チップの相場は?ハワイでは?ホテルでのスマートな渡し方

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日本人にはあまり馴染みのない“チップ”という言葉ですが、海外旅行されるのであれば必ずおさえておかなくてはならないポイントの一つです。

チップって一体、何…?という、疑問を解消して、楽しく素敵な海外旅行を過ごすために、是非、参考にしていただければと思います。

 

アメリカにはチップの習慣がある?海外チップの事情は?

そもそもチップとは何か、なぜチップという習慣があるのか、チップの起源について調べてみました。

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(引用:https://encrypted-tbn1.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcSMZvzmiPP4ZQuFI80qpkRZoR5_6e4mnqbaGtASlz7Vczl4hxTlXrmPxvsf)

チップという習慣は、18世紀の欧州で誕生しました。
イギリスのとあるパブ(酒屋)で“To Insure Promptness”対応やサービス等を迅速に受けることを保証する、手際の良さを約束する、という意味の書いた箱を置き、そこにお金を入れてもらうようにしました。
その頭文字“TIP”から、“チップ”と言われるようになりました。

しかし何故、パブの店主は箱を置いたのでしょうか。

それは、怠けがちな店員にもっと機敏に動いてもらうため、とされています。
一生懸命頑張った分、結果が目に見えると人は頑張ろう、という気持ちになるものです。

また、フランスやドイツでは、“pourboire”や“Trinkgeld”と言われ、チップと同じ意味を持ちますが、“お酒を飲むためのお金”という意味もあります。

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サービスをしてくれた方に対して“ありがとう、これで一杯飲んで下さい。”という優しいねぎらいの気持ちで小銭を渡したことがチップの誕生だと考えられています。

チップの箱を置くことで、怠けていた店員はキビキビとよく働き、そのサービスを受けたお客さんは、“ありがとう、お疲れ様。”という気持ちを込めてチップを渡す。
店主の考えた策略が、とても良い相乗効果をもたらしているように感じますね。

 

チップを渡さないといけないの?

働く人に対しての賃金と、受けたサービスに対しての感謝の気持ち、として支払われていたチップは、いまや世界中に広がっています。

ここからは、何故チップが必要なのか、ということについてお話していきたいと思います。

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(引用:https://encrypted-tbn0.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcTuxSZ8YBFOvchb6ZrsnKaULHukLhRGQayGEKCnxWzsOR534fyF_l1KXrc)

チップだけの生活では安定せず良くないということから、きちんと最低賃金の額を決めることとなり、チップ発祥の地であるイギリスのパブでは、原則チップは不要となりました。
ですが、今でも海外では、もらえるであろうと仮定したチップの額を差し引いて、お給与が設定されている為、通常の金額よりも低くなっているのが実情です。

チップとは、日本人からすれば心づけのようなものですが、海外で働く人にとっては今でもお給料と同じように、生活をする上で大切な収入源の一部となっているのです。
ですから雇われて働いているとしても、ある意味個人事業主と同じです。
自らが動いて、自ら稼がなくてはなりません。

日本で受けているサービスとそんなに大差はないのに…と思うかもしれませんが、そのような海外での考え方や習慣を理解した上で、旅行されることをお勧めします。

海外へ行かれる前に、チップは必ずかかる費用として考え、事前にある程度準備しておくことが大切ではないでしょうか。

 

チップをさりげなく渡すには?

チップというのはあらゆる場所で受けたサービスに対し、感謝の気持ちを込めて支払うものです。

例えば、長期滞在する予定のホテルでは、宿泊初日にまとめて多めに渡すこともあるかもしれません。
ですが、基本的にチップというものは一回渡して“はい、終わり。”というものではないのです。

何らかのサービスを受けると、その都度必要になってきますが、その度に鞄から財布をだして中身を確認して…としていてはなかなか時間がかかるものです。

ここでは、さりげなくスマートにチップを渡す方法をお伝えしたいと思います。

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(引用:https://encrypted-tbn1.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcSEDrBj1g9gu4kK8bfk8PUvjg6eBzpT939Gb5hfrX4yXCPvciZK8mFxTek)

