夏の花といえば、「朝顔」。
節電対策として、日差しを遮る緑のカーテンを作ることもできます。
朝顔を育てるなんて、小学生以来やったことない・・・という方でも,
今年から栽培できるように、今回は朝顔の育て方についてご紹介しますね(^^)
これを読めば、あなたも朝顔マスター♪
Contents
朝顔を簡単に育てるオススメの種類は?
朝顔は比較的どの種類も育てやすい花です。
その中でもオススメの種類をご紹介します♪
まずは、アーリーコール。
ツルの伸びもよく、緑のカーテンを作る際にもオススメです。
花色も豊富で、見ているだけで元気になりますよ(^^)
次に、曜白朝顔。
花の色のコントラストが非常にきれいな朝顔です。
生育旺盛で、午後まで開花し、この種類も緑のカーテン作りに適しています。
そして、ヘブンリーブルー。
別名「ソライロアサガオ」とも呼ばれており、日本で最も有名な朝顔の一つです。
とても丈夫な種類で、生育も旺盛です。
名前の通り、とてもきれいな青色の朝顔です。
朝顔の種まきは何月頃植えれば良い?気温は関係ある?
朝顔の種蒔きは、5月中旬から6月にかけてです。
朝顔の種が発芽するためには、気温が20〜25度程度必要です。
それ以下の気温の時期に慌てて種を蒔いても、芽は出てこないので注意してくださいね。
種はそのままでは発芽しにくい?下準備は?
朝顔の種は、そのまま土に埋めたのでは発芽しにくいことが多いです。
なぜかというと、種の表皮(殻)が、非常に固いからです。
そのため、あらかじめ少しだけ種の表皮を切り、下準備しておくことで、発芽しやすくなります。
下準備の仕方は、種のカーブしている外側の表皮を、
爪切りやカッター、ニッパーなどで少し傷つけます。
このとき、種の内側部分にある白っぽい部分は傷つけないように注意しましょう。
そこは、発芽部分であり、傷つけてしまうと根を傷め、生育に影響しますよ。
下準備が面倒な場合は、市販の種を購入しましょう。
発芽しやすいように処理された種も多く売られています。
種の袋の表示をよく確認して購入しましょう(^^)
種の蒔き方!どのくらいの間隔で植える?
次に、種の蒔き方をご紹介します。
種を蒔くときは、まず、指で1㎝くらいの深さの穴をあけ、
そこに1粒の種をいれ、土を軽くかぶせます。
種は、発芽部分(白っぽい部分)が下側になるように置きましょう。
逆にしてしまうと、地上に根が飛び出してしまうことがあります。
また、あまり深くに種を入れてしまうと、発芽することができなくなるので気をつけましょう。
そして、種と種の間隔は、30cmは開けるようにしましょう。
そうすることで、しっかりと根を張り、元気に育ちますよ(^^)
種を蒔いた後は、たっぷりと水をあげ、発芽するまでは朝夕の水やりを忘れないようにしましょう。
種を蒔いてから、早くて4日、遅くても2週間程でしっかりとした芽が出るでしょう。
朝顔の摘心はどうやってやるの?
摘心とは、ツルの先端を摘み取ることです。
そうすることで、脇芽が多く発生します。
この脇芽がしっかりと育つと、花数も通常に比べはるかに多くなり、ツルも立派になります。
では、摘心の方法です。
朝顔の本葉が8〜9枚になったら、摘心の時期です。
6葉と7葉の間の茎を切り取りましょう。
このとき、手でちぎろうとしてしまうと茎が痛んでしまうため、必ずはさみを使いましょう。
朝顔を育てるために水やりはどのくらいの量で何回あげる?
水は、午前中に1度たっぷりとあげましょう。
8月など真夏の時期は、夕方にもあげた方が良いでしょう。
目安は、土が乾いてカラカラになっているかどうかです。
もし、少しでも湿っているようなら、水やりはしなくていいでしょう。
逆に水やりのしすぎは、根の腐敗を引き起こし、枯らしてしまいます。
また、お昼に水やりを行うと、土の急激な温度変化につながるため、
朝顔の根にショックを与えてしまいます。日中の水やりは控えましょう。
水やりの量はプランターの底から水が流れ出るまでたっぷりあげましょう。
肥料はどのくらいの頻度であげれば良い?
朝顔に肥料をあげることで、立派な花が多く咲きます。
肥料は、リンを多く含むものと、窒素を多く含むものがあります。
リンは開花を促し、窒素は葉っぱの成長を促します。
しかし、窒素を与えすぎると葉っぱが生い茂るのみで、花が咲きづらくなってしまうので要注意です。
朝顔に向いている肥料は、リンを多く含む肥料です。
液体肥料だと、1週間に1度程度、
固定肥料だと、1ヶ月に1度程度追肥を行うことが好ましいです。
朝顔の花が咲かない理由は?
朝顔の花が咲かない理由はいくつかあげられます。
・種を蒔く時期が早すぎた
・種を深く蒔きすぎた
・かぶせる土を押さえてしまい、土が固くなってしまった
・水のやり忘れ、または水のやりすぎ
・種を鳥に食べられてしまった。
・日当りが悪く、日光の量が足りていない。
・肥料が足りていない
・摘心をしていない
・夜が明るい(照明がよくあたる場所に置いている)
このような原因が考えられるため、思い当たる原因を取り除いてあげましょう。
朝顔がかかりやすい病気は?
梅雨の時期にかけて、湿気が原因で病気が発生することがあります。
・斑紋病、べと病、輪紋病
朝顔の葉っぱに、茶色や黄色の斑点が出てくる病気です。
原因は、湿気や、窒素の多い肥料を与えることで発症します。
専用の薬剤が売られているため、見つけたら早めに対処しましょう。
また、できるだけ風通しの良いところに置くなどして、再発を防ぎましょう。
・うどん粉病
朝顔の葉っぱに、白い粉のようなものがつく病気です。
カビの一種で、そのままにしておくとどんどん広がり、枯れてしまいます。
原因は、風通しの悪さや、蒸れです。
できるだけ風通しの良いところに置き、葉っぱが多すぎて蒸れている場合は、少し間引きしましょう。
専用の薬剤が売られているため、枯れてしまう前に対処しましょう。
・モザイク病
朝顔の葉っぱに、モザイクのような濃淡が出る病気です。
アブラムシなどの害虫からウイルスをもらい発症する、ウイルス性の病気です。
この病気に対する薬剤は開発されておらず、枯れてしまいます。
他の株に伝染する前に、モザイク病になってしまった株を処分しましょう。
今回は、朝顔の育て方についてまとめました。
朝顔はもともと育てやすい花なので、この夏は是非育ててみてください♪
朝に咲き誇る朝顔を見れば、気持ちのよい1日のスタートになることでしょう♪
いろいろな種類を試してみて、お気に入りの朝顔を見つけるのも楽しそうですね(^^)
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