真夏の晴れた空に大輪の花が沢山咲く花火大会で打ち上げられる打ち上げ花火。
その種類は沢山あるようです。
今回は、打ち上げ花火の種類や特徴そして値段なども見てみましょう。
花火の詳細がわかると、花火大会がスゴイってわかるかもしれません♬
打ち上げ花火の種類と特徴
打ち上げ花火には、4つの大きな種類があります。
1.型物
2.割物
3.小割物
4.ポカ物
それぞれの花火の種類について見ていくことにしましょう。
1.型物
打ち上げた際、色々な形や図形が描き出される花火。
色々なキャラクターや蝶、ハートやスマイルマークなどあります。
型物は、割物の変形型とも言われています。
2.割物
打ち上げた際に、☆が球体上に広がる打ち上げ花火を指します。
一般的な打ち上げ花火の代表がこの割物に属しています。
星にしっぽが付いたように見える花火を菊物と呼びます。
星にしっぽがついてないように見えるものは、牡丹物と呼びます。
二重に見えるものを芯物と呼びます。
割物の花火でも3つの種類に分かれることが分かります。
3.小割物
2番目にご紹介した割物よりももっと小ぶりのタイプのものを指します。
いくつもの小さい円状のもが打ち上げられます。
4.ポカ物
打ち上げた空で、パカッと割れ細かく細工された花火が出てくる花火のタイプとなります。
沢山の種類のタイプがあることが分かりましたね。
種類がわかったところで、打ち上げられる種類を次はご紹介します。
【割物】
・ひまわり ・猫 ・魚 ・星 ・ハート ・芯菊
・八重芯菊 ・土星 ・蝶 ・たんぽぽ
【小割物】
・花雷 ・冠菊 ・千輪菊
【ポカ物】
・蜂 ・銀蜂 ・笛
打ち上げ花火の種類によって違うけれど、ベースは菊の花が多いようですね。
最近では、人気のあるキャラクターなども盛り込まれつつあり、花火業界も工夫をしていることがよくわかります。
花火玉には号数が決まっています。
小さいものでは3号玉となっており、大きいものになると30号玉となります。
花火が打ち上げられ到達する高度と半径が決められていますよ!
3号玉⇒120m 開花半径は30m (直径 60m)
4号玉⇒160m 開花半径は65m (直径 130m)
5号玉⇒190m 開花半径は85m (直径 170m)
6号玉⇒220m 開花半径は110m (直径 220m)
7号玉⇒250m 開花半径は120m (直径 240m)
8号玉⇒280m 開花半径は140m (直径 280m)
10号玉⇒330m 開花半径は160m (直径 320m)⇒1尺玉と言われる
20号玉⇒500m 開花半径は240m (直径 480m)⇒2尺玉と言われる
30号玉⇒600m 開花半径は275m (直径 650m)⇒3尺玉と言われる
打ち上げ台から打ち上げるにしてもこの大きさは、かなり大きいことが分かりますね!
火薬の量も、花火玉が大きくなれば比例して増えています。
また出来上がりの色によって火薬の配列も変わってくるんですって!結構驚きですよね。
そのうえ1つ花火を作るのに、2週間程度の期間を要する花火。作る側も結構忙しいようです。
花火大会をするために一生懸命色々なサイズの花火玉が作られて花火大会が行われているとは・・!
大きさが大きくなったらその分火薬の量なども増えてきますので地道な作業をしなければならないようです。
打ち上げ花火の値段
打ち上げ花火の種類や特徴が分かったところで次は、価格に行ってみましょう。
一般的な相場としてご紹介してみますね。
3号玉サイズ⇒1発4000円ぐらいから
4号玉サイズ⇒1発6000円ぐらいから
5号玉サイズ⇒1発10,000円ぐらいから
6号玉サイズ⇒1発16,000円ぐらいから
7号玉サイズ⇒1発25,000円ぐらいから
10号玉サイズ⇒1尺玉1発50,000円~100,000円ぐらいまで
20号玉サイズ⇒2尺玉1発600,000~800,000円ぐらいから
30号玉サイズ⇒3尺玉1発1,500,000円くらいから
価格帯もそれぞれバラバラとなっていますね。小玉サイズであれば、5,000円ぐらいからとお手頃なんですね。
私的には、もっと高い金額なのかと思っていたので、意外に安いことに驚きました。
お手頃の金額であれば、個人購入ができそうな金額ですよね。でも実は、個人が購入したり、打ち上げたりすることはできません。
きちんとした花火師の資格=煙火打揚従事者手帳を持っている方でないと取り扱えないのです。
花火会社に所属してきちんとした勉強会に参加したうえで、技術が認められた場合に交付されるようになっています。
確かに火を使うものだし、危険なものなので、きちんと認められた人じゃないと危ないのはわかる気がしますよね。
また業者によっては、50,000円ぐらいから、花火大会の時に打ち上げてくれるというプランをしていることも。
事前申し込みが花火大会ごとによって違います。協賛金などを支払えば、打ち上げてもらえるプランもあるようです。
リサーチが必要になりますね。花火大会の実行委員会の配布しているパンフレットに詳細などが書かれていますので詳しくチェックしてみてはいかがでしょうか。
いわゆる協賛という形をとり、打ち上げてもらっているようです。打ち上げてもらう相場金額は、ピンからキリまであります。
花火大会での金額は、10,000円~100,000円程度が相場のようです。
自分だけの記念に残る花火大会にするのであれば、事前に申し込みをするというのも一つかもしれませんよ!
まとめ
打ち上げ花火の種類と金額などご紹介してみましたがいかがでしたでしょうか。
大きさや色価格にも幅があることが今回分かりましたね。!これから花火大会の時期になります。
今までとは違った見方ができそうじゃないですか?是非この夏の花火大会を楽しんでみてくださいね。
関連記事:名古屋みなと祭り花火大会のおすすめスポットは?2018年日程も紹介
関連動画:
コメントを残す