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うつ病は年齢や季節にも関係がある!?
うつ病にかかりやすい季節というのは実は確かにあるんです。一般的には秋から冬に向けてうつ病にかかる人が一番多いとされています。理由は寒くなり体があまり動きづらくなることや日照時間が極端に短くなるためとされています。実は太陽の光は幸せを感じる「セロトニン」というホルモンと睡眠を促進させる「メラトニン」というホルモンを増加させてくれるんです。しかし冬になり太陽の光を浴びる時間が減り、この2つのホルモンも減るせいで気分が沈みがちになりうつ病になりやすいとされています。
その次が冬から春にかけてです。この時期は寒暖の差が激しく、気候も安定しないため体内のバランスが崩れがちです。また入学や就職、転勤などで周りの環境が大きくかわり精神的にも不安定になりがちなためです。
うつ病にかかりやすい年齢ですが1番多いとされているのが40-50代です。この世代は仕事でも役職に就いて、大事な場面を任されることの多いことや、子育ても難しい時期に入り、さらに自分たち親の介護について考えなければならないなどストレスになる要因が多いことが原因とされています。しかし最近ではリーマンショックなどの影響で30代からかかる人が増えていると言われています。
私ってうつ病?お家で簡単セルフチェック方法!
「もしかしたら私うつ病かもしれない…。」と不安になったらまず自分でセルフチェックをしてみましょう。
□眠りが浅く、夜何回も起きてしまう
□訳もなく気分が沈みがちである
□笑うことが減った
□理由もないのに涙が出る
□体を動かすのが面倒だと感じる
□食欲がない、または可食気味である
□体重の増減が5KG以上ある
□何に対してもやる気、興味が起きない
□人と関わるのが億劫である
□将来に漠然とした不安を抱く
□死にたいと思うことがある
6個以上当てはまったらうつ病気味です。なるべく早い内に専門家に見てもらうことをお勧めします。ただし5個以下の人でも「死にたいと思うことがある」にチェックが入った人も誰か信頼できる人に今思っていることをまず素直に吐き出してみてください。
病院には少し行きづらい・・・そんな時の地域相談窓口を知っておこう!
行った方がいいとわかっていても中々病院へは行きづらいですね。そんな方のために気軽に相談できる窓口をご紹介させていただきます。
◎精神保健福祉センター(http://www.mhlw.go.jp/kokoro/support/mhcenter.html)
各都道府県、政令都市に1箇所設置されている福祉センターです。「心の健康電話相談」などを行っています。
◎日本いのちの電話連盟(http://www.find-j.jp/)
自殺防止を目的としている一般社団法人です。24時間電話にて様々な相談を専門家の方が聞いてくれます。
◎よりそいホットライン(http://279338.jp/yorisoi/index.html)
政府の政策の一つとして行われている電話相談で365日24時間対応しています。また日本語以外にも対応しているので日本語に自信がない人でも気軽に電話することができます。
◎各保健所(http://www.phcd.jp/03/)
保健士や医師がこころの悩み、アルコール依存、DVなどの相談に訪問や面談、電話にて対応しています。保健所によって行っていることは様々なので自分の地域ではどういったことをしてくれるのかまず調べてみるといいでしょう。
まとめ
現代ではかなり身近になってしまったうつ病…「私に限ってなるわけない」という考えが危険です。今では様々な機関で無料相談を行っています。少しでも「おかしいな。」と感じたらまずは相談してみてください。
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