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読書感想文に選ぶ本はどんなものがいいの?
まずは読書感想文を書くための本を選ばなければなりません。普段本を読むのが好きな人は半年以内に読んだ本の中から選んでもう一度読み直してもいいでしょう。また好きな作家さんの本でまだ読んだことのない本でもいいですし、新作を買ってもらういい機会です♪
大変なのは普段本を読まない人ですよね。まず本屋さんや図書館に行って本を見てみましょう。パっと本の表紙や帯を見て気になるものがあったらそれを読んでみるといいです。自分の「あっ。これ面白そう」という感覚は意外と外れないもので、読み始めてみるとその本の世界観に入り込んでしまうかもしれません。表紙や帯を見てもピンと来るものがない人は「課題図書」の中から選ぶのが一番間違いないです。課題図書とは学校が指定した本でその学校によって異なるのですが学年や年齢を考慮して選ばれているので読みやすいし、読書感想文が書きやすい本が多いんです。どうしても自力で本を選べない人にはお勧めです。
本のポイントを押さえて早く読むにはどうしたらいい?
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まずわからない単語や漢字はひとまず飛ばして読むことが本を早く読むコツです。1つ2つ漢字や単語がわからなくても本のあらすじには影響しません。それよりも全体を読んで、流れ、雰囲気をつかむことの方が大事です。繰り返して行くと段々わからない単語があってもなんとなく意味を自分で考えることができるようになります。
一通り読み終わったら全部まとめて辞書などで単語の意味や漢字の読み方を調べる癖をつければ自然と2回読むことになりますし、語彙力も上がるので一石二鳥です。
後はどうしても早く読みたいと言う人はあとがきから読むのもオススメです。あとがきにはその本のポイントが上手くまとめられています。それを読んでから本編を読むと先をある程度知っている分自分の頭の中で整理しながら読むことができるので真っ白な状態から読むよりもスムーズにポイントを押さえつつ読むことができます。
文章の書き始めはなんて書く?コツはあるの?
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感想文を書く際に一番困るのが書き始めではないでしょうか?書き始めをスムーズに書くことができればその後も書き続けられそうですよね。
まず「バンっ」と自分の本の感想を書いてしまいましょう。例えば「私はびっくりしました、自分とこれほど似ているキャラクターが出てきたことに。」のようにズバと言ってしまってオッケーです。ここで読む人も「一体この作品にはどのようなキャラクターが出てくるのだろうか。」と興味を持ってくれます。またそのキャラクターの性格やどんなところが似ているのかなど自分もこの後の文章を書きやすくなります。
よくやってしまいがちなのが「私は○○という本を読みました。」という書きだしですが悪くはないです。ただ題名にも「○○を読んだ感想」等書くと思いますのでダブってしまいますので
できれば避けた方がいい感想文になりますよ。
文章構成はどんな風にすればよい?
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大体中学校の読書感想文の文字数は2000文字以内です。原稿用紙が200字詰めのものでしたら10枚、400時詰めのものでしたら5枚です。多いように見えますが書き始めてしまうと意外と書ける量です。
文章構成は様々な形があると思うのですが一番組み立てしやすいと思う構成をご紹介します。
①全体的な感想
本を最初から最後まで読んでその本に抱いた感想をまず最初に書きます。
②その中で自分が一番気になったキャラクターに対していただいた感想
全体的な感想を書いた後で特に印象に残ったキャラクターや、好きなキャラクターについて書きます。自分がこのキャラクターに対して抱いた感想なんでもいいです。
③そのキャラクターの一番好きなセリフや行動等について
私がよく書いていたのはそのキャラの仲で一番好きなセリフですね。特にストーリー性の強い話はとてもいいセリフが多く自分の心に響きます。読む時に「このセリフいいな」「このシーン好きだな」と思ったら印をつけておくと便利ですよ。
④①から③をふまえてこの本を読んで自分が今後どのように過ごしていくか
自分と自分が好きなキャラクターを比較して「こうなりたい」「こういう風な生き方をしてみたい」等書いてみましょう。
ワンランク上の読書感想文を目指すポイントは?
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更にワンランク上の読書感想文を目指すポイントをご紹介します。
◎文体を変えてみる
文体をかえるだけで文書のイメージは全く異なったものになります。読書感想文で分体を変えて書くという人は中々いないと思いますのでかなり印象に残る読書感想文になります。
・なりきり文体
(自分が登場人物になったような感じで文章を書くスタイル)
・独り言文体
(独り言をつぶやいているような分体で文章を書くスタイル)
などです。
◎過去に入賞した人の感想文を読んでみる
スポーツや勉強の成績をあげたいと言う時には練習したり、勉強したりしますよね?読書感想文を同じです。本当はワンランク上の読書感想文を目指す手っとり早い方法は「とにかく感想文を書いてみる」ということなのですがひと夏の間にそんな時間はありません。
文章を書くには多大な語彙・表現力が必要です。過去に入賞した文章や良いと評価されている文章にはそういった様々な語彙や表現力が駆使されています。
そういった感想文を読むだけでも新たな発見や自分だったらこう書くというものが出てきます。今まで知らなかった表現を織り込むだけでも今までとは違った文章をかくことができるようになります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?読書感想文は普段から本を読む人にとってはどうってことない課題なのですが、普段本を読まない人にとっては普段読まない本を読まなければならない上に感想を書くという嫌な課題です。しかし読書感想文を書ききった頃には間違いなく知らなかった単語がわかるようになっていたり、今まで知らなかった世界を知ることができます。
ぜひ自分で「此の本は面白かった」と言える本を見つけて、その感想を楽しく書いてみてくださいね♪
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