(最終更新日:2016年10月8日)
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洗顔は刺激が少なく時間も短くが基本!!
洗顔したあと、肌がつっぱるなど、乾燥が気になりませんか? 肌に良くないのは「摩擦」と「刺激」です。
洗顔料や洗顔方法で良くも悪くもなるということです。
乾燥肌の人へのおすすめ洗顔は、2つあります。
【石鹸洗顔】
余計、乾燥してしまうイメージのある石鹸ですが、洗顔フォームより洗浄剤(界面活性剤)の刺激が弱いので、実は乾燥肌に向いています。
洗顔の目的である「余分な汚れや皮脂を落とし、肌の水分と油分のバランスを整える」を、クリアできればいいのです。
皮脂をたくさん落としすぎてしまうと、乾燥し、肌の内側から皮脂を出すので「インナードライ」になってしまいます。
洗顔するときは「Tゾーン→両頬→両目」の手順で洗います。 乾燥を感じる部分には泡を最後にのせて、すばやくすすぎます。
泡をのせる時間は10秒くらい、すすぎは8回くらいが目安です。
【ぬるま湯洗顔】
肌のバリア機能を壊さず、適度な皮脂を残せるため、おすすめです。
洗顔料は洗浄力が強く、角質を落とすため、乾燥肌には刺激になります。
ぬるま湯洗顔は肌への負担が減り、バリア機能を回復し、乾燥肌を改善します。
特に乾燥がひどい場合は、ぬるま湯洗顔を3~4日続けてください。
クレンジングはクリーム・乳液タイプがおすすめ?!
クレンジングも、洗顔と同じで「摩擦」と「刺激」を避ける必要があります。
まず、手に入りやすく始めやすいのは
【ミルク・クリーム】
刺激がすくないので「もしかして乾燥肌かも?」と思ったら試してみてください。
目元、口元はポイントメイクリムーバーで落としてから使用します。
【石鹸】
クレンジングミルク、クリームでも赤味が出たり、しみる場合は、メイク自体を薄くし、石鹸で落とします。
石鹸にも界面活性剤は少し入っているので、日焼け止めや薄いベースメイクなら落とすことができます。
【オリーブオイル・ホホバオイル】
メイクを薄くできない人は、界面活性剤を含まないオイルがおすすめです。
もともと食用なので安心ですし、メイクは油性なので、オイルで落とすことができます。
タオルも柔らかい物を選ぶべし?
メイク落とし、洗顔後はタオルで水分を拭きますが、ごわごわのタオルでごしごし拭くと、「摩擦」になります。
顔を拭くときは、柔らかいタオルでそっと顔を押さえるようにしましょう。
保湿はしっかりと!!
まず、化粧水ですが、水分と相性の良い「水溶性美容成分」を取り入れます。
肌が乾いた状態だと、あとに使うアイテムの美容成分が入っていきません。
水分を含んだ化粧水で潤わせて、美容液を浸透しやすくすることが必要です。
次に美容液ですが、乾燥肌を改善するのに最も効果的なのが「セラミド」です。
セラミドは脂質なので、化粧水に配合されていてもあまり高濃度ではないと言われています。
セラミドは美容液で取り入れて、保湿を効果的に行いましょう。
乾燥肌は、水分とともに油分も不足している状態なので、乳液、クリームで補う必要があります。
状態に合わせてどちらかを選べばいいのですが、年中乾燥を実感している人は、乳液、クリームともに使うといいでしょう。
まとめ
乾燥肌はよく聞くお悩みの一つですが、いろんな対処が必要だとわかりました。
特に「摩擦」と「刺激」に気を付けて、早めの処置をしましょう。
ひどくなりすぎて「メイクなし」の日々になったら、悲しいですものね。