新盆・初盆とは?時期と読み方 準備することは?

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お盆のお墓参りはよく知っていても、新盆・初盆を迎えることなど滅多にあることではありません。
よくわからない・・・という方も多いようです。(実は私も・・・。)

今回はいざという時に困らないように、新盆・初盆についてまとめてみたいと思います(^^)

 

新盆・初盆とは?読み方は地域で違う?

まず、読み方ですが
新盆(にいぼん) 初盆(はつぼん)というのが一般的
新盆(あらぼん)(しんぼん)(にゅうぼん)と呼ぶ地域もあります。

いずれも同じ意味で四十九日の忌明け後に初めて迎えるお盆のことを言います。
意味合いや宗派による違いはなく、地域によって呼び方が違うので、お住まいの場所や、ご家族・親戚に合わせるのが良いですね。

 

新盆・初盆の時期は?

まず、お盆の時期ですが、地域によって、旧暦の7月15日頃に行われる場合と、新暦の8月15日頃に行われる場合と、両方あります。
お住まいの地域や、お嫁に行った先の習慣に習うのが普通です。

 

 

新盆・初盆とは四十九日の法要を終えて迎える最初のお盆ということになります。

新盆2_R
(引用 http://www.hasegawa.jp/)

場合によっては、お盆の直前に亡くなられる方もいらっしゃいます。
その場合は四十九日の忌明けがお盆前ではない場合は、その年は新盆・初盆にはあたらず、翌年に法要を行います。

とはいえ、四十九日の忌明けと、お盆の時期がほぼ同時期だった場合は、菩提寺と相談して一緒に法要を行うこともあるそうです。

「新盆を一年も待ちたくない」という感情面が理由の場合もあれば「親戚に何度も集まってもらうのも大変」とか「費用」という現実的な理由など様々なようです。

 

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新盆・初盆で準備するものは?

一般的には新盆・初盆には手厚く準備をします。

・精霊棚(しょうりょうだな)と盆棚(ぼんだな)

新盆
(引用 http://www.e-sogi.com/)

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・白提灯(または盆提灯)

新盆3
(引用 http://www.hasegawa.jp/)

本来は、新盆・初盆だけは何も絵柄のない白提灯を使い、送り火で燃やしたり、お寺に供養してもらったりする風習があります。
しかし、最近では翌年からも使える秋草の模様などが入った盆提灯を用いることも増えているそうです。

・菩提寺から僧侶に来ていただき法要を行う

ただし、宗派やお住まいの地域によって習慣が違う場合がありますので、菩提寺の僧侶によく確認してみてください。

 

新盆・初盆の法要の流れは?

新盆・初盆の大まかな流れはどのように行えばいいのでしょう?

新盆4_R
(引用 http://www.hasegawa.jp/)

○迎え火
13日はお迎えの日になります。
午前中は精霊棚の飾りつけやお供え物の準備にあて、お仏壇から位牌を出し、お仏壇の扉は閉めておきます。
日中はお墓の掃除とお墓参りを行います。
夕方、松の割り木や麻幹(おがら)で迎え火を焚き、提灯に火を灯します。

○法要
14~15日の間に、遺族揃ってお墓参りに行きます。また、僧侶を招いた法要を行います。法要のあとは会食を行うことが多いです。
この期間は火を絶やさず、お供え物やお水は毎日交換します。

○送り火
16日はお送りの日になります。見送りをする夕方までは静かに過ごしましょう。
送り火を焚き、先祖の霊を見送ります。

 

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新盆・初盆は出生届や死亡届を出すといった義務ではありません。
法要を行わないという選択肢もあるわけです。 

しかし、亡くなった近しい方が初めて家に帰ってくる数日間ということなので、手厚くなるのが人情というものなのでしょう。

準備が大変なこともありますが、故人の初めてのお盆をきちんと行えるようにしたいですね。

 

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