かっこ良く渡すにはもちろん渡し方も重要ですが、それ以前に大切なことがあります。

それは、渡すチップを事前に準備しておくことです。事前にチップを準備しておくというのはお金を持っていればそれで良い、というわけではありません。

チップとして渡すための金額をある程度考え、事前に両替をしておきましょう
チップの相場について詳しくは後程お話しさせていただきますが、だいたい渡す額というのはある程度決まっているので、$1札へ両替しておけば間違いはないかと思います。
そして両替した$1札は財布や鞄には入れず、ポケットにいれておきましょう

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チップを渡す際、いちいち鞄から財布を出してお札を出して、としなくてもポケットから出せばスッと渡すことが出来ます。
それにポケットに入っているのは両替した$1札なので迷う必要もなく、とてもスマートに渡すことができるのではないでしょうか。

 

ハワイのチップの相場はどれくらい?レストランやシーン別で相場は?

ホテルやレストラン、タクシーなどシーン別で支払う金額は少し異なりますが、基本的には金額の10%~15になります。

ここではチップを渡すさまざまな場面ごとに詳しく、お話ししていきたいと思います。

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(引用:https://encrypted-tbn1.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcRcZSYFEXGCr1t1-gXgz8fa52wCKRoFp98G_Xm4H3CyOhfe_VkNxLi5Q0M)

一概にホテルといってもベッドや部屋を綺麗にしてくれるハウスキーパー、荷物を持ち運びしてくれるポーターなど働く人はさまざまであり、渡す場面も多々あります。

ハウスキーパーであればベッド1台につき最低でも$1部屋が散らかっているときには多めに置いておくことをお勧めします。

ポーターに関しては荷物により異なりますが、小さな荷物であれば50¢~$1、スーツケースのような大きい荷物であれば$2を目安にしてください。1回の運搬であっても最低1$は渡しましょう。

また、基本的な業務以外でハウスキーパーやボーイに頼みごとをしたときは、1回につき最低1$、また、ルームサービスは料金の15%を渡すことが良いとされているようです。

いずれのサービスにおいても$2を目安に考えておくと良いかと思います。

気を付けたいのがレストランでのチップです。
すべての飲食店でチップが必要かというとそうではありません。
ファーストフード店ではチップは不要です。
レストランでは飲食代の15%が基本ですが、良いか悪いか、忘れがちな旅行者のために、もらうであろう15%のサービス料をすでに勘定書に加えている場合があります。
二重で支払うことのないように伝票にはきちんと目を通すことをお勧めします。

そして最後にタクシーに乗る際のチップですが、タクシーではメーター料金の15%が基本されています。持ち物が多く、荷物をトランクに乗せてもらう場合は、1個につき$1程度を上乗せして支払わなくてはなりません。
たくさんの荷物を乗せてもらう場合には、プラスでのお支払いをお勧めします。

また、現金での支払いの場合、タクシーで$100札を使うのはマナー違反となるので気をつけて下さい。日本と同様、あまり大きなお金はお店においても好まれません。
お金を両替する際に、$1札だけではなく$20札も用意しておくと便利です。

 

チップを簡単に計算するアプリがある?これで迷わない。

今の世の中、スマートフォンという実に便利なものがあります。

電話やメールだけではなく、動画やテレビを撮影し共有したり、ゲームをしたり、と便利な機能は益々増え、人それぞれに好きなものを好きなようにカスタマイズすることができます。
今では、海外旅行で支払うチップを簡単に計算してくれるアプリまであるというから驚きです。

ここではそんな便利な計算アプリについて、ご紹介させていただきます。

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(引用:https://encrypted-tbn3.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcSTVyO3RLhTeZPqpdhws4S2mDoAFJE2389mMSIdgHj24A4OwdyZLBYXvfk)

私のお勧めはCurrency Converter Plus”というアプリです。

このアプリなら通貨を換算してくれるだけではなく、日本円にして安いのか高いのかも教えてくれるので、ついついテンションが上がって買い物をしすぎてしまうのを防いでくれる効果も期待できます。

チップの金額だけでなく海外旅行でのお金の価値や支払いに迷ったときは、一度使ってみてはいかがでしょうか。

色々なアプリがありますが、こちらのアプリは無料でダウンロードできますので、ご興味があれば是非一度、ご覧になって下さい。

有料アプリでもありますが、アプリ代はチップ代としてとっておかれてはいかがでしょうか。

以上、海外のチップ事情についてお話させていただきましたがいかがでしたでしょうか。
楽しく快適な海外旅行を過ごしていただくために、少しでも参考になればとても嬉しく思います。

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