これからがゴールデンウィークに向けて、
ますます野外レジャーにぴったりの時期になってきますね!
そんな時、お子さんを連れてのお出かけで心配なのは「虫刺され」。
特に「毒のある虫に刺された際にどうするべきか?」は知っておきたいですよね。
今回はその中でも代表的な「ムカデ」に刺された場合の対処法をご紹介します。
Contents
ムカデに刺されたときの症状は?腫れや熱はある?
ムカデの毒は牙の部分にあり「噛まれる」ことで、症状が起こります。
まず感じるのは、強い顎で噛みつかれてすぐの、強い痛みです(;´Д`)
その後、毒が付いた患部は赤く腫れ、痛みとかゆみが起こります。
この際、噛まれた箇所だけではなく、沢山の足でひっかかれた傷からも毒が入ります。なので、想像以上に広範囲が腫れあがることもありますよ!
また、体質によっては後から発熱・吐き気などが出る場合がありますので、
ムカデに噛まれた場合はできるだけ、病院に行くようにしましょう( TДT)
ムカデに刺されたときの対処法!応急処置は?
ムカデに刺されたときは、最初に傷口の様子を確認しましょう!
牙の穴が2つ開いているはずです。腫れの症状はそこを中心に出ます。
加えてその周りにひっかき傷があるなら、そこにも毒が付着している可能性があります。
はじめにすべき応急処置は「毒を洗い流すこと」です!
注意点としては、傷口から毒を絞り出すのは避けましょう。
揉み出す際に、毒をより浸透させてしまうかもしれません。
それに、ただでさえ激痛の走る患部を圧迫するのは……お子様には酷でしょう。
また、絶対に毒を口で吸い出さないこと!
ムカデの毒は、触れるだけでも腫れが出ますよ(。→ω←。)
傷口を中心に患部をきれいに洗ったら、かゆみ止めにステロイド配合の軟膏をぬります。
ここまでは、あくまで応急処置ですので、前述のように早めの受診をおすすめします。
冷やす?熱湯?口コミで噂の実態は?
患部表面を、43~46℃くらいのヤケドしない程度のお湯で20分以上洗い流すのが効果的です。
お湯を使う理由は、ムカデの毒は一定時間高温を保つことで毒素のはたらきが失われるからです。
逆に冷水で冷やすと激痛が走るので、気を付けてください(>_<)
一口に「毒虫に刺された」といっても、その種類に合わせた対処が必要ということですね。
もちろん、冷水が効果的な場合もありますので、
虫の出る場所に行くときは、事前に各ケースについて調べておいた方が、
もしもの事態に、お子さんの安全を守りやすいと思います(´д`)ゝ
アナフィラキシーショック!二度目は要注意?
さらに、ムカデ毒で恐ろしいのは「アナフィラキシーショック」の可能性があることです。これは、以前ムカデに刺された際にできた抗体が、再度接触したムカデ毒に反応することで、激しいアレルギー反応を起こして発生します。
アナフィラキシーショックは全身症状が出やすいため、短時間で重篤な状態に陥りやすく、死の危険すらありますo(>_<)o
ですので、一度ムカデに刺されたことがあるならば、虫よけや長袖などの対策を行い、徹底してムカデとの接触を避けましょう!
ただし、実はムカデはこちらから触れなければ、人間を攻撃することはありません。巣に近寄るだけで危ないハチとは、少し違う所です。
しかし、草むらなど見えにくい所に居るものを誤って踏んでしまったり、
そもそもムカデ自体が、民家の庭先などでも繁殖しやすいので、
お子さんが興味を持って触ってしまい、刺されることも多いです……(._.;)
取り分け5月からはムカデの繁殖期となり、行動が活発になります。
ムカデのいそうな場所に近づくときは十分注意して、応急処置の手順から、
いざと言う場合に行ける近くの病院なども調べておくといいでしょうヾ(・д・。)
備えあれば憂いなしです。対策をしっかり取って、家族でレジャーを楽しみましょう!
コメントを残す