ニキビが出来てしまって困ったこと、ありますよね。
市販薬を使って治療をしてみたけれども、なかなか改善しないと言ったこともあるのではないでしょうか。
そんな時に病院で診察を受けてみましょう。
場合によっては、違う病名が出てくることもありますよね。
その名前は「マラセチア毛包炎」と言います。
どのような症状なのかを詳しく解説していきましょう。
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マラセチア毛包炎とは?
マラセチア菌とは、カビの一種です。
本来ニキビはアクネ菌で良く知られていますよね。
しかしこのマラセチア菌も、症状がニキビとよく似ているのです。
かゆみ等は伴わず、もちろん痛みを感じることもありません。
間違えやすいニキビとの違いはなに?
ニキビとマラセチア毛包炎の大きな違いは何でしょうか。
ニキビ
・アクネ菌
・自然治癒力が強い
・市販薬で治癒が可能
マラセチア毛包炎
・マラセチア菌
・カビの一種
・自然治癒力が低い
・市販薬でも治療可能
・病院で治療する方が良い
基本的にマラセチア毛包炎は、病院での受診が一番早い回復方法と考えられています。
治療法は?市販薬は効果ある?
マラセチア菌を治療するのに、一番良い方法は何でしょうか。
それは皮膚科を受診して、症状に合う薬を処方してもらうことでしょう。
しかし、なかなか皮膚科を受診する時間が見つからないという方も少なくありませんよね。
そんな時には、市販薬を使っても効果を見ることができるでしょう。
使う薬は、イミダゾール系の薬になります。
本来イミダゾール系の薬は、水虫などの真菌症に使われる薬です。
これを1~2カ月かけて、根気よく塗るようにしましょう。
時間をかければ、きれいに治療することができるでしょう。
顔にもできるの?
マラセチア菌は蒸れている場所が大好きなのです。
皮脂の分泌が多い場所に、たくさん菌が繁殖すると言っても良いでしょう。
ですので、顔にできる場合はマラセチア菌ではなくニキビを疑ってみると良いかもしれませんね。
逆に服で覆われているような場所にできてしまった時には、マラセチア菌を疑ってみると良いでしょう。
マラセチア毛包炎の予防方法は?
マラセチア菌は蒸れているところが大好きだと書きましたよね。
ということは清潔にすること、これが一番の予防策ということができます。
毎日身体をきれいにすること、汗をかいたらボディシートできれいに拭き取ることをしましょう。
毎日小奇麗にしていれば、きちんとマラセチア菌を予防することもできるでしょう。
もし身体にこれらの症状が現れてしまった時には、できる限り早急に病院を受診しましょう。
適切な薬を処方してもらうことができれば、早く治療を終えることもできますよ。
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