防接種を受けておいた方がいいでしょう。
予防接種を受ける時期は?
『11月中』 これが予防接種を受けるべき時期となっています。
冒頭で申し上げた通り、インフルのピークは1月です。つまり、12月から徐々に拡大していくわけです。
その拡大に巻き込まれないためにも11月中に受けておく方がいいでしょう。
ただ、この時期は医師不足で、受ける機会が少なくなります。
駆け込みで受けに行くのではなく、予約で受けたほうが、スムーズに受けられると思いますよ。
まとめ
いかがだったでしょうか?
インフルに関しての基礎知識はこのような感じになります。
近年「受けなくてもいい!」という考え方が増えたうえ、この値上がり。
国は、さらに接種率が下がると危惧しています。
インフルエンザの拡大防止の方法は、皆が予防接種を受けることなのです。
そのためにも、一丸となって、受けるようにしてもらいたいものです。