びゅーてぃふるらいふ

突き指はテーピングが必要?病院へ行く目安は?


スポーツに怪我はつきものですよね。

実は、頻繁に起こる割によく見過ごされがちな

怪我があります。

 

そう、突き指です。

 

昔、バスケで突き指した友達が、突き指した指に湿布を

巻いていました。

本人いわく「冷やせば治るさ」とのことです。

 

突き指には湿布を巻いてもあまり効果がありません。

今回、突き指に有効な治療法をまとめてみました。

 

 

 

 

突き指の時にテーピングの意味は?湿布ではダメなの?

突き指の時にテーピングする理由は大きく分けて2つ

①回復を早くするため

突き指の回復には、患部を動かさないことが重要になります。

テーピングして固定することで、患部が動かなくなるので、

その分回復が早くなります。

 

②周りへのアピール

怪我をしていることを周りに伝える効果があります。

これにより、周囲の人たちが患部が悪化しないように

気遣ってくれるようになります。

 

 

湿布とテーピングの違い

湿布は患部を冷やすためにします。

テーピングは患部を固定するためにします。

 

突き指してから10分以内はとにかく冷やすことが

大事なので、湿布を使うこともあるかも知れません。

しかし、残念ながら湿布は冷却効果が薄いのであまり

お勧めしません。

 

それより、氷枕や、氷の入ったビニール袋を患部に当てた

方がよく冷えます。

一番のお勧めは、氷と水の入ったバケツに、指だけでなく、

手首までつける方法です。

 

テーピングはいつ使う?

テーピングは患部を十分冷やし切ったあとに使います。

テーピングをして患部を固定することで、動かすことで

患部が出血してしまうのを防ぎます。

 

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テーピングの選び方・正しい巻き方とは?

突き指に一番適しているテーピングは

2/1インチ(約1、5cm)の非収縮性のテーピングです。

2/1インチくらいだと指に巻く上で細すぎず、太すぎ

ないので、巻きやすいです。

 

非収縮性だと伸びないので患部を固定する働きが強いです。

選ぶ時は、2/1インチを基準にして、指の大きい人は

これより太め、小さい人は細めを選ぶといいです。

 

個人的には、親指の爪の縦の幅と同じ太さにすると

巻きやすい気がします。

 

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テーピングを巻く時に重要なのは次の2点、

①患部を固定すること

②テーピングした全体に、適度な圧迫感があること。

 

テーピングの方法は、主に3種類あります。



<指の末端(親指の第一関節とその他の指の第一、第二関節)が痛い時>

◊患部を挟みこむようにしてテーピングを2箇所に行います。

これをアンカーといいます。固定する際のベースになります。

例えば、人差し指の第二関節が痛む場合、同じ人差し指の根元と

第一関節に1回づづテープを巻きつけます。

 

◊巻きつけた2箇所でバッテンを作るようにテーピングします。

これをXサポートといいます。指を曲げる動きを防ぎ、固定します。

 

◊バッテンの中心を縦に通るようにテーピングをします。

これをストレートサポートといいます。これも指を曲げる動きを

防ぎ、固定します。

 

◊もう1回、アンカーを行い、補強します。

つまり、人差し指の第二関節が痛む場合、同じ人差し指の根元と

第一関節に1回づづテープを巻きつけます。

 

 

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<親指の付け根が痛む場合>

手首に1周巻いたあと、親指の内側から外側に1周巻いたあと、

そのまま手首に1周巻きます。

これを2〜3回くりかえします。

 

月刊バスケットボール2015年2月号テーピング企画②『突き指(親指)のテーピング』

 

 

<指の根元が痛い時>

テーピングを手首に1回巻いたあと、手の平を通って患部の

付け根に、進行方向と反対の向きに1回巻いたあと、

また手の平を通って手首に1回巻きつけます。

 

例えば、左手の場合、親指に近い方の手首から手の平を通って、

患部の付け根にテープを伸ばした場合、左下から右上の方向に

テープが向かうと思います。

 

その場合、患部の右側から左側を通るように1回巻いたあと、

手の平を通って、今度は反対側の手首に巻きつけます。

 

この時、手の平にバッテンができていれば成功です。

 

 

 

 

突き指の時テーピングはいつまで必要?

テーピングを要する期間は患部の具合によって変わります。

 

軽症の場合、テーピングを要するのは2〜3週間です。

重症の場合だと2〜3ヶ月必要です。

 

あと、テーピングは2〜4日おきに交換する必要があります。

ちょっと痒くなってきたり、テーピング湿ってきたりしたら

交換時期と考えていいでしょう。

 

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痛みはいつまで続く?病院に行くべき症状とは?

痛みは軽症の場合、1〜2週間 で無くなります。

逆に3週間経っても痛くて仕方ない場合、それは重症の可能性が

高いです。

 

以下の場合は病院(整形外科)に行って診てもらった

方がいいです。

患部の色が紫色に変色していた場合

腫れがヒドい場合

脈打つように「ズキン、ズキン」とした痛みがある。

 

 

 

まとめ

突き指したら、とにかくすぐ冷やす!

冷えたらとにかく固定する!

 

それに尽きると思います。

 

単なる突き指だと思ってたら、靭帯が破裂していたり、骨折していた

なんて、こともあります。

 

後遺症も心配なので、「これは変だぞ!」と思った時は早めに病院に

行って診てもらった方がいいですよ!