トマトといえば、夏野菜の代表ですね。
リコピンやビタミンA、食物繊維など栄養がたっぷり、カロリーが少ないのでダイエットにも向いています。
そんなトマトの育て方を、ご紹介しましょう。
Contents
そもそもトマトっていつ植えるの?育て方は?
トマトは畑がなくてもベランダがあれば、プランターで簡単に育てられます。
ミニトマトは丈夫で作りやすく、たくさん採れるので初心者にオススメです。
ミニトマトの品種では、甘みに定評のある千果、ミニトマトの中でも大きくたくさん実をつけるココ、ピンクの果肉がかわいい小桃などが人気です。
(引用元 http://item.rakuten.co.jp/)
トマトは苗から育てると、さらに楽ちんです。
苗は葉の色が濃く、厚みがあって艶がよく、全体にがっちりしたものを選びましょう。
(引用元 https://delmonteagri.co.jp)
植え付け時期は、地域差もありますが、5月下旬ごろが目安です。
苗を植え付ける時に、支柱も一緒に立てておきましょう。
苗から、8㎝ほど離しておくのがポイントです。
(引用元 https://gardening.nanapi.com)
トマトを育てる適温は、昼間は25度前後、夜は17度前後です。
生育には強い光が必要ですが、夏に30度を超えると実がなりにくいので、気をつけましょう。
トマトを育てる時の土の作り方・施肥は?
トマトを育てる時のポイントは、土の作り方です。
トマト専用の培養土も市販されていますが、土の作り方は意外に簡単。
土づくりからトライすると、トマトのおいしさも特別になるかもしれません。
トマトは思った以上に大きく根を張ります。
プランターは標準サイズ(約60㎝)以上のものを選び、その八分目ぐらいまで土を入れます。
底ネットを敷き、底石を3cmほど敷きつめて、排水性をよくします。
(引用元 http://yasainosodatekata.com/)
トマトを育てる時の土の作り方は
赤玉土6.5:腐葉土2.5:バーミキュライト1
を配合します。
この土に、石灰(用土10ℓに対し10g)を混ぜておきます。
植え付ける1週間前に、元肥(化学肥料を用土10ℓに対して10~30g)を追加しましょう。
追肥は早いうちからすると花が落ちやすくなり、実が成らないことがあります。
開花後、1つめの実が膨らみ始めたら、追肥を開始するタイミングです。
3週間に一度、株元から20cmほど離して、肥料を施します。
株元に直接、施してしまうと、根が焼けて枯れてしまうので気をつけます。
また、肥料をやりすぎても十分に育ちません。
60cmプランターなら約15gほどが適量です。
雨の多い時期は、トマトも元気なので少し控えめにしましょう。
水やりはどれくらいの頻度ですればいいの?
(引用元 http://rryorimama.exblog.jp/)
乾燥気味に育てると、トマトの甘みが増しますが、プランターは特に乾燥しやすいので、水やりには気をつけます。
特に植え付けてから2週間ほどは、まだ根付いていない状態です。
土の表面が乾いていたら、水をたっぷりと与えましょう。
苗がしっかりと根付いたら、段階に合わせて水やりの頻度を変えます。
初めの実が成るまでは、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。
でも土の表面が乾いていても、プランターの中心の土はまだ湿っていることがあります。
そんな時は、割り箸などをさしてみて、抜いた割り箸が湿っていなければ土が乾燥している証拠です。
実が大きくなってきたら、もう少し水やりの頻度を少なくします。
トマトの葉が少ししおれた時に、たっぷり水を与えるようにしましょう。
トマトがかかりやすい病気や気をつけるべき虫は?
(引用元 http://naenanaena.seesaa.net/)
トマトがかかりやすい病気に、「尻腐れ病」があります。
土のカルシウム不足や水のやりすぎが原因なので、トマトの株自体がだめになったわけではありません。
まずは、カルシウムを多く含んだ追肥を行って様子を見ましょう。
トマトを育てる時に気をつけるべき虫は、アブラムシ・ハモグリバエなどがいます。
薬剤で防除できますが、薬剤を使いたくない時は、シルバーポリフィルム(銀白色のマルチ資材)を使って、飛来を防ぎましょう。
害虫は周辺の雑草が発生源になっていることもあるので、しっかり除草をすることも忘れずに。
いよいよ収穫☆トマトの収穫時期の目安は?
(引用元 http://yasainosodatekata.com/)
トマトの収穫時期は初めの花が咲いてから、50日後くらいが収穫時期の目安です。
特にミニトマトは収穫が遅れると、実が割れたり落ちやすくなるので、気をつけましょう。
実がヘタ近くまで赤く色づいたら、順番に収穫します。
1粒ずつヘタの上をハサミで切って収穫したら、お好きなレシピで楽しんでください!
収穫が終わったら、花房の下の葉は不要なので摘み取って、風通しや採光をよくしてあげると good!
トマトって連作可能?
(引用元 http://washoku-lab.net/)
トマトを育てた後、同じ土でトマト、ナス、ジャガイモなど同じナス科の植物を栽培すると、生育が悪くなったり、枯れたりします。
これを連作障害といいます。
特定の野菜を続けて育てることで、土の栄養分が偏ってしまったり、直前に育てていた野菜に寄生していた病害
虫が、土の中に残っていることなどが原因とされています。
畑や庭でトマトを毎年育てる場合は、植える場所を変えるか、連作障害の心配がいらない接ぎ木苗のトマトを選びます。
プランターでトマトを育てる場合は、市販の培養土など、新しい土を使えば連作障害の心配はありません。
これからトマトのおいしい季節、ぜひ自分で育ててみましょう。
プランターがあれば、ベランダが家庭菜園になります。
トマト嫌いの子供も自分で育てたトマトなら、ペロリと食べてくれるかもしれません。
家族みんなで、トマトづくりを楽しんでくださいね。
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