赤ちゃんの脱水症状にどうやって気づく?病院に行く判断の基準は?

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暑い季節になり、様々な病気が心配になってきますよね?

中でも赤ちゃんの脱水症状は大人よりもかかりやすく深刻な症状です。

脱水症状は名前は良く効くので知っているような気がしますが意外にも知らない事も多いかと思います。

そこで今回は赤ちゃんの脱水症状についてお話したいと思います。

脱水症状ってどんな症状?

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体の体液が失われると「脱水症」という状態になります。

しかし、ただ単に体の水分不足という訳ではありません。

脱水症状は体にとって不可欠な体液、「水分と電解質」が失われた状態の事を言います。

脱水症状は体に様々なダメージを与えます。

症状としては、口の乾き、めまい、吐き気、頭痛、体温上昇、おしっこの量が減るなど。

体内の水分量が10%失われるとこのような様々な症状が出ます。

さらに15%失われると生命の危機に至るほど深刻な状態なのです。

もし症状が出た場合こまめに水分補給をしましょう。

どうして赤ちゃんは脱水症状になりやすいの?

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赤ちゃんは大人と比べて体内の水分の割合が大きいため体の水分が減ってしまうとその分、体のへの負担が大きいのです。

体液量は大人で60%、赤ちゃんはなんと70%〜80%と大人と比べて20%近く水分が多いのです。

そして体温調節機能が未発達であり脱水しやすい体でもあります。

さらに代謝が活発なので赤ちゃんの体は沢山の水分を必要とします。

地球温暖化が進んだ事もあり、年々地球の温度は上昇。

夏場はエアコン無しでは過ごせない状態になっています。

現代の子供たちにとって非常に困難な世の中になってきている事も事実です。

脱水症状になった赤ちゃんからのサインは?

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赤ちゃんは言葉を話せないので様子を見極める事が大切です。

些細な事でもいつもと違う様子が見られる場合は注意してみてくださいね。

下記の様な症状が出ていた場合は脱水症状の疑いがあるかもしれません。

■おしっこの回数が少ない、量が少ない。色が濃い。

■うんちが硬い。ころころしている。

■不機嫌、あやしても泣き止まない。食欲がない。

■泣いていても涙が出ていない。

■皮膚に張りがなくお腹や手などシワシワになっている。

■皮膚にツヤがない。弾力性がない。カサカサしている。顔色が青白い。

■気温は高いのに手や足の体温が低い。汗をかかない。

■唇が乾燥している。よだれの量が少ない。

■頭頂部の大泉門がくぼんでいる

■口や鼻の中が乾いている。舌が白く覆われている。

その他、熱を出しているときや、嘔吐や下痢などしている時も注意が必要です。

体内の水分が外に出てしまうからです。

症状が進むと泣く事すらも出来なくなります。

症状が進む前に早めの診察をお勧めします。

どれくらいの症状で病院に行ったほうが良い?

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抵抗力の低い子供は体調を崩し易く中々病院に行く判断に迷いますよね。

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体調を見るときのポイントとして、熱、子供の機嫌、ママの直感があげられます。

熱があったり機嫌が悪かったり、おしっこの量が減り、ぐったりしているようでしたらすぐにでも病院に連れて行きましょう。

早め早めの判断が大切です。

家庭で出来る脱水症状のケアは?

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(引用元:http://item.rakuten.co.jp/mega-star/ab-6388aj/)

とにかく水分補給をしてあげる事が大切です。

まだ母乳やミルクのみの赤ちゃんならば母乳やミルクで大丈夫ですが

離乳食が始まっている赤ちゃんであれば母乳やミルク以外の飲み物を

与える事も効果的です。

赤ちゃん用のお茶やイオン水ならミネラルも入っているのでとても効果的です。

大量にあげると嘔吐や腹痛の原因にもなるので少量を数回に分けてあげましょう。

このとき注意したいのがスポーツドリンクです。

スポーツドリンクはナトリウム濃度が低く、月齢の低い乳児が脱水状態で飲むと

低ナトリウム血しょうから水中毒になる恐れがあるので与えないようにしましょう。

また牛乳も脱水症状の水分補給としてはあまり考えない方が良いでしょう。

消化吸収に時間がかかり胃への負担も大きいです。

母乳、ミルク以外でしたら、麦茶やさ湯、赤ちゃん用イオン水、

経口補水液などがおすすめです。

赤ちゃんや子供は自分からすすんで水分を飲んではくれません。

逆に欲しがるからと言ってガブガブと飲ませるのも良くありません。

嘔吐をしているときなどはさらに吐いてしまい余計に体液が体外に

出てしまいます。

水分を与えるときは少量を何回かに分けて与える事がポイントです。

このとき大切なのは優しく真剣に飲む事の重要性を話してあげてください。

言葉の分からない赤ちゃんでも親が真剣になって話している様子は

何となく感じ取れるはずです。

飲まないからといって決して怒ってはいけません。

ポイントは優しく真剣に!です。

脱水症状にならないために気をつけることは?

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赤ちゃんは大人より良く汗をかきます。さらにおしっこの回数も多く、

嘔吐も多く、うんちも柔らかいなど大切な水分が体外に出やすい状態です。

日頃からのこまめな水分補給が脱水症状を予防する鍵になります。

元気なときでも汗をかいた時やお風呂から出たときなど水分をあげましょう。

また、発熱時や嘔吐、下痢などの際は普段以上にしっかりと水分を補給してあげましょう。

危険な状態になる前にしっかりと予防をし、普段からの様子を観察し異変を

感じたら早めに病院に連れて行きましょう。

そして夏など気温の高い時期はドライブ中などの車内や、家の中でも起こる事があります。

夏など気温の高い時は濡れたタオルやハンカチなどで赤ちゃんの顔や体を湿られましょう。

保湿用のスプレーなども効果的です。

しかしエアコンが効いた部屋や車内では逆効果なので注意が必要です。

車内や野外では長時間の直射日光を控え、日陰や車内では日よけをつけるなどして

赤ちゃんを守りましょう。

日頃の予防と、早めの判断が赤ちゃんを救うポイントになります。

いかがでしたか?以外と知っているようで知らなかった脱水症状。

しかも赤ちゃんともなると大人よりもさらに慎重になりますよね。

普段と違う様子があるようなら自己判断だけでなく早めの診察をお勧めします。

赤ちゃんも軽症で済みますしママの心配も落ち着きます。

そして何よりも脱水症状にならないようにしっかりと予防してくださいね。

毎年暑くて様々な病気が心配ですが気をつけつつ夏を楽しんでくださいね。

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