子供から大人までみんなが大好きな料理の定番といえばカレーですよね。
料理が苦手な人でも、「カレーくらいは作れる!」という方も多いと思います。
そしてこの料理の面白いところは、作る人によって具や味が全然違ってくるというところなのですが、肉と野菜はほとんどの皆さんが入れるのではないでしょうか?
そこで、「カレーといえば」の話題で中心に上ってくるのが「何肉を使うのか」ということです。
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カレーには豚肉?一番人気の理由の秘密
カレールーで有名なハウス食品のHPによると、2016年のハウスのメールマガジン調べの、牛肉派、豚肉派でどちらが多いかのアンケートで、47:53で豚肉の方が多いという結果が出ています。牛肉は、入っていたら値段も豚肉より高く高級肉というイメージなので嬉しいけれど、いざ作るとなるとやっぱりコストパフォーマンスがよく美味しく出来上がる豚肉となってしまうのです。
また、牛肉は使うとなるとある程度のブロック肉を使う場合が多いので、下処理や柔らかく煮込むための工程が必要です。
それが面倒くさいという点も、牛肉ではなく豚肉派が多い理由と考えられます。
豚肉の部位の違いは?
では、皆さんは、自分の好みのポークカレーを作るために豚肉のどの部位を入れていますか?
部位によっての特徴をまとめてみました。
【豚肩】
よく動かされている部分なので、筋肉質で脂肪も程よく混ざっている。
煮込み料理に向いている。
【肩ロース】
赤みの中に脂肪が網目状に混ざっている。
コクがあり濃厚な味。ただ、筋切りの下処理が必要。
【ロース】
キメが細かくて柔らかく、一番おいしいといわれる部位。
ふちの脂身にもうまみが凝縮されている。
【ヒレ】
ロースと並ぶ一番美味しいとされている部位。
脂肪分が少ないのに柔らかいのが特徴。
【バラ】
濃厚な脂身が特徴。
【モモ】
脂肪が少なくさっぱりしている。
【外モモ】
脂肪が少ないのに柔らかい部分。
このような特徴があります。このことから、
①さっぱりしたカレーが好きか、それとも肉のうまみがたっぷりの濃厚なカレーが好きか
②硬めの肉が好きか柔らかい肉が好きか(硬い肉を柔らかくなるまで煮込む時間があるか。)
で使用する部位を選ぶことができそうです。
ちなみに、スーパーでよく見る、筆者もよく購入する(リーズナブルさが魅力)「豚小間肉」は、肉の部位を示す言葉ではなく「こまぎれの肉」という意味です。
通常こまぎれとよばれている部位は、肩やモモといった赤身肉です。たまにバラ肉が混じるかもしれませんが、ロースや肩ロース、ヒレなどの値段の高い部位が使用されることはないようです。
カレーに豚肉を入れるタイミングは?
通常市販のカレールーの箱に書かれている説明書きには、最初に玉ねぎ・肉を炒めることなっています。しかし、クックパッドでは野菜を煮込んでルーまで入れた後、最後に肉を投入すると柔らかく食べられるというという裏技が紹介されています。
カレーの豚肉の量ってどのくらい?1人分は?
豚肉を使ってカレーを作る場合は好みにもよりますが、一人前平均50~100グラムぐらいでしょう。
豚肉に合うカレーは?
スーパーに行くとたくさんあって悩んでしまうカレールーですが、ポークカレーには「欧風」や「フォンドボー」等と書かれたものはできれば避けた方が良いでしょう。なぜなら、欧風カレーの主流は牛肉を使ったカレーですので、それ仕様に作られているからです。
【YouTubeタイトル】「市販カレールーで簡単に作りました。。。★」
いかがでしたか?
一口にポークカレーといっても、美味しさを追及すればいくらでもこだわることが出来ます。
とっても奥が深いですね。
家族で豚肉の様々な部位を使ってのカレーの食べ比べ会をしても楽しそうですね!
筆者もすごく、カレーが食べたくなってきました。
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