(最終更新日:2016年6月5日)
2016年の節分は2月3日(水)ですね\(^o^)/
節分と言えばやっぱり豆まき!
小さいころ学校や家で鬼のお面を被った人に豆をまいた…というよりもはやぶつけた経験って誰しもありますよね。笑
でもなぜ節分に豆をまくのかご存知ですか?
日本は沢山の風習や行事がありますが大人になっても意外と内容やその理由って知らなかったりしますよね。
今回は『節分・豆まき』について解説し、 子供に「節分ってなあに?」と聞かれても簡単に答えられるようポイントを押さえていきたいと思います★
節分の由来は?
節分とはもともと各季節の始まりの日の前日を指していて、季節を分けるという意味も持っています。
季節の始まりの日とは《立春・立夏・立秋・立冬》と4つあり
日本では立春の頃を年の始めとしていたため特に重んじられていたので、
もともと1年に4回あった節分ですが次第に立春の前の日のみを節分と指すようになりました。
立春が年の始めとするならば、節分は大晦日にあたります。
節分は新年を迎えるため伝統的に行われてきた厄払い行事として神社や家庭へと広まっていったようです。
ということで節分とは
☆「季節」を「分ける」ことからつけられた名前で、各季節の前日のこと
☆昔、春は1年の始まりだとされていて重要だったのでいつのまにか立春の前の日だけを節分というようになった
☆季節の変わり目には邪気(鬼)が出ると恐れられていたのでそれらを払う行事
でした (*^_^*)
豆をまく理由は?
日本では季節の変わり目には邪気(鬼)が生じると言われており、目に見えない災いは鬼の仕業だとされてました。
それらを払い新年を迎えるために豆をまいて鬼退治をするようになったとされています。
豆は古くから生命力と魔除けの力が備わっていると信仰されており、
魔(鬼)を滅するという『魔滅』に通じていることから豆を鬼にぶつけ追い払うことで 新しく迎える年を健康で幸せに過ごせるようにと執り行われています。
また豆まきに使う豆は『福豆』と呼ばれていて、 年の数だけ食べることで福を体に取り込むことが出来ると言われています。
節分に豆まきをするのは
☆豆には鬼を退治する力がある
☆節分には鬼が現れると恐がられてきた
☆鬼に豆をまいて追い払い、新しい年を健康で幸せに過ごせるよう願った
昔から伝わっている風習ということですね♪
豆まきのルールは?
では実際にどうやって豆まきをするのか説明していきます♪
○福豆の準備
豆まきに使う豆は炒った大豆を使用します。
炒ったものを使うのは固い豆の方が鬼退治に都合がいいという事、 撒いた豆から芽が出るとそこから災いが起こる為と言われています。
節分前になるとスーパーなどで鬼のお面とセットで売っているので手軽に用意することができますね!
○豆まきを行う時間帯と人
鬼は夜に忍び込んでくると言われているので夜に家族全員が揃ってから行いましょう。
豆まきは厄払いなので、 一家の長・年男・年女・厄年の人が豆をまく役目とされていますが、
1つのイベントとしてしきたりにとらわれず家族で仲良く豆まきを楽しむのはどうですか?
鬼は本来見えないもので怖がられていたので、誰が鬼役になってもOKです♪
○豆まきのやり方
まず窓・玄関など鬼が侵入してくる場所を開けておくこと 奥の部屋から順番にスタートする
豆は上から投げるのではなく下からばらまく様になげる
- 外に向かって「鬼は外」と言いながら窓から外へ豆を投げる
- 投げ終わったらすぐに窓を閉める
- 「福は内」と言って部屋の中に豆をまく
- ~③を順にしていき、最後に玄関で行う
- 豆まきが終わったら数え年(実年齢+1)の分だけ福豆を食べる
古くから沢山の場所で伝わってきた行事なので、
各地域によって玄関から始める地域や投げる回数などは作法はさまざまですが
家族みんなの幸せを願いながら楽しんで行こことが大切だと思います(^O^)
まとめ
節分ついての解説と、子供に伝えるときに押さえておきたいポイントを☆マークで記載しましたがいかがでしたか?
日本の伝統文化を子供に伝えていくことはとても大切なことですよね!
ばっちり予習しておいて、節分を家族みんなで楽しんでください♪