なぜ初詣に行くの?日本の文化を学ぼう!

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(最終更新日:2016年10月7日)

初詣とは?

初詣でには、これから始まる一年間が良い年であるようにという祈りがこめられています。

また、年ごとに縁起の良い方角があり、自分の住まいから見て吉方にある神社、

寺院にお参りする「恵方参り(えほうまいり)」のならわしも残っていますね。

 

⚫️初詣での意味

さて、初詣でには、2つの説があります。

1つは、先程も触れたする恵方参りが初詣でになったという説。

もう一つは、神道の年籠り(としごもり)が初詣でになったという説です。

・もともとお正月は神道の儀式です。各家庭では、その年の福をつかさどる歳神様に鏡もちを備えし、

門松をたててお迎えし、おせち料理を作ってその年の豊作や家内安全などを祈ってきました。

・家長とともに、歳神様からのお下がりであるおせち料理を頂いたあと、歳神様のいる方角にある神社、寺院にお参りするというのが恵方参りです。

・年籠り(としごもり)とはもう少し古くからある慣習で、氏子である家長たちが、

その土地の氏神様をまつった神社にこもり大晦日から元旦にかけて豊作や家内安全を祈願する行事でした。

大晦日から元旦にかけて神社にこもることが、大晦日から元旦にかけてお参りする習慣へと変化したとも考えられていますね。

・大晦日から元旦に切り替わる深夜24時を跨いでするお参りを二年参りとも言います。

なお、除夜の鐘は、神道というよりも仏教の儀式として現代まで残ったものと思われますね。

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初詣に行く意味とは?!

初詣は、一年間無事に過ごせた感謝の気持ちと、新年を健康に幸せに過ごせるよう

神社やお寺でお願いするものです。お詣りするのは、神社、お寺、どちらでも構いませんね。

時には、明治神宮や鶴岡八幡宮のような有名な神社やお寺まで、 足を伸ばしてみるのも楽しいですね。

さらにお賽銭にも意味があって、5円玉は「ご縁がある」45円だと「始終ご縁がある」となり、ご利益があるみたいですね。

ただ10円玉は、「遠縁」を連想させると言われているので避けた方がいいでしょう。

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あと初詣を済ませたあとには、せっかくいただいた「福」が逃げてしまわないよう寄り道などせずにまっすぐに帰るようにしましょうね。

 

初詣はいつからいつまで?

初詣での時期については、諸説あります。主なものは以下の通 りですが、時代とともに、(1)から(3)へと考え方が変化してきたようです。

1)元旦(1/1)の参詣を初詣でという

2)三が日(1/11/3)の参詣を初詣でという

3)松の内(1/7まで)の参詣を初詣でという

一般的には「松の内」つまり1月7日までに行くのが良いとされていますね。

ただ、これは決まりがあるわけではないんですね。門松や松飾りを飾っておく期間を松の内といいます。

門松や松飾りは年神様がいらっしゃる目印ですから、松の内は年神様がいらっしゃる期間ということになりますね。

初詣がその年1年の無事や平安を祈る行事なので、年神様がいらっしゃる期間にお参りするというわけです。

年賀状のやりとりや新年の挨拶を交わすのも松の内までというのもそのためですね。

 

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まとめ

初詣でのことはわかりましたでしょうか。

お寺と神社あまり気にしないでも大丈夫なことがわかりました。

年を始めるためのイベントとして楽しめばいいかと思います。

 

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