「かわいい赤ちゃんに、もうすぐ会える!!」ってワクワクしていたのに、出産が間近になってくると、「なんだかちょっと恐くなってきた…」と心配になっていませんか?
何もかもが始めてで、不安になるのも当然です。
ママにとって『初出産で不安な事ベスト1』はやっぱり陣痛ですよね。今回はその陣痛について気になる症状や病院へ行くタイミングなどをご紹介します。
大丈夫♪ママの心配飛んで行け~(^O^)/
Contents
前駆陣痛ってなに?間隔や痛みの程度は?
(引用元 http://www.photo-ac.com/)
赤ちゃんがママのお腹で暮らしている子宮は筋肉で出来ています。赤ちゃんが子宮から産道を通り、外の世界へ飛び出すには、ママの大きな力と子宮の筋肉の柔軟さが必要になってきます。
例えばどんなスポーツも、筋肉が硬い状態でいきなり始めるとトラブルが多いですよね。そのため日頃からストレッチをして筋肉を柔らかくしておくことが大切です。
それと同じで、子宮の筋肉も出産前から柔らかくしておかなければいけません。子宮の場合はこのためのストレッチを、出産の時期が近付くと自ら行い始めるのです。
これが前駆陣痛になります。すごいですね!(^^)!
(引用元 http://www.ac-illust.com/)
前駆陣痛の症状としては、不規則な痛みがあります。この不規則というのが特徴で、痛みが起こる時間帯や、痛みが続く時間も痛みの強さもバラバラということです。
夜だけの日もあれば1日何回も痛みが起こることもありますし、15分間隔くらいで継続していてもいつの間にか治まっていたりします。
ひどい生理痛のような痛みが襲ってきたなと思ったらだんだん弱くなってきたり、体の向きを変えると痛みがなくなったりする場合もあります。
前駆陣痛は個人差があり、必ずあるというわけでもなければ症状も一定していませんが、多少痛くても動き回れる程度だったり、痛みが治まる場合は前駆陣痛だと考えられます。
スムーズな出産に向けて子宮がトレーニングを開始したというサインです。
陣痛の間隔がどのくらいになれば病院へいくの?病院にいくまでに準備するものってなに?
(引用元 http://www.photo-ac.com/)
前駆陣痛というトレーニングの後は、いよいよ出産に向けて本格的な陣痛が始まります。陣痛はママの子宮が赤ちゃんを外へ押し出すために行う大切な運動ですが、陣痛が始まったからといってすぐに出産というわけではありません。
子宮が何度も何度も収縮を繰り返しながら、赤ちゃんの出口となる子宮口へ「そろそろ扉を開けてね♪」と促します。
それを受けて子宮口は「了解です!」と扉を開け始めるのですが、この扉はかなり頑丈。少しずつしか開きません。
その間に子宮の収縮運動は間隔がだんだん短くなり痛みも強くなってきます。この間隔は規則的で30分間隔だったものが20分、10分間隔となり、やがて5分間隔というふうに短くなってきます。
病院へ行くタイミングはこの陣痛の間隔がひとつの大きな目安となりますので、規則的な陣痛が起こり始めたら、メモをとるようにしましょう。初出産の場合は大体10分間隔になった時が病院へいくタイミングとなります。
最近ではスマホのアプリに陣痛の始まりと終わりにタップするだけで簡単に記録できるものもあります。
便利な世の中になりましたね♪少し前の先輩ママとしては、うらやましい限りです(>_<)
さて、臨月を迎える頃から準備しておきたいものとして入院時の『入院セット』があります。早めに準備しておいた方がいいのでここでご紹介しておきますね。
・健康保険証、母子健康手帳、診察券、印鑑…入院の手続きに必要
・パジャマ(2~3枚)…マタニティ用でなくても前開きならOK
・カーディガン(1枚)…冷暖房対策と来客時に便利
・授乳用ブラジャー(2~3枚)…着脱しやすく着心地の良いもの
・母乳パット…布タイプと使い捨てタイプあり(入院時は使い捨てタイプが便利)
・腹帯/産後用(1~2枚)…さらし、サポータータイプ、ベルトタイプなど
・産褥ショーツ(2~3枚)
・ナイト用生理ナプキン(1パック)…念のため
・バスタオル、フェイスタオル(各2~3枚)
・スリッパ(1足)
・箱テッシュ(1箱)
・洗面用具、メイク道具
あったらいい便利グッズとして、
・使い捨てカイロ
・冷えピタ
・ペットボトル用ストロー
などがあります。持ち物には必ず名前を書いておいてくださいね。
これらのものをバッグにひとまとめにして、玄関などの部屋の分かりやすいところに置いておくと安心です♪
病院にいくまで、お家でできる陣痛の逃し方を教えて?
(引用元 http://www.photo-ac.com/)
力いっぱいいきんで早く赤ちゃんを外へ出してあげたいところですが、赤ちゃんの出口となる子宮口が完全に開くまで、ママとしてはもう少しがまんする必要があります。
この「いきんで出したいけど、がまん!」の状態が『陣痛逃し』といわれるものです。
病院へ行くタイミングが来るまで、お家でできる陣痛の逃し方には次のようなものがあります。いろいろ試してみてくださいね♪
・家族にマッサージや指圧をしてもらう。
・抱き枕やクッションを使って楽な姿勢をとる。
・カイロなどで腰や背中を温める。
・にぎりこぶしやテニスボール、ゴルフボールなどで肛門近くを押す。
・呼吸法を取り入れる(ソフロロジー法など)。
・ヨガや瞑想をして、なるべく体の力を抜く。
・好きな音楽などを聴いて気を紛らわす。
陣痛逃しは自分でもできますが、大きなお腹を抱えてはできることに限りがあります。
こんな時には遠慮せずなるべくご家族の方に協力してもらい、ママのストレスを少しでも軽くしましょう。この際パパやご家族にしっかり甘えても大丈夫ですよ(^u^)
何より「小さな赤ちゃんも一生懸命がんばっている!」と愛しく想う気持ちが一番の対処法かも知れません。
まとめ
今回は初めての出産を迎えるママに、一番心配な『前駆陣痛』と『陣痛』についてご紹介いたしました。何となくイメージが沸いてきて、少し不安が取れてきましたか♪
ママと赤ちゃんが二人三脚で行う初の大イベントまで、あともう少し…。
息切れしないよう、リラックスしてパワーを充電しておいてくださいね(●^o^●)
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