食費の節約方法!モロヘイヤの保存は?冷凍は可能?

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原産地はエジプトと言われており高温で乾燥地帯でも育つ生命力の強い「モロヘイヤ」、アラビア語で「王様の野菜」という意味を持つそうです。

モロヘイヤは青菜の中でもずばぬけた栄養価を持ち、便秘予防や改善、肥満の予防、がんの予防、コレステロールの低下、高血圧予防、皮膚の活性化、など数え上げたらキリがないほどの効能が期待できる食材です。

これだけの栄養価を持ちながら、生育のスピードは早く、半年で2mほどにまで成長するほどです。

しかも、モロヘイヤは「リボーンベジタブル」なんです。
リボーンベジタブルとは再生野菜という意味で、野菜の根っこやヘタを水につけておくだけで再生し、また食べられるように成長する野菜の事です。

栄養価も高く、食費の節約にもなるなんて、まさに理想的な野菜ですね。
そんなモロヘイヤを無駄なく使うために保存方法を紹介していきましょう。

 

モロヘイヤの保存は冷蔵庫?

冷蔵庫 保存
(引用:http://www.irasutoya.com

モロヘイヤは傷みやすく日持ちしない野菜のため、買ってきたその日に食べるのが一番良いのですが、食べきれなかった分は保存することもできます。
では、どのようにして保存したら良いのでしょう?
それほど多くない量であるならば、すぐに調理することができる冷蔵保存がおすすめです。

冷蔵保存する場合、買ってきた状態でそのまま冷蔵庫に入れるのではなく、一手間加える事で、鮮度がもち、美味しさを保つ事ができます。

まず、モロヘイヤの茎を取り除きます。
(茎はすぐに硬くなってしまうので。)
洗った後はザルにあげて良く水をきります。
その後、湿らせたキッチンペーパーや新聞紙で包み、ビニール袋に入れて室温5℃程度の野菜室で保存しましょう。

また、さっと茹でてからしっかりと水切りをして、鰹節とめんつゆで和えたり、梅干と鰹節で和えたりして保存すれば、常備菜にもなり便利です。

しかし傷みやすい事には変わりはないので、23日程度で食べきるようにしましょう。

 

モロヘイヤの美味しいゆで方は?

茹で方
(引用:http://cc-library.net

モロヘイヤは「茎」も「葉」も食べられます。
しかし茹で時間が異なるので部分別に切り分けて茹でるか、時間差で鍋に沈めていくか、どちらかで茹でる事をおすすめします。

最初に、下ごしらえとして、モロヘイヤは下の方1/4くらいは切って処理しましょう。
この部分は硬く、筋張っているので食べられません。

部分別に切り分けて茹でる場合、「茎」の部分と「葉」の部分を切り分けます。
鍋にたっぷりの湯を沸かしたら、ひとつまみの塩を入れます。軽く塩味を感じる程度です。

まず「茎」の部分から投入しましょう。40秒程が経過した時点で「葉」の部分を投入します。
その後20秒程で全てザルに上げて冷水にさらし、手で絞って水気を切りましょう。

次に、時間差で鍋に沈め茹でる場合ですが、こちらの場合は「茎」の部分と「葉」の部分を切り分けることはせずに、ひとつまみの塩が入ったお湯に茎の部分から沈めます。
40秒程したら箸を使って全体を鍋に沈めて20秒程茹でます。
あとは部分別に茹でる場合と同様です。

 

美味しさを保つには冷凍保存?期間はどのくらい?

冷凍保存
(引用:http://irasutoya.com

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冒頭でも紹介しましたが、モロヘイヤは傷みやすい食材です。
冷蔵保存したとしても23日しか持ちません。
そこで冷凍庫の出番です。モロヘイヤは冷凍保存すると12か月の長期保存が可能になります。

冷凍保存する場合の注意点は、生のまま冷凍すると繊維質が壊れてしまうということです。
ですから、茹でてから冷凍する方が良いでしょう。

冷凍保存する場合は、すぐに使えるように、茹でた後細かく刻んで1回分ずつラップにくるみ、ジップロックに入れて保存するのが良いでしょう。
他にも用途に合わせた切り方で1回分ずつラップにくるみ、ジップロックに入れて保存するのも良いでしょう。

モロヘイヤの旬の時期は夏なので、菌も繁殖しやすく、室温も高いので、やはり冷凍保存が最良だと思います。

 

モロヘイヤを冷凍しても栄養は変わらない?

冷凍しても栄養は変わらない
(引用:http://health.queenbeat.net/nutritional


モロヘイヤは「王様の野菜」と言われるほどですが一体どれほどの栄養成分がふくまれているのでしょう。

㈶日本食品分析センターによると、食物繊維はバナナ9本分、鉄はほうれん草6束分、βカロテンは人参1.4本分、ビタミンEはトマト5個分、カルシウムはいわし57匹分、だそうです。
その他にも血流改善・コレステロール値抑制の効果が期待できるケルセチンは玉ねぎの2倍含まれています。
山芋やオクラに含まれているムチンもモロヘイヤには多く含まれており、肝機能・腎機能の向上、血糖値の上昇抑制の効果があります。

さて、これだけの栄養が含まれているモロヘイヤですが、冷凍してその栄養が壊れてしまっては元も子もなくなってしまいます。

そこで調べたみたところ、モロヘイヤは、炒めたり、ゆでたり、蒸したり、煮たり、揚げたりしても含まれている栄養が壊れることは殆どないと言われていることです。

さらに、油と一緒に摂取することでビタミンAの吸収率が上がるそうです。

これで心置きなく冷凍保存できますね。

 

新鮮なモロヘイヤの選び方は?

見分け方
(引用:http://www.tadayasai.com/phone/

モロヘイヤの旬は78月です。旬の時期に一番新鮮なものが出回るので、その時期に買うのが鉄則です。
その中でもさらに新鮮なものの見分け方としては、葉先までハリがあり弾力のあるもの、葉が変色しておらず緑色のもの、茎がしっかりしていてみずみずしい切り口のもの、茎が太すぎないものを選ぶと良いでしょう。

逆に、葉が黄色く変色してきているもの、葉がしなびているものは避けたほうが良いでしょう。

さて、今年は例年以上に猛暑の予報がでていますね。
暑いと食欲も落ちてしまい、そこから免疫力が落ちてしまったり、疲れやすくなってしまったり、なかなか体調管理が難しくなります。
モロヘイヤはそれ1つで豊富な栄養を含んでいます。
朝はスムージーで栄養補給を、夜は、おひたしにすれば暑くて食欲が落ちていても食べやすいでしょう。

クレオパトラも好んで食べたという説話もあるほど昔から「王様の野菜」として親しまれている野菜です。健康維持のために、この夏は是非すすんで摂取してみましょう。

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