七夕の由来ってなに?どうして笹に願い事をするの?

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七夕の起源は?意外と知らない歴史を知ろう!

七夕は「しちせき」と読み、昔からあるお祭りのひとつです。一年間の重要な節句を表す五節句の一つでもあります。「七夕」の起源と言われているものはいくつかあるのですが主に由来を言われているのは下記の2つです。

◎昔からある神事の「棚機(たなばた)」から

「棚機(たなばた)」とは神事につとめる人が身を清める禊という行事で、選ばれた「棚機女(たなばため)」と呼ばれる女性が秋の豊作を祈ったり、人々の穢れをはらったりしていました。この行事の際に「棚機女(たなばため)」は神様のために着物を織っていたのですが織るのに使われていたのが「棚機(たなばた)」という機械でした。仏教が日本に伝来してからはお盆のお迎えの準備として7月7日に行われることになり、また「棚機(たなばた)」から「七夕」を「たなばた」と呼ぶようになったと言われています。

◎おり姫と彦星の話から

琴座のベガ(織り姫)と鷲座のアルタイル(彦星)はお互い織り姫は裁縫の仕事を、彦星は農業の仕事をつかさどる星ですが、両星座とも7月7日頃一番光輝いて見えることから、有名な織り姫と彦星の七夕の話ができあがったと言われています。

七夕はなぜ人々に親しまれる行事になったの?

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「七夕」は最初宮中から広まり、やがてご紹介させていただきました「棚機(たなばた)」として農村でも行われるようになりました。しかし今のように全体的に広まったのは江戸時代に五節句が制定されてからです。幕府から制定されたことによって毎年必ず行う行事になり、またこの頃に織り姫と彦星のストーリーができ、一般の人たちの間にも広まったことから人々に親しまれるような行事になったようです。

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七夕にはどうして笹に願い事をするの?

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http://photohito.com/photo/217407/

他にも葉っぱは沢山あるのにどうして七夕に笹の葉を使うのか気になりますよね。昔から日本では笹・竹は神聖な植物とされ、先祖や精霊の依代になると言われていました。また笹の葉は生命力が非常に強く、殺菌能力も高いことから昔から魔除けやおまじないに使われていたそうです。そのため神事の一つであった「七夕」でも笹の葉を使うと言われています。

また短冊は宮中で和歌が流行っていた頃に貴族たちが「和歌が上手くなるように」と布に書いて吊るしたことから始まったとされています。それが一般人にも「七夕」が広がる用になってから誰でもすぐに用意できる紙に願いを書き笹に吊るすようになりました。

まとめ

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http://usagitokabu.blog.so-net.ne.jp/2008-06-28

七夕といえば「笹に願いを書いた短冊を吊るす」をいうイメージが強いですが色々由来を調べてみると興味深く面白いです!こういった背景を知った上で「七夕」の日を過ごしてみるとより楽しいですね♪

 

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