(最終更新日:2016年10月5日)
半身浴の効果って?
半身浴とは、ぬるめのお湯にみぞおちくらいまで浸かる入浴法です。
心臓に負担がかからないため、長時間の入浴が可能になります。
長時間入ると下半身をしっかり温めることができるので、
むくみの解消、全身の血液循環が良くなり代謝が上がる、血液の流れが良くなることで、
お肌の隅々まで酸素や栄養を運ぶことができ、ニキビやくすみの解消にもなります。
いいことづくしの半身浴ですが、いくつかポイントがあるようです。
どれくらいの温度がベストなの?
湯温は38℃から40℃くらいで、ちょっとぬるめです。
熱いお湯に全身浸かると、交感神経が優位になり、かえって血行が悪くなります。
また、心臓に負担がかかり、のぼせの原因に。
ぬるめのお湯にじっくり浸かると、体の深部までしっかりと温まり、湯冷めもしにくいです。
冬場など、肩が寒い場合は、乾いたタオルをかけます。
半身浴をする時間ってどれくらい?
20~30分が理想です。始めはぬるいなーと思っても、どんどん体が温まり、汗がでてきます。
この汗が老廃物や有害物質、余分な脂肪まで排出してくれます。
退屈する方は、雑誌を持ち込んだり、音楽をかけたりしてリラックスしながらお風呂タイムを楽しみましょう。
最後に保湿が肝心!!
半身浴には肌トラブル解消の効果があります。
ニキビ、敏感肌、アトピーなどの原因となる毒素を排出します。
ただ、入浴は肌のバリア機能を低下させます。
- 角質層がふやけるので、角質がはがれる
- 水分で膨張した角質層に隙間ができ、肌の水分や油分が逃げてしまう。
- 汗でセラミドが溶けやすくなり、皮脂が流れてしまう。
これらのことを防ぐために、入浴後はかならず、しっかり保湿することが大切です。
このとき、肌に軽く水分が残っている状態で、保湿力の高い化粧水をつけます。
「濡れタオル」でやさしく拭きましょう。
保湿ジェルなどを塗ってから半身浴をするのもおすすめです。お湯のスチームでパック効果が出ます。
まとめ
冷えた体をしっかり温めることができる半身浴。
美肌だけでなく、様々な効果がありました。
美肌のために肝心なのは、「お風呂でも乾燥してしまう」ということを忘れないことです。
湿度の高いお風呂場でも、しっかりとケアしないと、乾燥トラブルの原因に。
半身浴のあとはしっかり保湿してください。「セラミド」配合のクリームがおすすめです。
高温に長時間浸からない、洗いすぎない、ということを必ず守ってください。
体の内側からの保湿も忘れずに。水分補給もしっかり行ってください。
お風呂タイムの前にお水や白湯をコップ一杯。お風呂上りにも一杯。
もとろん、お風呂にペットボトルを持ち込むのもいいでしょう。
半身浴にはお肌の大敵、ストレスを解消するという効果もあります。
ぬるめのお湯は副交感神経を優位にし、リラックスできます。
心のデトックスですね。 お風呂で、美肌を目指しましょう。
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