お彼岸 はなじみ深い言葉ですね。
お彼岸の時期にお墓参りに行く方が多いと思います。
でもなぜお彼岸にお墓参りに行くかって知っていますか?
お墓参りのタイミングなど
知らない事も多いような気がしますね。
そこで今回はお彼岸、お彼岸のお墓参りについて詳しく書いていきたいと思います。
Contents
お彼岸とは?
そもそもお彼岸とは何なのか。
お彼岸とは春と秋の2回あり、
春分、秋分の日の中日とし
前後3日を合わせた7日間
をいいます。
ご先祖様や自然に感謝をする仏道精進の期間で日本独自の仏教行事です。
お彼岸にお墓参りをするのは何故?
先程書いたようにお彼岸は仏教行事です。
元々仏教は中国から伝わってきたものです。
お彼岸は日本だけの風習になりますが・・・。
お彼岸は漢字で言うと
彼方の岸
と書きますね。
はるか向こうの岸と言う事です。
はるか向こう=あの世
と言う意味です。
私たちが生きている世界は
此岸
仏様が暮らす世界を
彼岸
と言うことを覚えておいて下さい。
はるか彼方のあの世に渡るための修行の期間がお彼岸の期間であり、極楽浄土へ迷いなくたどり着けるようにお祈り、修行をする日です。
ですのでお彼岸にはお墓参りをするのです。
2016年のお彼岸はいつ?お墓参りをするタイミングとは?
2016年のお彼岸は
- 3月17.20.23日
- 9月19.22.25日
です。
お墓参りに行くのは中日に行かれる方が多いです。
ですが、お彼岸の期間でしたらいつ行っても問題はありません。
お天気が良く、家族が全員揃う日が良いですね。
お墓参りのマナーや仕方とは?
お墓参りは皆さんきっと一度は行った事があると思います。
ですがきちんとしたマナーでしっかりお参りできていますか?
この観点ではお墓参りのマナー・仕方についてしっかり覚えてもらおうと思います。
① まずは草むしりと掃除、お墓に水をかけるのはNG!
草むしりだけではなく落ち葉やごみなどが落ちているのを見つけたら拾って掃除しましょう。
なんとなくお墓に水をかけて流すイメージがありますが、実はそれはNGなんです!!
ご先祖様が「冷や水を浴びる」と言う意味にもなりますのでやめましょう。
水を絞ったタオルで墓石を拭くのが正解です。
② お線香は束で火を灯し、感謝お気持ちで手を合わせる。
一通りきれいになったのを確認したら、供花をして、束のままお線香に火をつけましょう。
煙をまとめて焚くことで供養されていない無縁物が近寄りにくくなります。
自分の家のご先祖様のお墓から浮遊霊を追い払う様なイメージです。
お線香を立てたら気持ちを込めてお墓に手を合わせて、感謝の気持ちを伝えましょう。
最後に一礼する事も忘れない様にしてください。
③ ごみの後片付けもしっかりとしましょう
勿論最後は拾ったごみなどはおいていかない様にしましょう。
きちんと持ち帰って処分してください。
お墓参りの時間っていつがいいの?
お墓参りをする時間帯ですが
午前中にするようにしましょう。
夕方16時以降や夜 はお墓参りを避けましょう。
夜に行くことがマナー違反・非常識などそういったことはありませんが
午前中に行くことで
ご先祖様を最優先事項にして考えている
という気持ちを表すためです。
また、夕方や夜に行くと掃除のやり残し、転ぶ可能性が高い
などがあるので出来るだけ午前中の明るい時間帯にお墓参りをしましょう。
時間帯的に言うと午前中が良いですが
やはり時間帯よりもお墓参りに行く時は気持ちを大事にしましょう。
一番良いのは
午前中に丁寧にお墓の掃除をする
と言う事ですね。
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