(最終更新日:2016年12月16日)
子どものうちに数多くのワクチンをうたせるという
親御さんも少なくないと思います。
予防接種をしようと思っているときに
突発性発疹にかかっちゃって打てない。
じゃあ、いつから予防接種をしていいのか、
気になりますよね。
今回はそのタイミングや突発性発疹に
かからないようにする予防方法などをご紹介します。
☆突発性発疹の原因ってそもそもなに? |
突発性発疹はそもそもどんなことが原因で発症するのでしょうか?
突発性発疹はヒトヘルペスウイルスの6型
および7型という二種類のウイルスが
体内にはいることによって発症します。
つまり、感染症です。
一般的には、子供の時に一度感染すると体内で、
抗体ができます。
しかし、このヒトヘルペスウイルスには6型と
7型と異なる種類のウイルスが存在するため、
6型と7型とと両方の突発性発疹にかかることもあります。
ほとんどの場合が6型になりますので、
7型にかかることは珍しいです。
☆突発性発疹の予防法、治療法は? |
乳幼児や3歳までの子どもがかかる病気で、
むしろ5歳以上の子どもで発症することは非常に珍しいです。
感染してもそこまで重篤になるような病気ではないので、
自然治癒で十分対処できる病気ではありますが、
まれなケースで脳炎や脳症、
血小板減少紫斑病といった重篤な合併症を起こすこともありえます。
なので、対策するに越したことはありません。
では、突発性発疹の予防法としてはどんなことがありえるのでしょうか?
正直に言って、これといった予防法はありません。
なので、突発性発疹が出た場合はすぐに病院に行って、
適切な処置をしてもらってください。
治療法としては、発熱時の対応がほとんどです。
脱水症状にならないように水分を与えたり、
安静にさせたり、十分な睡眠を確保できるように寝るための環境を
つくってあげることや汗をかいたときの着替えなどがあげられます。
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突発性発疹後、いつからインフルエンザや
おたふく風邪などの予防接種をすることができか悩みますよね?
突発性発疹が完治してから1~2週間経ってから
打つように病院では薦められるはずです。
完治してすぐに予防接種をうけることを
オススメしない理由はもちろんあります。
それは、完治してすぐに予防接種するというのが悪いというのではなく、
しっかりと体の中で抗体が作られない可能性があるからです。
予防接種によりワクチンに対する抗体を作るときは、
本人の体の力によって抵抗を作りますから、
発熱などにより体力を消耗したばかりの状態だと、
体力がワクチン内のウイルスの力についていけず副反応などがでるときもあります。
予防接種は、あくまで体の中に抗体を作るために投与するものですので、
抗体がつくれなければ意味がないのです。
抗体がつくれる状態に身体の状態を回復させてから、
予防接種は受けるようにしましょう。
☆まとめ♪ |
突発性発疹は乳幼児や比較的幼い子どもの間で流行します。
ちょうど、水疱瘡やおたふく風邪、
季節によってはインフルエンザなどの予防接種をする時期と
重なることが十分にありえます。
正しい知識を培って、お子さまの命をしっかりと守ってあげてくださいね。
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