新盆・初盆の服装マナーとお供えもの お布施の相場は?

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新盆・初盆の時は、普段のお盆とは違い、丁寧に供養を行うことが多いですね。
今回は新盆・初盆のマナーについてまとめてみました。

 

新盆・初盆での服装マナーは?

新盆・初盆での服装は、定番・・・というか、間違いないのはやはり喪服です。
施主や遺族は喪服を着用するのが一般的です。

しかし、最も暑い時期でもあるので、親族で相談して落ち着いた黒っぽい服とする場合もあります。
どちらの場合も、脱いで調整できるような服装が便利です。

喪服
(引用 http://you-know-m.com/)

故人の友人・知人の立場で新盆に招かれた場合は略式喪服の着用がマナーです。 ただし、施主や遺族よりも礼服の格が上にならないように気をつけましょう。

服装に関しては、施主として招く側の時は、新盆のご案内をする時に一言添えてあげるのが親切ですね。

 

新盆・初盆のお供え物は?

遺族として、また知人・友人として新盆の法要に参加する場合は、ご供養の気持ちを込めて“お供えもの”を持参します。

 

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品物を持参する場合と、香典として現金を持参する場合と、その両方をお渡しする場合と、地域によって様々です。

品物や包む金額は3,000~10,000円が一般的ですが、個人との関係や、地域性・法要後の会食に参加するかどうかを考慮するとよいでしょう。

お供え
(引用 http://takaraya-jp.com/)

個人と近しい親族はしきたりとして「盆提灯を贈る」と聞いたことがある人もいるかと思います。

最近では住宅事情もあり、盆提灯を飾らないご家庭もあるので、先方に伺ってからの方が良いでしょう。
「御提灯代」の表書きでお金を包むこともできます。
また、諸事情で新盆の法要に伺えない場合はお香典やお品物を贈ります。

 

⇒お彼岸とはいつ?意味と由来!お供え物のおはぎの由来は?
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お布施はどのくらい包む?表書きの書き方は?

色々な事柄が丁寧に手厚く行う新盆ですから、お布施の金額も普段のお盆の時よりは多いだろうなぁ~と予想が付きます。

目安は・・・
新盆・初盆法要のお布施30,000~50,000円
(普段のお盆法要のお布施:5,000~10,000円)

この他に、家に来てもらう場合は5,000~10,000円のお車代
会食に出席されない場合は食事代をお渡しすることもあります。
※直接手渡しせず、お盆に載せたり、風呂敷(袱紗)を敷いた上に置いてお渡しします。

表書きは『御布施』『御車代』『御膳料』と書きます。

DSC_0451

(引用 http://blogs.yahoo.co.jp/)

そもそもお布施とはどのようなものなのか気になったことがありませんか?
葬儀祥月命日四十九日一周忌三回忌法要の度にお布施をお渡しします。

「お布施」とは仏教の『六波羅蜜(ろくはらみつ)』という修行の6つの徳の一つです。 六波羅蜜は、お坊さんだけの修行ではなくすべての人にとって大切な教訓とされています。

お布施の本来意味は読んで字のごとく“人に施しを与えること”ということですが、実は三種類あります。

【財施(ざいせ) 金銭、衣服、食料などを施すこと。 施しに対して「もったいないと思う心」「恩にきせる心」「むさぼる心」を起こさない。
【法施(ほうせ) お釈迦様の教えを説くこと。他人のために読経すること。
【無畏施(むいせ) 恐怖や不安を取り除き、安穏な心を与えること。 畏怖(いふ)を取り除くという意味。

葬儀や法要の時に僧侶に渡しているお布施はこの中の『財施』にあたるわけです。

お布施と車代は別に用意すると言われますが、
“お布施は菩提寺に、お車代・食事代は僧侶に”という意味でも、包を分けたほうが良いのです。

 

盆提灯を頂いたときにお返しは必要?

親族から盆提灯御提灯代としてお金をいだたくことがあるかと思います。
基本的には盆提灯に対するお返しは不要とされています。

盆提灯_R
(引用 http://takaraya-jp.com/)

盆提灯(提灯代)のみをいただくことは希で、一緒に香典やお供え物(お線香や果物・お菓子)をいただき、法要にも参加される場合が多く、そのお返し・お礼として会食でおもてなしをしたり、「新盆志」「初盆供養」の表書きでお返しをします。

盆提灯だけを頂いた場合、「何もしないのは気が引ける」という時は、タオルや洗剤等の日用品(500円程度)のお返しをしてもいいでしょう。

 

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新盆のとき提灯はいつまで飾る?

白提灯・盆提灯には「送り火/迎え火」としての役割があります。
13日の夕方から点灯し、16日の夕方故人を見送った後に消します。

昔ながらの風習としては送り火で燃やしたり、自宅の庭でお焚き上げをしていたようですが、難しい場合は、菩提寺にも定期供養してもらうとよいでしょう。

 

 

今回は一般的な新盆・初盆のマナーについてまとめてみましたが、最近は、住宅事情で盆提灯や精霊棚の準備が難しかったり、菩提寺を持たないご家庭もあります。
習慣や儀式を滞りなく行うことも大事ですが、何より大切なことは故人を想う気持ちです。

忙しく準備をしていた方が気が紛れていいという方もいれば、心静かにお盆を過ごしたいという方もいるでしょう。
一般常識を知った上で、ご家庭にあった新盆の迎え方を考えてみるのが良いと思います。

 

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