「近くが見えにくくなってきた…」と老化を感じてちょっと
悲しくなっている40歳前後の中年の方、「スマホ老眼」
という言葉をご存知ですか？
私も以前より画面を遠ざけないと見えなくなっているのですが、
この言葉を知って「老化ではない？？」とちょっと
喜んでしまいました。
なので、スマホ老眼とはいったいどんなものなのか、詳しく
調べてみることにしました。
Contents
スマホ老眼とは？どんな症状がある？
「老眼」ときくと「老化で近くが見えにくくなる症状」だという
ことはみなさんご存知ですよね？これは加齢により目のピントを
調節する機能が衰えていることが原因で起こる症状です。
ですが、近年この老眼の症状が20～30代の若い世代、
ひどいと子供にも老眼のような症状が出ています。
これはスマホやパソコンなどをよく使う世代ということで
「スマホ老眼」と呼ばれています。
スマホ老眼の原因とは？
人間の目は、遠くを見ているところから近くを見る時、
自然と目の中の水晶体というレンズを膨らませてピントを
調節しにいきます。
スマホを長時間見続けるということは、水晶体を長時間
膨らませた状態にしているということです。
近くにピントが合った状態が長く続くと疲れるのは当然のこと、
遠くを見てもすぐにはピントが合わず、見にくいという
感覚になります。
このようにピント調節機能が緊張した状態が続くと調節力自体が
低下し、近くも見にくくなるという現象が起こります。
その結果、老眼のように近くでもピントが合わせにくくなるわけです。
スマホ老眼の治療方法はあるの？
眼科的治療法をご紹介するとすれば近視の治療で知られている
「レーシック」治療です。
最近では近視だけでなく、老眼の矯正手術も可能になって
いるようです。
ですが、手術となるとちょっと大げさになってしまいますよね。
そこで、眼科医である平松類（ひらまつ るい）先生が紹介
している「1日5分100円メガネをかけるだけで視力を回復」
する方法をご紹介しましょう。
＜用意する物＞
100円ショップでも売っている+2.0度の老眼鏡
◊普段メガネをかけている人はメガネの上から、
コンタクトの人はコンタクトを外さず
そのままの状態で老眼鏡をかけます。
2.5分間1ｍ以上離れた景色やポスターなどを眺めます。
これだけです。
ぼんやりとした状態でボーっと見るだけです。
このボンヤリと焦点があっていない状態が目の筋肉の緊張を
解いてリラックスしている状態であり、この状態を作ることで
ピントを一度リセットするのです。
5分後メガネを外したらクッキリを見えるようになっていることを
実感できるでしょう。
目を使わなくなる寝る前の時間が一番効果的ですね。
１日5分このストレッチを続けることで老眼の症状が和らいで
いくはずです。
スマホ老眼改善法 100円メガネ
まぶたのマッサージも併用するとより効果がＵＰするでしょう。
スマホ老眼の予防・改善法 マッサージ
目にいい食事とは？
成分としては、「アントシアニン」と「ＤＨＡ」です。
これらの成分を多く含んでいる食材を多く摂取すると目に
よいとされています。
視力回復で有名な食材はブルーベリーですね。
ブルーベリーにはアントシアニンが多く含まれています。
ＤＨＡを多く含む食材は「本マグロ」が一番です。
その他「サバ」「サンマ」などの青魚もＤＨＡが多く
含まれています。
青魚の分類ではありませんが「鮭」もＤＨＡが多い食材です。
スマホ老眼にサプリは効果的？
目によいとされている食材があると言っても毎日食べ続けるのは
難しいですよね。
そんな時はサプリメントで補給するというのも一つの方法ではあります。
視力回復によいとされているアントシアニンやルテインを含む
サプリメントもたくさん出ています。
ＤＨＡのサプリメントもたくさんあります。
まとめ
「近くが見にくくなってきた」と悩んでいる人、まずは目の
ストレッチから初めてみてはいかがでしょうか。
ストレッチはスマホ老眼だけでなく加齢による老眼にも効果が
あるとのことだったので、この記事を書いている途中、
家にあった老眼鏡をかけてちょっと試してみましたが、
外した時の視界のクッキリ感は本当にとても爽快なものでした。
私としてもこのストレッチは試す価値ありだと思います。
サプリメントも毎日続けられそうなお値段のものもありますので
併用すれば効果はさらに上がるのではないでしょうか。
みなさんもぜひ試してみてください。
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