キュウリの育て方☆家庭菜園での水やり頻度は?土の作り方や病気は?

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夏野菜の代表格といえば、キュウリですね。

みずみずしいおいしさがうれしい野菜ですが、実はキュウリは、初心者でも育てやすいんです。

今回は、キュウリの育て方をまとめてご紹介します。

我が家の家庭菜園で、ぜひ育ててみてください。

 

そもそもキュウリっていつ植えるの?育て方は?

キュウリを植える時期は4月上旬~7月下旬なので、時期をずらして栽培すれば初夏から秋まで収穫できます。

1株で、30本〜40本の収穫が見込めますよ。

 きゅうり苗

(引用元 http://item.rakuten.co.jp)       

 

キュウリを育てるのが初めてなら、丈夫で病気になりにくい接ぎ木苗から育てることをおススメします。

苗を選ぶ時には、本葉が3~4枚あって、茎が太く、葉の色が濃いものを選びましょう。

品種は、「夏すずみ」「南進」「北進」などが、特に丈夫で育てやすいので初心者向きです。

 

キュウリは水切れに弱く、実をつけ始めると多くの水を欲しがります。

そのため、苗を植えるプランターは、1株あたり20リットルくらいの土が入る大きなものがおススメです。

 

また、キュウリは茎が弱いので、風で折れないよう、苗を植える時に支柱を立ててツルを巻かせてやります。

植え付けた後も、週1回ずつくらい、定期的に支柱に巻いてやるといいですよ。

きゅうり支柱

(引用元 https://shop.takii.co.jp)

 

キュウリを育てる時のポイントは、適度な水やりと肥料がポイントになります。

また、実は若いうちから収穫し、株を疲れさせないようにするのもコツです。

次に、もう少しくわしくご紹介していきましょう。

 

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キュウリを育てる時の土の作り方・施肥は?

キュウリ土

(引用元 http://kateisaiennkotu.com/)

キュウリを育てる時は、土の作り方も大事になります。

市販の培養土もありますが、自分で作る時は 赤玉土7:腐葉土2:バーミキュライト1 を混ぜて作ります。

それに、石灰を用土10ℓ当たり10gと化成肥料を用土10ℓ当たり10~30g混ぜ合わせたものを使いましょう。

 

キュウリの肥料は、1度にたくさん与えるより、少しずつ与えた方が効果が出ます。

株がしっかりしてきたら、2週間に1回を目安に配合肥料を約30g/m2を与えましょう。

3回目以降の肥料を与える頃には、実の収穫量も増えてくるので、様子を見ながら量を増やしていきます。

 

もし、キュウリのツルが真横から下向きに伸びていたら、肥料が不足している証拠なので気をつけましょう。

 

水やりはどれくらいの頻度ですればいいの?

キュウリ水

(引用元 http://kateisaiennkotu.com/)

キュウリは水切れに弱い野菜なので、水やりはたっぷりしてあげましょう。

 

植え付けてすぐは、まだ根づいていないため、水切れを起こしやすい状態なので、乾かしすぎないようにします。

 10~14日後、キュウリの苗が根付いてからは、プランターの表土が乾いたら、底から水が出てくるまでたっぷり与えます。

 実がつき始めると、水を吸いあげる力がとても強くなるので、表土の乾き具合を毎日、点検するようにしましょう。

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キュウリは水分が少ないとツルがらせん状に巻いてくるので、ツル先を観察して水切れを起こさないようにします。

 

キュウリがかかりやすい病気や気をつけるべき虫は?

うどん粉病

(引用元 http://kateisaiennkotu.com/)

キュウリの病気は、6~7月にうどんこ病(画像)、べと病、7~8月に褐斑病や炭疽病にかかりやすくなります。

うどんこ病の予防には、苗を植える時に薬剤を散布しておくのがおススメです。

もし病気が発生したら、7~10日おきに薬剤を散布しましょう。

薬剤を使うのに抵抗がある時は、軽症なら薄めた重層などでも症状が軽減することがあります。

この場合は、1週間おきくらいに散布します。

べと病、褐斑病は肥料不足でかかりやすい病気なので、適度な施肥を心がけてください。

 

キュウリを育てる時に気をつけたい虫は、春と秋にアブラムシ類が葉裏や新芽に寄生して汁液を吸います。

対策として、植える時に粒剤をまいておいたり、虫が発生したら早めに薬剤を散布して駆除するようにします。

薬剤を使うことに抵抗があれば、シルバーテープなどを設置して虫の飛来を防ぐのもおススメです。

 

いよいよ収穫☆キュウリの収穫時期の目安は?

きゅうり収穫

 (引用元 http://ameblo.jp/)

さあ、いよいよ収穫です。

キュウリの成長はとても早く、開花したら1週間ほどで収穫できるようになります。

最初の2~3果は株を疲れさせないため、まだ若いうちから早めに収穫します。

それ以降は、18~20cmくらいになったらどんどん収穫します。

うっかり見逃すとヘチマみたいに大きくなり、味も落ちてしまうので気をつけましょう。

 

キュウリの株が弱った状態で実を大きく育てると、そのうち実が成りにくくなり、最後は株が枯れてしまいます。

キュウリの株が弱くなったら、実を早取りするか一度実を全部取って、草勢をいったん回復させます。

そうすると、またりっぱな実をつけるようになりますよ。

キュウリって連作可能?

キュウリとゴーヤ

(引用元 http://blog.livedoor.jp)

 

キュウリを育てた後、同じ土で、ゴーヤなど同じウリ科の植物を続けて栽培すると、育ちが悪くなったり、枯れたりします。

これを連作障害といいます。

土の養分が偏ってしまったり、土中の病原菌が増えて病気にかかりやすくなるのが原因です。

 

畑や庭など同じ場所で栽培するときは、2年以上の間隔を開ければ障害が出ません。

プランターでキュウリを育てる場合は、新しい土を使えば連作障害の心配はありません。

 

まとめ

キュウリトップ

(引用元 http://nanisore-club.com/)

浅漬けでも、そのままでもおいしいキュウリ、育て方は意外にカンタンなので、ぜひ自分で育ててみてください。

プランターがあれば、ベランダが家庭菜園になりますよ。

生育の過程を子供たちと観察して、夏休みの自由研究のテーマにするのもおススメです。

家族みんなで、キュウリづくりを楽しみましょう。

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