カレースパイスのスパイス！フェンネルは母乳の出が良くなる！

近所のインド料理店に行ったら水ではなく黄色い液体が入ったグラスが出てきました。
何だろう？と思いつつ飲んでみますと、なんと！美味しいではありませんか。
柑橘系とは違う爽やかさが口いっぱいに広がり、喉ごしも良いのです。

お店の方に尋ねますと「フェンネル」というスパイスで「お腹にいい」「口臭がしない」と説明してくださいました。

これは、気になる！
というわけでフェンネルについて調べてみました。

口臭消しにフェンネル！効能はなに？

フェンネルは、カレーのスパイス以外にも化粧品や胃薬などに使われていて入浴剤や母乳育児のサポートに用いられるハーブとしても有名です。

たくさんの効能がありました。

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☆消化不良や便秘、お腹が張っている時（消化を助け、胃腸に溜まったガスを除いてくれる為）
☆ダイエット（利尿・発汗作用がある為）
☆食欲を抑え、胃を強くする
☆母乳の出を良くする（女性ホルモンを活発化させる為）
☆眼精疲労

おすすめのブレンドは？

多くの効能があるフェンネルですがどのような形で摂取すれば良いのでしょうか。

一番手軽なのは、ハーブティーとして飲むことです。
ハーブティーとして売られていますので、簡単に入手できると思います。

基本は、お湯300ｃｃにつきティースプーン2杯程度です。
約3分間蒸らしてください。

ダイエットの効果を期待するなら
フェンネル　　ティースプーン　1/3杯
レモングラス　ティースプーン　1杯
のブレンドをお勧めします。

授乳中の方には
フェンネル　　ティースプーン　1/3杯
レモングラス　ティースプーン　1杯
レモンバーム　ティースプーン　1/2杯
ローズヒップ　ティースプーン　1/2杯
のブレンドをお勧めします。

ハーブティーは、1日2～3杯までが適量ですが、体質や体調にもよりますのでご自分の体に合わせた飲み方をしてください。

特に、妊娠中の方は大量に飲まなことや小さなお子様は飲用しないようにご注意ください。

ハーブティー以外にもお薦めのブレンドがあります。
それは、ワインビネガーです。

煮沸消毒したガラス瓶にワインビネガー200mlとフェンネル3ｇを入れ冷蔵庫で2週間おきます。
フェンネルだけを取り出してください。
色々な料理に活用できますしドレッシングのベースとしても使えます。

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シーフードカレーが良く合う理由は？

フェンネルは、西洋では魚料理やピクルスの風味付けに用いられています。
インドではカレー料理に用いられています。

つまり、フェンネルは、魚に合うしカレーにも合うということです。
これは、シーフードカレーにぴったりのスパイスと言えるではありませんか。

シーフードカレーを作る時は、ぜひフェンネルを使って風味豊かに美味しく仕上げてくださいね。

おすすめ具材は魚！

フェンネルは、ハーブティーとして手軽に入手できますが、そもそもどのような植物かご存知でしょうか。

フェンネルは、別名ウイキョウと言われているセリ科の植物です。
草丈は1～２ｍにもなる大型の多年草です。
葉は糸状で全草が鮮やかな黄緑色をしています。
6～8月に黄色い小花を多数つけます。
そして、秋には7ｍｍ程度の長楕円形をした茶褐色の実をつけます。
そして、株元が丸く肥大するのが特徴です。

この肥大した株元と茎葉と実は食用に用いることができます。
株元の見た目は玉ねぎに似ています。料理法も玉ねぎと同じようにサラダや煮物、スープなどに使います。

茎と葉は生食、佃煮やシチューに用いられますが、最適な調理方法は魚料理に使うことです。
実を敷いた上で焼いたり、葉を魚の腹に詰めます。燻製のスモーキーな風味と良く合いますのでスモークサーモンなどは相性抜群です。

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フェンネルは古代から常備されていたスパイス？

フェンネルは、地中海沿岸が原産とされ、古代エジプトや古代ローマでも栽培されていたという記録があり、歴史上もっとも古い作物のひとつとされています。

胃薬や咳止めとしての働きがありますので、古代の戦士たちも戦いに赴く時には常備していたと思われます。
また、現代の私たちが鎮痛剤などをポーチに忍ばせているのと同じように古代の女性たちもフェンネルを携帯していたことでしょう。

日本にも平安時代に中国から渡来しています。

さあ、フェンネルを使って美味しいシーフードカレーを煮込みながら古代ローマや平安時代に思いを馳せてみるのはいかがですか。

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