これから本格的な夏が来ます。
今年は5月も真夏日があるくらい、夏は猛暑になることは間違いなしですね(>_<)
そんな時、快適に過ごすために欠かせないエアコンが壊れたら死活問題!!!
今回はエアコンのトラブルに多い『水漏れ』についてまとめてみたいと思いますo(^^)o
Contents
急に水が・・・エアコンの水漏れ2大原因は?
エアコンから水がポタポタ・・・
エアコントラブルの中でも水漏れは感電などの大きな事故につながる可能性のある心配な状態です。
できればすぐに直したいと思うもの。
ところが業者に電話をして、事情を説明すると、
『では3日後の13:00にお伺いします』
「え?もう少し早く来てはいただけませんか?
『ちょうど混み合っていまして・・・申し訳ありません』
さて、困った!
水漏れしたまま3日使い続けるか、エアコンをつけずに我慢するか!
(引用 http://techabe.blogspot.jp/)
気温が上がりエアコン使い始める時期は、エアコン掃除や、故障の対応等で、業者さんは大忙しです。
順番待ちになってしまうことも少なくありません。
そんな時は自分で水漏れトラブルを直すことができないか試してみましょう。
エアコンの水漏れのほとんどが
【ドレンホースの詰り】か【アルミフィンのトラブル】なんだそうです。
実は、このどちらかが原因ならば、自分でも簡単に直すことができるんですよ!
ドレンホースって、どこにある?
そもそも“ドレンホース”ってなんだかご存知ですか?
ドレンホースの機能を知っておくと、詰まる仕組みがわかり、対処もしやすい!
まずは「ドレンホースとは何?」ということからご説明します(^-^)
ドレンホースとは、冷風を作り出す上で、エアコンの本体に溜まった水を排水するための管です。
エアコンは“アルミフィン(熱交換器)”という部分を冷やしたり温めたりして室温の調節を行っています。
アルミフィンを冷やすと水蒸気が飽和状態となり室内の湿気が結露して水滴に変わります。
その水滴を室外機の方に流すための管がドレンホースなのです。
通常、ドレンホースの排水口は室外機の横か下側に沿わせて設置されています。
(引用 http://www.coolplanning.com)
ドレンホースの詰りは“長期間の使用による水垢”“外部からの虫の侵入”“ホコリ”などによって起こります。
エアコンの水漏れのほとんどの場合がこのドレンホースの詰りだということですが、ドレンホースが詰まっているがどうかは、簡単なチェックの方法があります。
『冷房運転し、ドレンホースから排水があるか』
まずはこれが重要です。
ドレンホースの詰りを直す方法は?
水漏れの原因が“ドレンホースの詰り”の可能性が高い場合、自分で詰りを直すことができるかもしれません。
まず簡単に試せる方法として
【掃除機で吸い取る】という方法があります。
やり方をご紹介しますね(^^)/
・ドレンホースの排水口を手で握って、掃除機と密着するように持つ。
・掃除機で2秒ほど吸い、すぐに離す。
※掃除機が汚水を大量に吸い込んでしまうと掃除機の方の故障の原因になるので、注意しながら短時間で吸い出します。
詳しいやり方はコチラ↓↓↓
掃除機を使ったもう一つの方法があります。
「掃除機に水が入りそうで心配」という方はこちらの方が良いかもしれません。
(引用 http://minkara.carview.co.jp/)
【穴を開けた固めのペットボトルを使う方法】
・掃除機=ペットボトル=ドレンホースの順番で繋ぎます。
・隙間があれば、それぞれを幅広のテープ(養生テープなど)で密着させます。
ペットボトルを間に挟むことで、汚水が掃除機に吸い込まれる危険を目で確認できます。
掃除機以外に詰りを直せる方法はある?
