(最終更新日:2017年1月18日)
突発性発疹が発症しているときにお風呂に入ることはできるのかどうか
知りたいという方に向けて
今回は、突発性発疹時のお風呂に関する情報をまとめてみました。
Contents ☆突発性発疹とは? |
突発性発疹ってそもそも何なのか?
突発性発疹は3~4日、38℃~39℃の高熱が続いたのち、熱が下がると腹部を中心に発疹が現れ始め、
時間とともに全身にその発疹が広がっていく病気です。
別の名で三日熱発疹症とも呼ばれています。
主な症状としては上記の通り高熱と発疹が出ますが、逆にそれ以外の症状はほとんどあらわれません。
稀に腹痛を伴うこともありますが、それも軽度なものです。
そして、高熱が出ても比較的しんどさがでないため、元気に歩き回っていたり、
赤ちゃんであればわりと機嫌が良かったりすることが多いです。
乳幼児や幼い子どもの間で流行する病気で、一度感染してしまえば、身体に抗体が作られるので、
もう一度感染するということはありません。
ほとんど自然治癒で十分対処できるレベルの病気ではありますが、
まれに脳炎や脳症、血小板減少紫斑病などの重篤な合併症を引き起こすこともありえますので、
少し注意が必要です。
☆突発性発疹時はお風呂は入っていいの? |
まず気をつけて頂きたいのが、お子さんが熱が出ていても元気そうだから、
お風呂に入れさせてもOKかなと判断しお風呂に入れてしまうことです。
お風呂に入るということは結構体力を使います。
体力が低下しているときにお風呂に入らせると、症状が悪化する可能性があります。
汗などかいた場合は濡れタオルなどで体を拭いてあげるなどで対応して、
元気だっとしても熱が引くまでは安静にさせてあげてください。
☆突発性発疹は人にうつる? |
突発性発疹はウイルスが原因の感染症なので、当然人にうつります。
インフルエンザなどに比べるとかなり感染力の低いものになりますが、
発熱時は比較的感染力が高い時期になりますので、
まわりに乳幼児がいる環境なのであれば、感染することもありますので注意する必要があります。
突発性発疹の原因となるウイルスはヒトヘルペスウイルスの6型および7型という二種類になります。
基本的には一度感染すると抗体ができます。
しかし6型と7型はウイルスがまったく違うものなので、
6型と7型と両方の突発性発疹にかかることも可能制的にはありえます。
ただ圧倒的にかかる確率的が高いのは6型になります。
7型にかかることは珍しいケースになります。
☆突発性発疹のときのお風呂で気を付けることは? |
熱が下がったタイミングで赤い発疹が出ます。
発疹の大きさは直径1~2センチほどで、これが全身に現れます。
痛みや痒みは特にないので、この状態であればお風呂に入っても大丈夫です。
ただ、お風呂に入れる時間はいつもよりも短めにしましょう。
体温が上がるとかゆみや痛みが出てしまうことがあります。
また、水疱瘡や風疹に比べるとかなり感染力は弱いものになりますので、
お風呂で人に感染する可能性は低くなります。
なので、同じ湯に浸かっても大丈夫です。
☆まとめ♪ |
いかがでしたでしょうか?
お風呂を入れていいタイミングがいつ頃なのか覚えて頂ければと思います。
熱さえ出ていなければ、基本的にはお風呂を入れても大丈夫ですが、
子どもの機嫌や状況をみて対応してあげてくださいね。
コメントを残す