キレる子供の対処法!キレない子供に育てるには?

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今、子供の暴力行動が問題視されているのだそうです。
しかも、小学生の暴力行動がこの7年間で3倍にも急増中
低年齢化が心配されています。
我が子は?我が子の周りは大丈夫・・・?

 

キレる子供には理由がある?

“テストの結果が悪く、突然机を蹴る”
“先生や親に注意された苛立ちを同級生にぶつけ、いきなり殴る”
“思いどおりにできず、大声で喚きながら教室を飛び出していく”

小学校に子供を通わせている親としては、「本当にこんなことがあるのだろうか」と信じられない気持ちですが、身近に起こりうることなんだそうです。
小学生ママ同士のネットワークでもチラホラと聞こえて来ることもあります。

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中間反抗期

こんな言葉を聞いたことがありませんか?

5~6歳から小学校の低学年の子供に反抗期が現れるというのです。
これまで反抗期といえば

・2~3歳のイヤイヤ期(第1次反抗期)
・中学生~高校生の俗に言う中二病反抗期(第2次反抗期)

この2つとされてきましたが、最近はそれだけではないようなのです。

“中間反抗期”自体は、子供の成長の過程で起こる自然な感情です。

行動範囲の広がりとともに、お友達とのトラブルや、やりたいことと、やらなければならないこととの間での葛藤など、ストレスを感じることもあるでしょう。

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通常は、少しずつコツを覚えていったり、ストレスの発散をしながら、感情のコントロールを学びます。
しかし、幼児期に十分な自己肯定感を得られないと、学童期の反抗期(中間反抗期)に『キレる』という行動を引き起こしてしまいます。

実はこの“自己肯定感の低さ”がキレやすい子供の特徴とも言えるようなのです。

 

カルシウム不足?食生活に原因あり?

もう一つ、食生活の乱れがキレやすい子供を作ってしまう場合もあります。

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◆カルシウム不足

イライラすると「カルシウムが足りない」とよく言われます。
カルシウムには神経の興奮を抑える作用があります

子供がトゲトゲしているなぁ~とか、ストレスを感じていそうだと感じたら、ホットミルクやココアを作って一緒に飲みながら話を聞いてあげるのがおすすめです。

カルシウムをたくさん摂取していても、インスタント食品やファストフードに含まれるリン酸がカルシウムの吸収を阻害している場合もあります。

 

◆朝食を食べない

大人にも当てはまりますが、空腹感は集中力が低下し、イライラの原因にもなりますね。

⇒イヤイヤ期 いつまで続く?子供の気持ち 上手く対応するコツ
⇒反抗期とは?いつから始まり期間はどれくらい?

 

キレた子供に親が言ってはいけないNGワードは?

『キレる』とは、常識はずれの怒り方や暴力行為です。
キレやすい子は普通はそんなに怒らないであろう状況や出来事を、非常に腹立たしいことと感じてしまいます。
ある意味、錯覚を起こしてしまっているのです。

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この場合、周囲の対応が不適切だと、さらに状況は悪化してしいます。
つまり、キレた子供に言ってはいけないNGワードがあるのです。
この錯覚を正すこと、怒りを上手に表現することを教えてあげることが、近くにいる大人に求められています。

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【言ってはいけないNGワード】

◆否定的な言葉
「そんなことするのはおかしい」
「ダメ」
「どうしてそうなるのかわからない」
「もう知らない」

◆怒り返し・脅し
「やめなさい!」
「家から出て行きなさい!」
「警察を呼ぶよ!」

◆感情的な言葉
「どうしていいかわかんない」
「もう終わりにして」

キレた子供には、まずこちらが落ち着き、感情的にならずに対応することが大切です。

 

キレない子供に育てるには脳が関係する?

人間の脳には行動を司る領域『前頭前野』があります。
ここがきちんと機能しているときは興奮状態でも自分の行動を制御できます。
この前頭前野を活性化させるには、太陽を浴びて、運動や遊びをすることが効果的なんだそうです。

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また『セロトニン神経』という神経が攻撃性を抑えるとされています。
この神経は、良好な人間関係(会話や交流)によって活性化すると言われています。
家族との会話や友達との友好な関係が重要です。

⇒子供が低身長!特定疾患は認定される?医療費は?
⇒子供の身長の計算って?成長曲線グラフとは?

 

キレない子供の生活習慣を変えてみよう!

日常のちょっとした積み重ねで、『キレる子供』になるのを防ぐことができます。
これまでの内容をふまえて、身近な保護者も日常の習慣を見直してみましょう。

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○子供に完璧を求め過ぎていないか

 はじめから、何でもできるよりも、成長の過程を一緒に喜びましょう

○感情的に怒り過ぎていないか/否定的な言葉を使っていないか

 NGワードを言ってしまいそうになったら、一度深呼吸して、子供から離れて一人になりましょう

 トイレでも、寝室でも、1~2分離れるだけで、落ち着くことができます。

○親が出過ぎていないか

 お友達とのケンカ、先生とのやり取りなど、まずは子供がどうしたいか(どうすればいいと思うか)話をしましょう

 子供が行動してからアフターケアを。

○正しい食生活ができているか

○適度な外遊びの時間があるか

キレる子供に直面して、いつも冷静でいるのは難しいかもしれません。
上手くいかない時があって当然です。

ですが、できる限り冷静に丁寧に対応していくことで、「きちんと見てるよ」「あなたのことを受け入れているよ」と、メッセージを送り続けることができます。

いざという時に対処法を知っておくだけで、心にゆとりが持てるのではないでしょうか。

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