水引は必ず結び切りを選んで
水引とは、祝儀袋や贈り物に付いている飾り紐の事です。 水引の結び方には三種類あります。
人生の晴れ舞台と言われる結婚式は、一般的に一度だけであることが望ましいという考え方から、
固く結ばれ解けないという意味のある結び切りを使うのがマナーです。
他に、花結び・鮑結びがあり、この三種類をベースにしてアレンジされた水引がたくさんあります。
結び方によって意味が違いますので、選ぶ時は十分に注意してください。
入れる金額に合わせた袋の選び方
見た目が豪華な祝儀袋を使用したくなる心情は分かりますが、 中身と外見の釣り合いが取れていないのは恥ずかしいです。
包む金額に見合う祝儀袋を選びましょう。 目安としては、包む金額の1/100です。
・基本的な水引のシンプルなもの
・基本的な水引+華やか過ぎない飾りがあるもの
・水引自体が豪華であり、和紙の質も良いもの
このように段階がありますので、気にかけてみてください。
今は包装フィルムに「○万~○万用」のように記載されている商品もありますので、参考にされてみてください。
おしゃれな袋は親しい間だけで使うように
使う予定がなくても、ついつい手に取って買ってしまいたくなる程、デザインや色が可愛い祝儀袋がたくさんあります。
パステルカラーのピンクやオレンジなどは親しい女性に、ブルーやグリーンなどは親しい男性に使います。
ただし、あくまで「親しい方へ」です。
可愛い見た目は魅力的ですが、同時にカジュアルな印象もあります。
目上の方や仕事の取引先関係の方などへ渡す時は避けた方が良いです。 相手との間柄を考えて選んでください。
新札は早めに用意を
お祝いごとに使う紙幣は新札が望ましいです。
特に、結婚式は招待状やそれより前から本人より伝えられている事が多く、
準備できる期間があるわけですから、望ましいというよりも新札を用意するのがマナーと考えます。
当日、うっかり・どうしても新札が用意できなかった場合、 結婚式のほとんどが土日祝に行われるので銀行はお休みです。
そんな時はホテルのフロントに頼ってみましょう。
コンビニなどよりも新札を保持している可能性は高く、事情を察知し、対応してくれる可能性も非常に高いです。
まとめ
結婚式のお知らせ~当日まで、時間は十分にありますから、 「少し早いかな?」と思うくらいの時点から準備をしておいて良いと思います。
結婚式に参列するのが初めての方なら尚更です。
「祝儀袋に気を遣わないといけないの!?」という驚きを経験に変えて、 大人のマナーを身につけて、余裕を持って当日を迎えたいですね。
コメントを残す