一日の終わりに疲れた体を癒してくれるお布団。
もしもカビを発見したらどうしますか?
買い替える前にまだ出来ることがあります!
安全にカビをやっつける、とっておきの方法をご紹介いたします!
Contents
布団にカビが生える理由は?
なぜ布団にカビが生えてしまうのでしょうか?
まずは原因追及、敵を知りましょう。
カビが好む条件は温度20℃~25℃、湿度60%程度。
この条件、ご自宅の寝室に当てはまる方は多いのではないでしょうか。
・フローリングとの温度差による結露
・寝室の窓の結露
・寝ている人の寝汗
上記の水分がカビにとっての好条件を更に整えてしまいます。
敷き布団やマットレスの優れた吸湿性は実は仇となってしまう可能性も。
布団にカビ!体にアレルギーの影響がでる?
布団にカビが生えているのを見つけたらしばらくショックですよね…。
お子様のいるご家庭が特に気になるのは黒カビがもたらす体への影響です。
(引用:http://kenkoucheck-navi.com/)
布団のカビはアレルギーを誘引します。
誘引する病気は気管支喘息やアトピー性皮膚炎です。
もともと喘息やアトピー気味の方は症状が悪化する恐れがあります。
そしてカビが誘引するアレルギーは重症化しやすい傾向があります。
気管支炎から肺炎に…なんてこともめずらしくないので、お子様やお年寄りが黒カビに触ったりカビの胞子を吸ったりする環境はなんとしても改善しなくてはなりません。
黒カビ…恐ろしすぎますね。
安全な撃退法を覚えましょう!!
⇒畳のカビの落とし方は?簡単に取り除く子供に安心な方法
⇒カーテンのカビを取るには?重曹でOK?
布団のカビを取り除くには重曹とエタノールがおすすめ?
カビを取り除くためにはいろんな方法がありますが、今回は安全に取り除ける方法をご紹介します!
用意するものは以下の4つです。
・重曹水(水500ml:重曹小さじ1杯)
・エタノール
・歯ブラシ
・ボロ布 2枚
【布団のカビを取り除く方法】
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カビの部分に重曹水をスプレーします。
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3分程置いたら歯ブラシで擦ります。
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布を押し当て、重曹水の水分を軽く取ります。
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エタノールを浸した布をカビの部分にかけます。
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3分置いたらはがし、しっかりと乾燥させます。
(引用:http://item.rakuten.co.jp/)
直接洗うことの出来ない布団にも重曹とエタノールでしたら安心して使えますね♪
完全に落とすことは難しいですが、確実にカビの胞子や菌の数は激減します。
布団カバーのカビを落とすにはハイター?
カビを発見した時に、侵食されているのが布団カバーだけなら不幸中の幸いです!
そんな布団カバーのカビと戦ってくれるのは“ハイター系漂白剤”です。
ハイターは用途に合わせていろいろな種類がありますが、布団カバーのカビ落としに使うハイターを選ぶ時のポイントがあります。
・白色の布団カバー→“塩素系”
・色物の布団カバー→“酵素系”
塩素系ハイターは色落ちするので白物に向き、酵素系は色落ちの心配が少ないので色柄ものに向きます。
既定量のハイターを入れて1時間つけ置きにし、洗濯機で回します。
カバーは布団と違って洗えるので、しっかりきれいにしたいですね!
⇒冷蔵庫掃除!カビはエタノールで除菌 防止するには?
⇒シンク掃除決定版!重曹とお酢でキレイにする方法は?
布団にカビを発生させない予防法は?
カビを落とすことを学ぶより、カビが生えないようにする方法が大切です。
それなりに布団は干してはいるけど、普段のお手入れはこれであってるのかしら?
正しい布団の干し方はこちらです。
布団は天気の良い日の午前10時頃~午後2時頃までの2時間干します。
午後3時を過ぎると湿気が多くなってしまいますので注意が必要です。
取り込むときに叩きすぎると素材が傷んでしまうので優しく埃を払いましょう。
押し入れへのしまい方にもコツが隠れています。
押し入れは晴れていても雨でも毎日換気し、空気の流れを作ります。
しまう時には重たい寝具が下になるようにしまいましょう。
カビを発生させないためには布団の下にすのこや吸湿マットを使うのも一つの手です。
現代の技術は驚くべきスピードで進んでおり、吸湿マットは雨の多い時期や布団の干せない状況下ではかなりのお役立ちアイテムになります。
値段によって性能に大きな差がありますので、お財布と相談してなるべく良い物を購入することをオススメします!
寝ている間に人間はコップ1杯分の汗をかくと言われています。
毎晩コップ1杯を布団にジャーっとかけていることを想像すると…恐ろしいですよね。
今回紹介した方法で上手に布団のお手入れをして、清潔な寝具で快適安眠生活をお過ごしください♪
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