日々辛くてたまらないアトピー性皮膚炎。
季節の変り目や天気によっても症状が変わりますが、生活習慣や生活環境によっても悪化させたり改善出来たりします。
アトピーの症状を改善するには、まず、原因を突き止めることが重要です。
そこで今回は、アトピー症状を改善するための環境作りについて紹介します。
Contents
アトピーは環境に敏感!清潔に保ちましょう
アトピー性皮膚炎には、「遺伝的要素(アレルギー体質)」と「アレルゲン(食物やダニ・ハウスダストに反応)」の2つの原因があります。
どのような原因にせよ、アトピーの人の皮膚というのは環境にとても敏感。
身の回りの物を清潔に保つことで肌への刺激を抑え痒みを軽減させます。
しかし、痒みが治まり良くなったと思い油断してしまうと、また痒くなるという事を繰り返し、肌だけでなく精神的にも苦痛を与えてしまいます。
お部屋の掃除ちゃんとしてる?ダニ・カビ・花粉・ペットなどは悪化の元
ダニやハウスダストは皮膚につくだけでも刺激となり炎症を引き起こしてしましますが、カビや花粉、ペットなどの菌もまた炎症部分を悪化させます。
これら菌は空気中に漂い繁殖や増殖を行うので、部屋の掃除を怠るとすぐに溜まってしまいます。
常日頃の対策で少しでも肌に良い環境を心がけましょう。
⇒アトピーを悪化させてしまう原因とは?その行動は間違い!スグ改善して
その環境、ダニを増やしてます。湿度に気をつけて
ダニやカビは多湿な環境を好みます。
湿度が60%~80%、気温が25度~28度とされています。
温度は人が快適な生活をする際の適温と同じ環境です。
このような環境で一気に数を増やし皮膚のかゆみを増幅させるのです。
そして、ダニのエサになるものがある環境。
そのエサとは人の皮膚や垢、食べ物のカスなどがあげられ、絨毯や寝具、畳、ぬいぐるみなどが最も住みつきやすいので注意しましょう。
お布団はダニ・カビの宝庫!しっかり乾燥させよう
上記にも示した通り、寝具はダニやカビに最適な環境です。
なぜなら、人の古い角質やフケなどがダニやカビのエサとなり、気温や湿度も最適な環境になりやすいからです。
こまめに布団を清潔に保ったり、掃除をして除菌や殺菌対策を行いましょう。
また、布団に掃除機をかけたり、乾燥機に入れるなどします。
シーツカバーは1週間に1度は洗濯し、古い布団は処分することも重要となります。
⇒アトピーを悪化させてしまう原因とは?その行動は間違い!スグ改善して
可愛いペットがアレルゲン?ペットの毛やダニにも気をつけよう
ストレス社会で癒しを求め、ペットを飼う人が増えていますが、実はペットブームに比例して動物アレルギーによるアトピー性皮膚炎が増えているのです。
その原因には、ペットの毛やフケがあります。
つまり、毛の生えている動物の犬や猫がアレルギーの原因になっているということです。
また、それだけでなくペットのフンやヨダレもアレルギーの原因になります。
アトピーだけどペットを飼いたい。
もしくは、ペットを飼っているという方は、ペットの毛やフンの始末に注意し、屋外で飼育することで悪影響となる原因は減少します。
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