2009年11月27日に医療用成分から一般用医薬品への
スイッチが承認され、いまでは知らない人はいないのでは?
と思うくらいに世間に浸透した解熱・鎮痛薬のロキソニン。
この薬が出るまで一般的だったイブプロフェン、アスピリンの
製剤よりも効き目があるということで頭痛薬が手放せない
人にとっては救いの薬になったのではないでしょうか。
ですが、良く効くということは強い薬だということで、
手軽に手を出してはいけない薬であるということを
ここで再認識いただきたいと思います。
ロキソニンの重大な副作用が追記?!(3月22日)
ロキソニンはロキソプロフェンナトリウム水和物という
成分が主体となっている薬ですが、
この成分の副作用が2016年3月22日に追記された
ということをみなさんはご存知でしょうか?
追記された内容は
■小腸・大腸の狭窄・閉塞
具体的にどんな症状になるのか…
◊「腸閉塞」は、小腸は大腸がふさがり、内容物が
通過できない状態。
狭窄は狭くなって通過しにくくなる状態ということに
なります。
過去3年でこの薬の因果関係が否定できない小腸・大腸の
狭窄や閉塞の実例が報告されていたことから検討され、
今回の措置に至ったということです。
→ヒアルロン酸の効果は一生もの?!副作用があるってホント!?
ロキソニンは国民薬?
口コミを調べていて、やはり片頭痛持ちの人の服用が
一番多いように思いました。
女性では生理痛に悩んでいる人も飲んでいるようです。
どの鎮痛薬も効き目に満足がなかったという人が
ロキソニンにきりかえているという例も多いようで、
強い薬ながら、一般風邪薬のように手軽な国民薬に
なっている感じですね。
仕事の関係でなかなか病院に薬をもらいに
行けない人が、病院の診療時間以外にも営業している
薬局で買えるようになったことで、服用者も
増えてきているのではないでしょうか。
☆ロキソニンの副作用の怖さ!
ロキソニンには新しく追記になった副作用以外にも
明記されている副作用は数多くあります。
発疹などのアレルギー症状
ショック症状・貧血
食欲不振・吐き気・嘔吐・下痢
胃部不快感
腰痛・頭痛
ねむけ・めまい・むくみ
血液障害
好酸球性・間質性肺炎
無菌性髄膜炎
消化器官穿孔
喘息発作
うっ血性心不全
血圧上昇
皮膚粘膜眼症候群
急性腎不全
大腸の潰瘍
小腸・大腸の狭窄・閉塞
鎮痛剤なのに副作用で「頭痛」があるとは驚きです。
稀ではあっても腎不全や心不全など場合によっては死に
至る症状まで出ることがあると聞くと簡単に
飲んではいけないような気がしますね。
ロキソニンを服用する時の注意点!
どんな薬でも使用するにあたっての注意事項は
守ることが大切です。
ロキソニンを服用する際の注意点は以下のとおりです。
■空腹時をさけ水またはお湯で飲む
■1日の服用回数は2回まで。
再度症状が現れた時のみ3回目の服用可能。
ただし、服用の感覚は4時間以上あけること。
副作用のリスクをさける為にも服用に対する注意点は必ず守りましょう!
ロキソニン 重大な副作用?
https://youtu.be/_OKuAr0Eav0
まとめ
現在は抗アレルギー薬などでも効き目の良い強い薬が
医療用薬品から一般薬にどんどんスイッチされて
いっており、一般の薬局でなんの証明書も必要なく
買える時代になっています。
どんな薬でも副作用はあり、用法を間違えると副作用が
現れるリスクも高くなるということを
ぜひご認識いただきたい!
薬は手軽に買えても手軽に使ってはいけないものなのです。
辛い症状を抑えて快適に生活する為にも正しい薬の使い方を
するようみなさんも心がけるようにして
いただきたいと思います。
コメントを残す