9月の家族のイベントといえば『敬老の日』
みんなでお祝いしたり、プレゼントを用意したり、おじいちゃんとおばあちゃんの家に遊びに行く計画を立てている方も多いことでしょう。
実は、敬老の日のプレゼントで一番嬉しいのは「メッセージカード」なんだそうです。
Contents
敬老の日のメッセージ!どんなことに気をつければいい?
実の両親はいいとしても、義理の父母へのメッセージ(手紙)は、目上の方へ書くわけなので、当然、丁寧に書かなければいけません。
言葉遣いや、内容にも配慮する必要があります。
きちんとした便箋やカードを選ぶと、好感度も高くなりますね。
(引用 https://jp.pinterest.com/)
しかしながら、丁寧さを意識するあまり、他人行儀な、よそよそしい文章になってしまってはせっかく贈るメッセージが台無しです。
素直に、普段思っていることを書くのが一番です。
どんなメッセージにも共通することですが、『具体的に書く』のがポイント!
“その時”だけのメッセージになり、ありきたりの定型文のような味気ないものになりません。
自分の置かれてる状況を絡めて、書くとリアルタイムのメッセージになり、相手の心にも響く贈り物になります。
とはいえ、手紙やカードを前に、いざ書こうと思っても、なかなかペンが動かないのが正直なところかもしれません。
そんな時のために、これからシチュエーション別に「敬老の日に贈るメッセージ」の例文をご紹介します(^-^)/
メッセージの例文!自分の親には?
自分の親への手紙は、気兼ねがないので、書きやすいように感じますが、人によっては一番難しいことかもしれませんね。
でも、書き方を検索してここにたどり着いてくださった皆さんですから、きっと手紙やメッセージカードを書きたい思いがあるんですよね。
敬老の日のメッセージだからと言って、「敬老」を意識しすぎず、母の日や父の日に書く手紙だと思ったほうが書きやすくなります。
お父さんやお母さんもあまり「敬老、敬老」と、老いを意識させられるのは嫌でしょう。
実際の年齢が高齢でも、気持ちは若くいたいはずです!
“なんだか、敬老の日のお祝いと言っても、ピンときません。私に子供が生まれて、お父さんとお母さんが「じぃじ、ばぁば」呼ばれるのを見ていても、やっぱり私にとってはいつまでもお父さんとお母さんだもん。でも、○○(子供の名前)と遊んでくれる姿を見ていると、日々、大変だけど、子供を産んで良かったな~と思います。これからも、子育ての先輩・人生の大先輩として、頼りにしてます。今まで通り若々しい二人でいてね。”
メッセージの例文!義理父母には?
義理の両親への敬老の日のメッセージは感謝の言葉を中心に!
「おじいちゃん」「おばあちゃん」はNG
『お父さん』『お母さん』と書きましょう!
あくまでも、敬老の日をお祝いしたいのは「孫」、間に入る”親”はサポートに徹しましょう!
”お父さん、お母さん、敬老の日おめでとうございます。いつも私たちを温かく見守って下さり、感謝申し上げます。子供たちもお父さん、お母さんが大好きです。先日の○○のピアノの発表会には足を運んでいただき、ありがとうございました。○○もお父さんとお母さんが見に来てくれると聞いてから、家での練習も気合いが入っていました。これからも娘の成長を一緒に見守ってくださいね。”
”お父さん、お母さん、お世話になっております。今年は子供たちが自分でプレゼントを作ると張り切っていました。拙い作品ですが、ご笑納ください。これからもお体を大切に、元気でいてください。”
中には、年寄りのお祝いのイメージが嫌で、敬老の日のお祝いが嬉しくない方もいます。
お義父さん、お義母さんが、敬老の日をお祝いしてほしくないと思っていたら、どんな文章も受け付けてはくれない可能性もあります。
その場合は、潔く諦めて、”メッセージ”は子供(孫)に任せてしまうのも手です。
メッセージの例文!孫からはどんな言葉?
「孫」である子供からの直筆メッセージは、おじいちゃんおばあちゃんが喜んでくれるNO.1のプレゼントではないでしょうか?
直筆で書けるようになるのは小学校に入る少し前くらいかもしれません。
お子さんが小さいうちは、大きめの文字が書けるようなカードや便箋を使うのがおすすめです。
まだ文字が書けないお子さんも、”自分の名前だけ””ママの書いた下書きを見ながら””点々文字をなぞらせる”など、頑張ってみると、孫の成長を感じる機会にもなり、喜んでくれることでしょう。
”じぃじとばぁばへ
いつもありがとう!ず~~とげんきでいてね。○○のけっこんしきにもしゅっせきしてね。”
”おじいちゃん、敬老の日おめでとう
いつも一緒に遊びに行くときはカッコイイ車に乗せてくれてありがとう!僕が運転免許を取ったら、おじいちゃんをとなりに乗せてドライブしようね。だから、ずっと元気でいてね。”
”おばあちゃん、いつもありがとう。優しいおばあちゃんが大好きです。今度、学校で学芸会があります。毎日クラスのみんなで練習しているんだよ。見に来てくれたら嬉しいです。”
メッセージの例文!デイサービスでは?
デイサービスや高齢者施設では、敬老の日をお祝いにイベントや小さな贈り物をすることが多いですね。
やはり、贈り物の中でも喜ばれるのが一人一人に宛てたメッセージカードです。
たくさんのカードを手作りで制作するのは、大仕事です。書く内容で迷ってる時間はありません。
敬老の日の準備を始めたら、エプロンにメモ帳を忍ばせて、「印象的な言葉・出来事・面会者」など、メモを取る習慣をつけましょう。そのメモを元に、まとめてカードを製作すれば、時間も短縮できます。
メッセージカードはご本人だけではなく、利用者のご家族がご覧になることも多いです。
「ここのスタッフは、おじいちゃん(おばあちゃん)のことをよく見てくれてる」
と、喜んでもらえるものを贈りましょう。
☆山田さん☆
・8/25 ランチ後、グループトーク 奥さんとの馴れ初め、みんなで盛り上がる。
☆高橋さん☆
・8/19 孫(男・4~5歳・幼稚園?)元気な挨拶◎
☆橘さん☆
・9/1 レク メンコ遊び かなり上手!
上記のメモから、メッセージを作成しました。
“山田様
先日の奥様と若い頃のお話、とても楽しかったです。これからも素敵なお話をたくさん聞かせてくださいね。”
“高橋様
この間遊びに来ていたお孫さん、とっても可愛らしいですね。私たち職員にも元気に挨拶してくれて、なんてお利口なんでしょう。高橋さんも、お孫さんの成長を見守るために、元気で長生きしなくちゃいけませんね。”
“橘様
先日のレクレーションのメンコ勝負は楽しかったですね。私の完敗でしたが・・・。初めてメンコ遊びをしたのですがなかなか難しいですね。今度はコツを教えてくださいね。”
また、相手によっては、きちんとした形のメッセージが適する場面もあります。
そんな時は
“○○様の素敵な笑顔とともに敬老の日を迎えることができ、スタッフ一同心よりお慶び申し上げます。日頃から温かい言葉をかけていただき、人生の大先輩に感謝しております。まだまだ暑い日が続いておりますが、ご自愛ください。”
いかがでしたか?
どんな場面でも、おじいちゃん、おばあちゃんに敬意をもって健康と長寿を願う気持ちは同じです。
ぜひ、贈る相手の顔を思い浮かべて、心のこもった、もらって嬉しいメッセージを考えてみてくださいね。
相手を思って書かれたメッセージはきっと素敵な文章になることでしょう(^^)
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