(最終更新日:2016年7月4日)
家庭でも簡単に作れる恵方巻き(^^)
コンビニ恵方巻きもいいですが、2016年は恵方巻きを手作りしてみませんか?
恵方巻きの具材は何を入れる?
最近のお店に並んでいる”恵方巻き”は多岐にわたります。
定番の太巻きから、海鮮巻、サラダ巻き、ロールケーキなんていう変わり種も!
(引用 https://jp.pinterest.com/)
現代の恵方巻きだから、なんでもあり、美味しければOKと思っていますが、
“恵方を向いて食べる”とか、“切らないで丸かぶり”(「丸かぶり」とは、関西の方言で丸かじりの意味)とか、決まり事がありますよねふと、
「恵方巻きの具にも決まりがあるのかしら・・・?」と考えてしまいました( ̄― ̄)
大阪発祥の訳とは?
もともと、恵方巻きは,大阪の商人たちが
商売繁盛・無病息災を願って食べたと言われています。
(引用 https://jp.pinterest.com/)
始めの頃はお新香巻きが多かったそうですよ。
商売の神様といえば?
◆大黒天(だいこくてん)「食物・財福」ヒンドゥー教のシヴァ神の化身
◆毘沙門天(びしゃもんてん)「福徳増進」ヒンドゥー教のクーベラ神(戦いの神)
◆恵比寿天(えびすてん)「商売繁盛」漁業の神
◆寿老人(じゅろうじん)「長寿延命・富貴長寿」南極星の化身
◆福禄寿(ふくろくじゅ)「招徳人望」道教の神、南極星の化身
◆弁財天(べんざいてん)「音楽・弁才・知恵・財福・縁結び」徳のある天女
◆布袋尊(ほていそん)「夫婦円満・笑門来福・子宝」弥勒菩薩の化身
(引用 https://jp.pinterest.com/)
そこで気になるのが「どの神様に何の食材をあてるのか?」ですよね(^^)
お正月のおせちにもかまぼこ→日の出栗きんとん→勝ち栗(豊かさと勝負運)
黒豆→まめに働く(健康)などなど(^^)
だったら、恵方巻きの具にも意味があるだろう!
私も気になったので、色々と時間をかけて調べてみたんですが・・・。
なかなか出てこない・・・。スミマセンM(> <*)m”
恵方巻きの具“はたくさんヒットするのですが、7人の神様全てを網羅することはできず(><)
でも、みんな口を揃えて「7種類を入れよう」と言っています!
そこで、思ったのが、「なんでもいいんじゃないか?」こんな身も蓋もない結論でごめんなさい(^^;
でも、一生懸命考えたんです!歴史もそんなに古くない恵方巻きの習慣には正式な“しきたり”はなく、
その時その時に合わせた具材を巻いていたんじゃないかな~~
七福神信仰は室町時代までさかのぼります。
恵方巻きの風習がその時代にあったかどうか、真実はわかりませんが、なにか縁起の良いものにあやかりたいという庶民の気持ちが風土となって根付いているのがわかります。
いつの時代も、庶民の生活は大変だったということですね。
七福神は七つの神様の総称で、七福神を参拝すると、「七つの災難が除かれて七つの幸福を授かる」七人の神様!
ひとまとめで、よろしくお願いいたしますm(_ _)m
数字の「7」が決めて!卵は金運?
とにかく7種類入れることが福を呼ぶということで、おすすめの7品!
まだまだ寒い2月初旬。恵方巻きの食材には美容/健康効果も期待できますよ!
(引用 https://jp.pinterest.com/)
■きゅうりこれは外せませんね!しゃりっとした歯ごたえと適度な塩気がメリハリをつけてくれます。デトックス効果があります。むくみにも◎
■かんぴょうその昔、かんぴょうは大変高価なものでした。食物繊維もたっぷりで、便秘解消にもおすすめです。
■しいたけの甘煮こちらも年配の方などが贈答品に選ぶ高級品ですね。食物繊維やビタミンB1が豊富です。美肌効果・便秘解消・風邪の予防にも。
■穴子/うなぎ穴子やうなぎは身が長く、「末永く健康」を表す縁起物です。
■伊達巻/だし巻き卵卵の黄色はおせちでも黄金=富の象徴の縁起物です。卵のアミノ酸は、コラーゲンの元。毎日1つは食べたい美容食材です。
■おぼろ/桜でんぶ紅白は縁起の良い印。シャリの白と合わせて、彩に。おぼろと桜でんぶは、見た目は似ていますが、原材料が異なります。おぼろはエビやサケで、桜でんぶはタラ。
■昆布昆布は古くから、不老長寿の縁起物とされてきました。日本のお祝いの膳には必ず入っていますね。低カロリーで、カルシウム・食物繊維・ヨウ素が豊富。
まとめ
今回は、私も色々調べてみて、恵方巻きの”具”に関して勉強になりました(^^)
そして、あらためてアレンジされた「現代版・恵方巻き」は、大阪発祥のナニワの商人魂を見事に受け継いだ、
時代にあった恵方巻きのあり方なのではないかな、と感じました。
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