久しぶりに車のエアコンのスイッチを入れたら“嫌~~な臭い!!”
本格的に暑くなる前に、どうにかしなければなりません。
車の嫌な臭いは、車酔いの原因にもなってしまいます。
そうなってはお出かけの楽しい気分も台無し・・・。
今回は、自分でもできる車のエアコンのお手入れをご紹介します(^-^)/
Contents
車のエアコンフィルターの臭いがでたら交換?掃除?
そもそも、なぜ嫌な臭いが発生してしまうのか?
まずは、車のエアコンの構造をみていきましょう。
エアコンから冷たい空気が出てくるのは・・・?
車の『エバレポーター』という場所で「冷媒(れいばい)」という液体を気化させることによって、周りの空気の温度を下げます。
その強制的に冷やされた空気を扇風機のようなもので、車内に送り込むのです。
(引用 http://www.nitto-kogyo.co.jp/)
エアコンによって冷やされ、車内に送り込まれる空気というのは、元は“外気”です。
駐車場に停車していれば“駐車場の空気”
道路を走っていれば“道路の空気”ということになります。
外気には『排気ガス・ゴミ・菌』など、目には見えませんが色々混ざっています。
エアコンはそんな空気を取り込んでいるので、汚れて当然なのです。
エアコンから嫌な臭いがしてくるな~~と思ったら、大抵フィルターの汚れが原因です。
「じゃあ、交換するか、掃除をするか」ということになるわけですが、これは、車の使用頻度(走行距離)や環境によってどちらがいいか変わってきます。
都会に住んでいて、毎日交通量の多い道路を通勤している人と、緑がいっぱいの環境で運転している人、都会に住んでいるけど、週末しか乗らない人、それぞれエアコンフィルターの汚れ方が違います。
汚れの種類も、砂ぼこりがほとんどのこともあれば、排気ガスの油汚れでベタベタのことも。
自分で掃除する場合はできる範囲で、無理はしない程度にしておきましょう。
取り出してみたら、想像以上に汚れていて「洗うより取り替えたほうがいいな」ということもありえます。
簡単に掃除しようとしたのに思わぬ失敗で、高額出費になってしまうことのないようにお気をつけくださいね(^^)
エアコンフィルターの中には、下記でご紹介する水洗いができないものもあります。
説明書も必ずお手元にご用意ください。
エアコンフィルターを交換せずに掃除する方法は?簡単にできる?
まず、車の取り扱い説明書をご用意ください。
エアコンフィルターの種類や、フィルターの設置場所、取り外し方が書いてあるページがあります。
車種やメーカーによって様々なので、必ずご確認ください。
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エアコンフィルターを取り外す
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軽く叩いて大きめのゴミを取り除く
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エアコンフィルターを薄めた中性洗剤液に浸け置き(30分くらい)
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すすぎ
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乾燥
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取り付け
(引用 http://www.rmc7.com/blog/)
エアコンフィルターは柔らかいものが多いです。
掃除機で吸ったり、ゴシゴシ洗うと変形してしまいますのでご注意ください、
乾燥は、乾燥機や吊り干しはフィルターを傷めてしまいます。
乾いたタオルの上に置いて、風通しの良いところで乾かしましょう。
きちんと乾燥させないと、カビが生えることがあります。
それでは何にもならないので、しっかり乾燥させることが最大のポイントです。
車のエアコンフィルター交換は必要?方法と時期は?
車のエアコンの臭いの最も多い原因は「エアコンフィルターの汚れ」です。
ディーラーの定期点検の案内には“1年に1回交換”が推奨されていますが、1年に1回の交換は本当に必要なんでしょうか?
結論から言うと【交換したほうがいい】
なぜかというと・・・
(引用 http://www.kobetoyopet.com/)
多くの車にはエアコンフィルターが付いています。
エアコンのスイッチを入れると、このフィルターがゴミや菌をろ過してくれるので“ゴミ・菌・カビ”などの汚れでいっぱいになります。
さらにエアコンは、冷気を作り出すため、結露しやすい場所となっていることも“臭い”の大きな原因です。
エアコンフィルターに溜まった菌やカビは水分によってどんどん増殖してしまうのです。
これは、構造上仕方がないことなのです。
カビや菌にまみれた空気を吸い続けることは、嫌な臭いもそうですが、体にもいいはずがありませんね(>_<)
エアコンフィルターの交換方法は3種類
- 専門業者(オートバックスなど)に依頼する
- ディーラーの定期点検の時に交換してもらう
- 自分で交換する
交換のタイミングは、推奨されている1年に1回。
一番いいのはエアコンの使用が終わった時期(10月~11月)です。
エアコンを使い終わってそのままにしているとどんどんカビが増殖していきます。
カビは胞子を飛ばして増殖するので、フィルター以外にも飛び火(飛びカビ?)してしまいます。
どうせ1年に1回取り替えるならそうなる前が安心です。
「忘れちゃった~~」という場合でも、できれば梅雨に入に交る頃にして交換しておきましょう。
やはり、梅雨はカビの増殖しやすい時期です。
エアコンフィルターも例外ではありません。
エアコンフィルターを交換しても臭いが出る原因は?
エアコンフィルターを取り替えてすぐでも、臭いが発生することがあります。
その場合はフィルターの汚れだけが原因ではないかもしれません。
上記でもご紹介した『エバポレーター』がアヤシイ・・・。
(引用 http://www.nitto-kogyo.co.jp/)
エバポレーターはエアコンフィルターのさらに奥にあります。
結露しやすい部分なので、水滴によるカビが発生しやすい場所でもあります。
エアコンフィルターを交換しても同じように嫌な臭いがする場合は、エバポレーターもきれいにする必要があります。
エバポレーターの掃除は車体内部にあり、パーツ自体も複雑な構造なので、素人には難易度が高いです(>_<)
壊してしまうと万単位の修理代がかかることもあるので、専門業者にお願いする方が安心です。
エバポレーターの除菌・消臭は、概ね4,000~5,000円程度でやってくれるところが多いようです。
エアコンフィルター交換をお店ならいくら?
エアコンフィルターの交換をお店(専門業者やディーラー)にやってもらうと、いくらくらいかかるのでしょう?
「車屋さんは高いし・・・」
私もそんなイメージがあります。
ちょっと調べてみました。
<オートバックス>
○エアコンフィルター交換 \1,080~(フィルター別売り)
○エアコン消臭除菌 \4,093~
<ディーラー>
○純正のエアコンフィルター+工賃(\500~1,000)
○メーカー推奨のエアコンフィルター+工賃
※車種や年式によって金額には開きがありますので、ご注意ください。
(引用 http://item.rakuten.co.jp/)
最近では、自分でエアコンフィルターの交換をされる方が増えています。
純正品もいいですが、お高い・・・。
活性炭入りや、花粉やPM2.5対応の高機能フィルター、洗えるエアコンフィルターなんていうのもあります。
トヨタでもフィルターの販売のみがありました。
用途や交換頻度に応じて色々選べるようになっています。
簡単にできるので、今年は自分でチャレンジしてみてもいいかもしれませんよo(*^^*)o
これからが夏本番!
車の嫌な臭いの原因は【エアコンの汚れ】かもしれません!
エアコンフィルターをきれいにして、気持ちよくドライブを楽しんでくださいね♪
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