これから気温が上がり汗をかきやすい季節になります。
また、梅雨時期はじめじめしておむつがムレてしまったりが考えられます。
このような時期は赤ちゃんのおむつかぶれにも悩まされますよね。
そんな汗やムレの対策を赤ちゃんは自分で行うことができません。
お母さんやお父さん、周りの大人たちの気遣いが必要となります。
赤ちゃんのおむつかぶれが起きてしまう原因を根本的に把握し、おむつかぶれから赤ちゃんを守りたいと思っているお母さんは多いはず。
そこで今回は、赤ちゃんのおむつかぶれについて調べてみました。
Contents
おむつかぶれはどこに出来やすい?
(引用元:feature.cozre.jp)
赤ちゃんのおむつかぶれは通気性が悪く、熱がこもる場所に出来やすく、「おしり」や「肛門の周り」「外陰部(オチンチン部分)」に特に出来やすいとされています。
このようなおむつかぶれは、赤い点々ができたり、肌が赤くはれ上がったり、盛り上がったような湿疹ができたり、ひどくなると患部がジュクジュクしてしまったりする皮膚炎です。
とても痒かったり、痛かったり・・・。
自分ではどうしようもない赤ちゃんは泣くことしかできません。
赤ちゃんの肌はとても薄く、大人の肌と比べて2分の1の薄さです。
なので、少しの刺激にも過敏に反応してしまい、ダメージが受けやすいといえます。
⇒乳児湿疹の原因は?新生児ニキビの場合の正しいケア方法はコレ!
⇒乳児湿疹の原因は?乳児脂漏性湿疹の場合の正しいケア方法はコレ!
赤ちゃんの尿や便が原因でかぶれる?
赤ちゃんの尿や便にも肌に刺激を与えてしまうような成分や細菌がいます。
尿だとアンモニアなどの刺激物が含まれていますし、便には大腸菌など腸内に生息する菌や消化酵素などが原因でかぶれを生じることがあります。
特に胃腸炎などで下痢を起こしてしまっている時はおむつかぶれが酷くなることがあるようです。
このような時は頻繁におむつを取り替え、おむつの中を清潔に保つようにしましょう。
おむつが蒸れている状態だとかぶれやすい?
おむつが蒸れることで肌に悪影響を及ぼすことがあります。
尿や便を繰り返す赤ちゃんはおむつの中が清潔に保たれていないと、皮膚についている菌が蒸れた環境で繁殖をしてしまいあっという間に皮膚炎を起こしてしまいます。
これからの汗をかくような時期は特に注意が必要です。
おむつが擦れるとかぶれる?
上記でも説明しましたが、赤ちゃんのお肌は私達が想像するよりかなり薄く敏感です。
また、ムズムズして痒かったり、皮膚炎が起きて痛かったりしても赤ちゃん自身は自分で何かをすることができません。
本当に、考えただけでも可愛そうですよね・・・。
このような赤ちゃんの肌はおむつが擦れることでの刺激にもとても敏感です。
摩擦による刺激で股擦れを起こし、そこに菌が繁殖し、結果的に皮膚炎に発展してしまうことも少なくありません。
足の付根周りやウエスト周り、また、眠っている時の床ずれに注意してみましょう。
⇒乳児湿疹の原因は?新生児ニキビの場合の正しいケア方法はコレ!
⇒赤ちゃんに日焼け止めはいつから必要?選び方・塗り方を教えて
カビが原因でかぶれることがある?
実は赤ちゃんの陰部にもカンジダというカビ(真菌)が発生しやすいのです。
カンジダというカビが原因でおこる皮膚炎を「乳児寄生菌性紅斑」といい、簡単におむつかぶれとしてではなく、病名がつけられています。
この、「乳児寄生菌性紅斑」での皮膚炎の症状は、肛門や陰部周りに熱を持った湿疹ができたり、一帯すべてが赤くはれ上がったり、ただれてしまいおしりふきシートで拭くだけでも泣き叫んでしまうような状態になってしまいます。
このようなことを避けるためにも大人がしっかり、知識をつけて赤ちゃんの肌を守ってあげることが最も重要です。
コメントを残す