蒸し暑い夜を美しく彩ってくれるホタルの光には、心癒されますね。
ホタル鑑賞は、子供から大人までみんなが楽しめるイベントです。
関東にもそんなホタルの鑑賞スポットがありました!
ホタルが見られるのは、一年の間でもほんの短い期間ですが、ぜひお出かけください。
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よみうりランドで蛍が見られる?
東京都稲城市にある「よみうりランド」では、遊園地の営業時間終了後の19:30頃からホタル鑑賞のイベント『ほたるの宵』が開催されています。
鑑賞エリアは、よみうりランド敷地内の“聖地公園(せいちこうえん)”という場所です。
【聖地公園とは?】
よみうりランドという遊園地内にありながら、重要文化財などの遺跡が点在します。
◇妙見菩薩像(みょうけんぼさつぞう)※
◇釈迦如来殿(しゃかにょらいでん)
◇多宝塔(たほうとう)
◇聖観世音菩薩像(せいかんぜおんぼさつぞう)※
◇聖門(ひじりもん)
※重要文化財
自然豊かで、四季を通して、桜・新緑・紅葉・梅などを楽しめる憩いの場所となっています。
暗くなる前に行って、遺跡を鑑賞と合わせて行くのもおすすめです。
(引用 http://www.yomiuriland.com/)
では本題!ほたる鑑賞をするには・・・?
まず、最重要ポイント!『整理券』が必要です!
会場内の配布所で受け取る必要があります。
聖地公園の開演時間は18:00~となっています。
入口はよみうりランドの遊園地入園口とは別の場所なので注意が必要です(^-^)/
【聖地公園“ほたるの宵”まとめ】
◇開催期間
2016年6月3日(金)~7月3日(日)の金、土、日曜
◇会場
聖地公園
駐車場はほたるの宵特設駐車場があります。
◇時間
『開場(整理券配布)』18:00~(※混雑状況によって早まる場合あり)
『鑑賞』19:30~21:00(整理券の番号順に呼び出されます)
◇料金
『入場料』高校生以上300円(中学生以下無料)
『駐車場』500円
清水の湿性地で蛍が鑑賞できる?
神奈川県の厳島湿生公園(いつくしましっせいこうえん)は、県内でも貴重な清水が湧き出る場所となっています。
その湧水からできる湿性地を保全する目的で整備された公園です。
今年は、5月上旬から源氏ボタルの飛翔が確認され、例年より早いピークを迎えそうだということです。
こちらのホタル鑑賞に行かれる方は、急いだ方が良さそうですねo(^o^)o
【厳島湿生公園のホタルのまとめ】
◇所在地
神奈川足柄上郡中井町井ノ口1310番地
◇見頃の時期
・源氏ボタル 5月中旬~6月上旬(19:00~20:00)
・平家ボタル 6月下旬~7月中旬(20:00~21:00)
◇料金
無料
◇駐車場
20台
(引用 http://www.town.nakai.kanagawa.jp)
また、今年は5月28日に開催されましたが、厳島湿生公演では毎年『竹灯篭の夕べ』というイベントがあります。
竹林整備によって出る刈り取られた竹を“灯篭”にして公園内に並べ、灯りをともし、幻想的な空間を作り出します。
会場内では大正琴の生演奏の中、源氏ボタルが飛び交うこともあるそうです。
ここではMY灯篭作りを体験でき、実際に点火することもできるので、お子様と一緒のお出かけにピッタリですね(^-^)
東京都内で鑑賞できるスポットは?
東京都内でも蛍が見られるところがいくつかありますが、特におすすめなのが『せたがやホタル祭りとサギ草市』です。
浴衣姿の来場者も多く、“ホタル鑑賞・サギ草市・盆踊り”と、同じ場所で同時に楽しめます。
ほたる祭りは、世田谷にもともといたホタルが見られなくなってしまったことから、「子供たちにもホタルを見せてあげたい」という地元の方々の想いで始まったということです。
今では、毎年3万人の人が訪れる、世田谷の夏の風物詩になりました。
【世田谷区とサギ草】
世田谷区の花に指定されているサギ草には、こんな伝説があります。
“世田谷城主、吉良頼康の側室・常磐姫がいまわの際に、父親への文を託した白鷺が落ちたところに花を開いた”
サギ草は完全に開花すると、白鷺(シラサギ)の翼のようにギザギザした花びらが左右に開きます。
【せたがやホタル祭りとサギ草市のまとめ】
◇会場
ボロ市通りの代官屋敷と上町天祖神社周辺
◇開催日
例年 7月中旬~下旬の土日2日間
◇催し物
・ホタル鑑賞17:00~21:00
・サギ草市13:00~21:00
・盆踊り19:00~21:00
ゲンジボタルの生息地!自然の蛍が鑑賞できる場所とは?
千葉県いすみ市山田川周辺には、源氏ぼたるの里と呼ばれる源氏ボタルが自然発生する生育地があります。
いすみ市ではこのあたりの地域を大切に保護し、ホタルの生育を助けています。
ここでは源氏ボタルの群生が見られるというところが人気です!
ホタルが多く見られる条件としては
○風がなく蒸し暑い夜
○曇り(小雨可)
○気温が17℃以上
このあたりがポイントだそうです(^^)
(引用 http://www.isumi-kankou.com/)
毎年、5月末から6月初旬にかけて「幻想の夕べ」を開催し、県外から鑑賞に来る方も多いということです。
この辺は、日本で一番大きな種類の源氏ボタルが見られるところなんだそうです!
(引用 http://www.isumi-kankou.com/)
【源氏ぼたるの里のまとめ】
◇鑑賞エリア
千葉県いすみ市山田4区、5区
◇期間
2016年5月下旬~6月中旬(19:00~21:00頃)
◇電話番号
0470-62-1243
※ホタルの発生状況を確認できます。
◇駐車場
無料50台
【ホタル鑑賞(自然発生地)の服装】
・運動靴/靴下(土の道が多いので、ぬかるみやデコボコした場所多数)
・長袖/長ズボン(虫刺され予防)
・小型の懐中電灯(使用は最小限に、音が出ないタイプを)
ヘイケボタルの名所!見るならここ!
埼玉県北本市の自然学習センター内にある北本自然観察公園では、平家ボタルが見られます。
こちらも、昔から公園内にある湿地で、自然発生したホタルで、飼育しているものではありません。
北本自然公園内では、ホタルの他にも、カブトムシ、クワガタ、キンラン、ギンランなど、色々な生き物が見られます。
生き物の持ち出し、持ち込みは生態系を破壊してしまいますので、絶対にNGです!
この公園では、ホタル鑑賞に出かける前に自然学習センターで園内マップを入手することがおすすめ!
ホタル発生時期は、出現状況マップの展示もあるので、便利ですよ(^-^)
(引用 http://www.saitama-shizen.info/)
【北本自然観察公園のまとめ】
◇所在地
埼玉県北本市荒井5200 埼玉県自然学習センター
◇期間
例年7月中旬~8月中旬(19:30~21:00頃)
館内マップやHP(公園日記)で発生状況を随時お知らせしています。
◇ホタル観察イベント有り
・ヘイケボタル観察会
・夜の自然観察会
・夜の自然観察オリエンテーリング
※完全申し込み制
往復はがきによる事前申し込み(6月中旬~)
ホタルは自然環境の良い水の綺麗な場所を好む昆虫です。
ホタル鑑賞に行かれる際は、
○ホタルを捕まえない(持ち帰らない)
○ゴミは持ち帰る
○自然を壊さない
こんなところに気を配っていただいて、来年以降もホタルの生き易い環境を守ってあげましょう(*^_^*)
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