花粉症の注射の副作用は?女性ホルモンが乱れる?

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(最終更新日:2016年9月6日)

 

現在、花粉症の治療に使われている注射は3種類

それぞれ、効果と女性が特に気になる副作用、必要回数をまとめてみました。

まだまだ外は寒いですが、早い人は2月くらいから憂鬱な花粉症の季節が始まります。

最近は1本打てばワンシーズン効くと話題の注射による予防法があるそうですが・・・?

「副作用が心配!」

私も20年近く花粉症に悩まされている一人です。

効果的な注射なら試してみたいけど・・・どうかしら?

 

注射の種類と女性に関係する副作用は?

 

現在、花粉症の治療に使われている注射は3種類

それぞれ、効果と女性が特に気になる副作用必要回数をまとめてみました。

 

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◆ステロイド注射

<効果>

症状を抑える。即効性がある。持続力は2~3ヶ月人によってはワンシーズン効果あり

 

<副作用>

顔や全身のむくみ/ホルモン異常(生理不順・不正出血)/電解質異常(精神障害・だるさ)/注射部位の陥没・萎縮 

※副作用の出かたは人によって大きく異なります

<必要回数> 

1回

<費用>

保険適用で1000円程度

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◆アレルゲン注射


<効果>

スギ花粉症の完治(即効性はないため、別の対処療法と併用が必要な場合があります)

<副作用>

患部の腫れ(重篤な副作用はめったにないそうです)

<必要回数>

36~48回(最初の半年は週1、その後は月に1回)

<費用>

500~1000円(1回)

 

◆ヒスタミン注射

<効果>

症状を抑える。数回の注射で効果が出る(人によって必要回数に差があります)

<副作用>

じんましん/アレルギー症状の一時的悪化/眠気/頭痛/発熱/患部の腫れなど 

※副作用の発生割合は高くありません

<必要回数>

6~10回(1週間に1~2回を2ヶ月ほど)

<費用>

500~1000円(1回)

 

ステロイドはいけないの?

 

ステロイドというとなんだか怖いイメージを持つ方も多いですよね。

しかし、必要な場面では、炎症を抑える、アレルギー反応を抑えるなど、

劇的に効果を発揮するので処方されています。

 

ステロイド軟膏_R
(引用 http://sachiclinic.main.jp/)

 

皮膚科で処方される軟膏にもステロイドはよく使用されています。

90年代にはマスコミによるステロイドバッシングの影響で、

必要以上にステロイド治療を嫌がる親が多かったそうですが、

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現在は「必要な量を必要な期間だけ使う」と、医師と話し合って納得される方が増えてきているんだとか。

アトピーにはステロイド治療が基本だというのが、世界的にも皮膚科医の共通の意見なんだそうです。

皮膚から吸収されるステロイドの量は非常に少なく、

子供や妊婦さん、授乳中の女性でも安心して使って良いと皮膚科の先生はおっしゃいます

ということは、ステロイドは安全?

いやいや、これはあくまでも軟膏の話!

直接、体内に注射する「ステロイド注射」は別です。

ステロイド系の薬の大量投与・長期間投与を受けると、深刻な副作用が出ることはよく知られています。

よく効く薬は強い薬だという意識を持っておく必要がありますね。

1回で2~3ヶ月も効果が続く薬は、体にとって負担がかかりそう・・・

 花粉症の治療に限っては“日本耳鼻科学会”や“日本アレルギー学会”はおすすめしないという見解を発表しています。

自分の花粉症の症状に本当にステロイド注射が必須で、他に治療法がないのか考えることも必要かもしれません。

 

すべての注射がダメ?おススメの方法とは?

 

上記にご紹介した3種類の注射が、すべてダメなわけではありません。

どれも効果がありますし、人それぞれ、必要としている治療は違いますよね(^-^)

 

スギ花粉_R
(引用 http://www.so-net.ne.jp/)

個人的に、興味があるのはアレルゲン注射「減感作療法」とも言います。

アレルギーの原因物質、(ここではスギ花粉)を少量ずつ注射して、

それに対する過敏な反応を減らしていこうというアレルギーに対する唯一の根本治療法です!

この治療が主流にならない一番理由は治療期間が長いということ。

途中でやめたら何もならないのですが、続かない人がとても多いそうです。

一回あたりの金額も手ごろで、時間が取れる人なら

“3年通院すれば一生辛い花粉症から解放される”

と思えばどうでしょう。

何よりも、副作用が少ないというのが安心です。

 

未婚の女性は打ってもよい?

 

将来、妊娠・出産を希望されているなら(少しでも可能性があるなら)ステロイド注射はおすすめしません。

リスクが高い気がします。

ホルモンのバランスが崩れることは体調面でも精神面でも負担がかかります。

花粉症_R

また、不妊で悩んでいる女性は、直接の原因ではないのに過去の自分の生活や行動を責めて、責任を感じ、悩んだりします。

年に一回のステロイド注射で不妊になるとは限りませんし、証明も難しい。

でも、他に治療法がないわけではないので、安易にステロイド注射は選んで欲しくないなぁ~と、老婆心ながら思います・・・。

余計なお世話ですが(^^;

 

 

まとめ

ハイリスクハイリターンな「ステロイド注射」

時間はかかりますが、根本治療ができる「減感作療法(アレルゲン注射)

飲み薬と同等の効き目の「ヒスタミン注射」

どれを選ぶかは、自分の判断になるわけですが、

それぞれにどんな副作用があるか知った上でよ~く考えなければいけませんねo(^^)o

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