詰りの除去に掃除機は使いたくないという方もいらっしゃいますよね。
そんな時の方法もご紹介します。
【ドレンホースから息を吹く】
・室内のエアコンの送風口の周りをビニール袋で覆います。
・ガムテープ等で隙間がないように目張りします。
・ドレンホースの排水口を手で押さえて、息を吹き込みます。
※直接ホースを口にくわえないように手でカバーしながらが安心です。
この方法は、詰りの原因が本体側に押し出され、エアコンの送風口から排出されます。
詳しいやり方はコチラ↓↓↓
「口でくわえるなんてムリ!!」という方は、ちょっとお金がかかってしまいますが、専門器具を購入して修理する方法がありますよ(^^)
【専門器具(ドレンホース用サクションポンプ)で直す】
※使用方法は器具購入時の説明書に従ってください。
この器具は、ボールの空気入れのような形をしています。
スポイトの強力版とでも言いましょうか、ドレンホース内を吸い込むことによって詰まっているゴミを取り除きます。
詳しいやり方はコチラ↓↓↓
エアコン内部の結露を防ぐには?予防策
エアコンの水漏れの2大原因のもう一つに【アルミフィンのトラブル】があります。
こちらの場合は、たま~にポタっと水滴が落ちてくるという症状が一般的です。
(引用 http://www.aircon-senjyou.com/)
アルミフィンは熱交換器とも呼ばれ、冷風・温風を作り出す部分なわけですが、この部分はホコリ・カビによる汚れが溜まりやすい部分でもあります。
アルミフィンの結露・凍結や汚れが原因で水漏れが起こることもありますので、エアコン本体の前面のカバーを開けてチェックしてみましょう。
【結露・凍結の解消】
アルミフィンの汚れがなく水滴が落ちてくる場合は、冷やし過ぎが原因で結露や凍結が起こっている可能性があります。
そんな時は温度を少し上げて運転することで改善されます。
簡単にできるので、まずはこの方法を試してみるのがおすすめです。
【扇風機の風で冷えすぎ解消】
エアコンの性能よりも部屋の広さが大きい場合に起こる水漏れは、エアコンが頑張りすぎの、本体の冷えすぎが原因の可能性があります。
その場合は扇風機の風をエアコンの方向に向けて冷気を流れやすくすることで結露や凍結を防ぐことができます。
【アルミフィンの掃除】
アルミフィンに汚れやホコリが溜まっていると、それらがスポンジの役目をして水分を溜め込み、水滴となって落ちてくることがあります。
ホコリがたまると、カビも生えやすくなるので、掃除しておきましょう。
アルミフィンの掃除は意外と簡単です。
前面のカバーを開けて、市販の洗浄スプレーをかけるだけです。
カビ臭さも取れるので、年に1~2回くらい掃除できるといいですね(*^^*)
エアコンの下にベットがあったり、ほかの電化製品がある場合にはドレンホースの詰り直しの時にご紹介した上記の方法↑↑↑でビニール袋を使い、汚れが落ちないようにカバーしながら行ってください。
自分で直せない場合の修理代金の相場は?
自分で直せない場合はやはり、修理業者に依頼しなければなりません。
その場合の修理代金の相場が気になるところです。
エアコンの水漏れに関する修理は大半が7,000~15,000円の範囲で収まることが多いようです。
(引用 http://www.takusanediciones.com/)
壁掛け・床置きタイプ・・・5,000~
天吊り・天カセタイプ・・・6,000~
ビルドインタイプ・・・7,000~(それぞれ+出張費がかかります)
この他、注意点としては、修理業者に依頼した場合、万が一直らなくても3,000~5,000円の出張費がかかってしまうことが多いようです。
修理代金の見積もりによって買い換えることに(買い換えたほうが安い等)なっても点検費用が請求されることが普通です。
また、修理訪問の際、近くの有料駐車場を利用した場合は駐車料金も請求されることがあります。
エアコンの水漏れは専門業者に依頼するとけっこう高額な修理代になります。
簡単な作業であれば自分でどうにかできることも。
修理依頼をする前に、ご自分で試してみるのもいいかもしれませんよ(^-^)
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