外出するのに気持ちの良い季節になりました。
ちょっと遠くまで出かけたいな、と思っても乗り物酔いになるかも、と思うとなかなか出かけられませんよね。
でも、対処法がわかれば、乗り物酔いも軽減されるかも?!
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乗り物酔いになる原因は?
どうして乗り物酔いになってしまうのでしょうか?
原因はいくつかあります。
一つは耳の器官である内耳と三半規管が、スピードや重力で平衡感覚を失うためです。
また、景色の変化に眼球の動きがついていけなくなったり、ガソリンなどの不快な臭いが原因で乗り物酔いになることもあります。
もう一つの大きな原因としては、自律神経の乱れというものがあげられます。
人間の行動は脳の予測に基づいて、動くようになっていますが、脳の予測と実際の動きにズレがあると、自律神経が働かず、酔いにつながる、というものです。
これは、車などを自分で運転している分には酔わないけど、人の運転だと酔う、ということに当てはまります。
(引用元:http://www.daddo.jp/)
乗り物酔いの予防法は?
乗り物酔いにならないようにするためには、いくつかの有効な予防法があります。
まずは、市販の酔い止めの薬を飲みましょう。
(引用元:http://www.selfdoctor.net/)
乗車の30分前に飲んでおくと効果的です。
服装はなるべく締め付けの無いものを選びます。
乗り物の中では、本やゲームを行うのを避け、なるべく人と話したり、外の空気を感じながらリラックスをしましょう。
乗車位置も問題になってきます。
(引用元:http://www.eisai.jp/)
なるべく振動や揺れの少ない場所を選んで乗車しましょう。
子供でも飲める乗り物酔いの薬は?
酔い止めの薬はほとんどが抗ヒスタミン作用を持つものになっています。
成分は大人のものと変わりはありませんが、服用量が異なるので、大人用と子供用にわかれています。
各製薬会社から様々な酔い止め薬がでていますが、子供には子供用と記載してあるものを選びましょう。
5歳未満は服用できる薬がほとんどありません。
ですが、平衡器官が未発達なので乗り物酔いすることはほとんどありません。
乗り物酔いを一番起こしやすいのは、平衡器官が発達し始める小学生、中学生です。
乗り物酔いになってしまった時の対処法は?
乗り物酔いになってしまった時は、一旦乗り物から降りて気分転換するのが一番です。
ですが、降りれない時にはどうしたらよいでしょうか。
まず、衣服を緩めましょう。
外の空気が吸える場所があれば、移動して新鮮な空気を吸い込むと大分症状は軽くなります。
頭を冷やしてあげるのも有効です。
乗り物の進行方向に向かって座り直すのもよいです。
とにかく気分転換をするのが一番ですので、音楽を聴いたり、友達と話したりしましょう。
乗り物酔い解消のツボは?
覚えておきたいのは、乗り物酔いに有効なツボです。
手首の内側にある内関(ないかん)というツボです。
(引用元:http://www.acupressure.jp/)
少しでも気分が悪くなってきたときには、親指でもみほぐしてあげると効果があります。
また、米粒でもよいのですが、内関を押し続けられるように、テープで貼っておくと酔い止めにもなります。
今は内関を刺激するリストバンドなども出ているので、探してみてください。
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