ぶどうのカロリー!太る?ダイエット向き?栄養と効果

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秋の味覚ぶどう。みなさんは、いつも食べているぶどうのカロリーや栄養などについて詳しく知っていますか?

知らなかった、ぶどうのあれこれ。

今までのぶどうの見かたが変わる!……かもしれません。

 

ぶどうの種類でカロリーが違う?一粒のカロリーは?

ぶどうといっても、種類は様々。巨峰やマスカット、デラウェアなどが代表的ですが、他にもたくさんの種類があります。

そんな多種多様なぶどうは、種類によってカロリーが違うのでしょうか?

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色や形、大きさはそれぞれ違いますが、実は100g当たりのカロリーは、さほど変わりません。

ぶどうの可食部(食べられる部分)100g:59kcal です。

それぞれ重さが違うので、その重さでカロリーが違ってくるのです。

では、それぞれの種類、一粒ごとのカロリーはどれくらいなのでしょうか?

上記に挙げた3種類、一粒ごとの大体の重さとカロリーをご紹介します。

*巨峰* 一粒(可食部)13g/8kcal

*マスカット* 一粒(可食部)5g/3kcal

*デラウェア* 一粒(可食部)2g/1kcal

 

ぶどうのカロリーは、このように重さに比例して違ってきます。

大きい粒のものを食べれば、その重さの分カロリーを摂取するのです。

 

ぶどうの栄養素と効果は?

ぶどうには、私たちの体にうれしい栄養素がたくさん含まれています。

ヨーロッパでは「畑のミルク」と言われているほどです。

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ぶどうの主成分はブドウ糖と果糖で、ブドウ糖は摂取すると、すぐに体のエネルギー源になります。

その他に、酒石酸やクエン酸も豊富に含まれ、疲労物質を分解して疲労を回復したり、ブドウ糖を無駄なくエネルギーに変えたりします。

また、健康維持には欠かせない、ビタミン(A、B1、B2、Cなど)やミネラル(カリウム、リン、カルシウム、鉄分など)も多く含まれています。

特に、ポリフェノールが多く含まれ「ポリフェノールの宝庫」とも言われます。

ぶどうに含まれるポリフェノールには、

殺菌作用、抗酸化作用に優れたカテキン、

眼精疲労に効くアントシアニン、

「若返りの成分」と言われ、美肌、老化防止などの効果があるレスベラトール、

アトピーや花粉症の症状を緩和する抗アレルギー作用をもったタンニン

などがたっぷりです。

ぶどうには、私たちの体にうれしくて優しい栄養素が豊富に含まれています。

 

ぶどうを食べても太らない?ダイエットに向いている?

ぶどうの主な成分はブドウ糖と果糖。なので、ぶどうをメインにダイエットというのは無理があるかもしれません。

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ブドウ糖は糖質の一種で、炭水化物(糖質+食物繊維)を構成します。この糖質は体内に入るとブドウ糖などの単糖類に変わりエネルギー源となるのです。

摂取量を守って適切に摂っていけばとても有効な栄養素ですが、摂りすぎてしまうと、中性脂肪に変わり肥満になったり、血糖値が上がって生活習慣病を引き起こしたりしてしまうかもしれません。

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また、果糖も糖質(単糖類)の一種です。体内に入ると素早くエネルギー源になります。単糖類の中で最も小さく、甘みが強いです。

ブドウ糖は血糖値を上げますが、果糖は血糖値を上げません。ただし、果糖は体内で脂肪になりやすいので肥満に注意しなければなりません。

ぶどうはこのように糖質を主成分にしているため、ダイエットのメインにするには不向きです。

 

ぶどうは水分が多いため、満腹感が得られる果物です。その満腹感を利用し、食前や食間に食べて、朝、昼、晩の食事量を調節しましょう。

また、普段のおやつを製菓などからぶどうに変えれば、格段にカロリーも抑えられるので、ヘルシーに小腹が満たされます。

「朝のフルーツは金」と言われるように、ぶどうも朝ごはんに食べるのがとても有効です。朝、食欲がない時でも、水分補給、栄養補給ができ、お腹もいっぱいになります。

 

ただし、摂りすぎには注意してくださいね。

 

ぶどうの糖質はどのくらい?

糖質は、炭水化物-食物繊維量で計算できます。

これをぶどうに当てはめると、ぶどう(可食部)100gあたりは、

15.7(炭水化物)-0.5(食物繊維量)=15.2g(糖質)

ぶどう100gあたりの糖質は15.2gということになります。

 

粒の大小はありますが、一粒の糖質は大体0.4g~2g程度です。

100gあたりでみると、果物のなかでは糖質が多い方ですが、一粒でみると少ない方です。

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ぶどうに限らず、糖質を適度に摂るために、果物の食べ方を工夫すると良いでしょう。

  • 少量をよく噛んで食べる

よく噛むと満腹感が得られるので、食べる量を軽減できます。

  • 食べる組み合わせ、順番に気をつける

クルミやピーナッツ、アーモンドなどのナッツ類を先に食べて、果物を食べると血糖値の上昇が緩やかになります。

  • プラス運動を

ぶどうはエネルギー源をつくる栄養素が揃っている果物です。食べるだけでも、もちろん、つくられたエネルギーを燃やしますが、軽い運動をすると、より効率的にエネルギーを燃焼できます。そうすると、無駄なくエネルギーを使い、余計な脂肪をつくらず肥満防止になります。

 

1日にぶどうはどのくらいが適量?

栄養価が高く、満腹感を与えてくれるぶどう。ただ、ブドウ糖や果糖が多いので、摂りすぎてしまうと肥満の原因になってしまいます。

 

1日の摂取量と摂取方法に気をつければ、とても有効な健康食品ですので、うまく取り入れてみてください。

 

ぶどうの1日の摂取量は100gまでにしましょう。

巨峰などの大粒のものなら、1日7~8粒くらい。少し小さいものなら10粒くらい。デラウェアなどの小粒のものなら1房くらいです。

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ぶどうのカロリーや栄養についてのあれこれ。いかがでしたか?

糖質の摂取量に気をつければ、体にうれしくて優しい果物ですよね。

 

ちなみに、果物には体を冷やすものと、体を冷やしにくいもの、温めるものがあるそうです。

夏が旬の果物や、南国フルーツは体を冷やし、秋や冬に旬の果物や、寒い地方で採れる果物は体を温めてくれるそうです。

スイカやメロン、バナナ、パイナップル、マンゴーなどは火照った体を冷やしてくれて、ぶどうやリンゴ、みかん、いちじくは冷えた体を温めたり、体を冷やしません。

 

自分の体調とよく相談して、自分に合った健康管理やダイエットを心掛けるようにしましょう。

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