排尿するときに違和感や痛み、残尿感の伴う膀胱炎。
でもなかなか人には相談しづらいし、病院に行くのもためらってしまいますよね。
でも女性の5人に1人は膀胱炎を経験しているんです。
Contents
膀胱炎は女性に多い?
一般的に男性よりも女性の方が膀胱炎はかかりやすい、と言いますがそれは身体の構造が原因となります。
女性よりも男性の方が尿道が長いこと。
男性の尿道20cmに対し、女性の尿度は4~5cmと短いので、侵入した菌が膀胱にたどり着きやすい、というのが原因になっています。
また女性のほうが、尿道が肛門に近いので大腸菌が入りやすいこと、というのも大きな理由になります。
(引用元:http://abc-yo.com/)
膀胱炎の初期症状は?
一般的に膀胱炎というと急性膀胱炎のことを指します。
初期の急性膀胱炎は、トイレの感覚が近くなる、残尿感があるという症状で、この時期なら自然治癒することもあります。
(引用元:http://www.kobayashi.co.jp/)
それは、膀胱がもともと尿を溜めておく臓器だということに関係があります。
尿中にも少量の細菌が存在するため、基本は膀胱の抵抗力のほうが、菌の繁殖力よりも強く、炎症を起こすことがありません。
なので初期の症状の時には、侵入した菌も尿と一緒に排泄してしまえば炎症を起こす前に自然治癒します。
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膀胱炎が進行すると血尿や発熱も?
膀胱炎の初期状態から進行するのは、体の抵抗力が落ちているときや、抵抗力が弱まっているときです。
また、トイレを長く我慢することが続くと、菌が排泄されず、長く膀胱内にとどまるので膀胱炎が進行してしまいます。
(引用元:http://www.cocokarafine.co.jp/)
症状が長期にわたって続くようになると尿が濁ってきて、排尿の時に痛みが強くなってきます。
まれに血尿が出ることもありますが、急性膀胱炎ではほとんどありません。
発熱もないので、発熱を伴う場合は、腎臓にまで菌が及んでいる可能性があります。
排尿時に痛みが出てきている場合は、受診したほうがいいでしょう。
そのままにしておくと大変!症状が酷くなる前に病院へ
初期症状で自然治癒されなかった膀胱炎を放置すると、腎盂腎炎になってしまうことがあります。
腎盂と腎臓に菌が入り、炎症をおこす病気です。
(引用元:http://www.shimaiin.com/)
症状は高熱と悪寒、背中の痛みがあります。
治療は抗生物質で、期間は1~2週間程度で改善されます。
安静にすること、温めることでより、治りは早くなるでしょう。
ところが、合併所もありますので、気を付けなくてはいけません。
急性腎盂炎を繰り返すことで、慢性腎盂炎になる場合があります。
慢性腎盂炎は腎不全を起こす可能性もあります。
また、慢性腎盂炎から尿毒症や敗血症になることもありますので、早めの受診をし、しっかりと治しましょう。
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膀胱炎の予防法は?
膀胱炎は再発を起こしやすい病気の一つです。
罹らないように、予防をすることも大切ですが、再発しないようにも心掛けましょう。
(引用元:http://www.kao.co.jp/)
予防するには、水分を多めに摂り、排尿を我慢せずに行くことが何よりも大切です。
また、女性に多い原因である尿道と肛門の近さの問題では、排泄後に拭く順番を間違えないで、肛門を尿道のあとにきれいにする事が大切です。
また、生理中のナプキンなどもこまめに変えて、清潔を保ちましょう。
性行為でも膀胱炎になる可能性があります。
なので、性行為の前にはシャワーなどで清潔にする。
性行為のあとには、排尿する、などが予防につながります。
(引用元:http://www.newsdigest.de/)
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